氷川 TRPG 研究室

Hikawa TRPG Laboratory

2014/7/13 23:03

ナラティヴTRPG『フォルクロア』

タグ: TRPG 同人

『フォルクロア』は、『ノチェットだより』の「HeroQuest紹介」という記事を読んで、考えて、衝動的に作りたくなって作った作品です。構想2日、執筆1日くらい。

現在は、アルファ版ということで興味ある方にのみ限定公開となっています。 @kilica に「みせて〜」とご連絡ください。

さて、上記の「HeroQuest紹介」ですが、「ナラティヴ」といういささか分かりづらい概念を、とても分かりやすく解説してくれている記事で、興味のある方はぜひ読んでみてください。

一方で、記事を読んで思ったのは、いろいろな意味で「僕には無理かな」というのと、ナラティヴという方向性とHeroQuestにおける実装に対する違和感でした。その違和感や、じゃあどういうシステムなら僕でも遊べるだろうか、と考えていくうちに「ええい、とりあえず作っちゃえ」と作ったのがこの『フォルクロア』です。

まじめに作りこんでいる暇はないので、最低限のコアルールのみ、ということで作り始めたのですが、最初は能力値も簡単な判定ルールもあってゴテゴテとしていました。それでも、多くのシステムよりはさっぱりしたものでしたけど。

そしてアルファ版では、背景設定はもちろん、判定もデータもキャラクタ作成ルールもなし、という大胆なシステムに仕上がったのでした。

え? どういうことでしょうか? ちょっと解説しましょう。

ロールプレイングゲームのシステムは、必ずしも明確に意識されないかもしれませんが、いくつかのレイヤーからなっています。

多くのロールプレイングゲームは、以下のようなレイヤからなります。主には、「背景設定」と「判定体系」「データ」のレイヤです。その上に載っている、シナリオフォーマットとセッション運営手順のレイヤについては明示されているシステムは限られています。また汎用を謳うシステムの場合、「背景設定」レイヤは別途提供されます。

フォルクロア レイヤーシステム

一方、『フォルクロア』は、他のロールプレイングゲームのシステムとは逆で、上の図のようにコアルールでは判定体系、データ、背景設定はコアルールでは提供されません。代わりに、シンプルなセッションの運営手順とシナリオフォーマットが提供されます(厳密には、ごく限定的な判定が「セッション運営手順」のレイヤーに移譲されています)。

そしてもし参加者(特にマスタ)が望むのであれば、世の汎用システムが背景設定レイヤをそうしたように、既存のシステムの判定体系やデータを『フォルクロア』に持ち込むこともできます(なくても遊べます)。

ってな感じのシステムです。

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