ブログ 一覧
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『クトゥルー神話の本』
- 一般 kilica 2007/9/17
- くそーまたクトゥルフ本か,と思いつつ買ったのですが,収録されているカラーの挿絵がなかなかおぞましくて素敵です。
本の中で解説されていた『ダニッチ・ホラー』のDVDもよさげ。微妙な値段だけど欲しいなあ。 こちら で一部を見ることが出来ます。クトゥルー神話の本―恐怖作家ラヴクラフトと暗黒の宇宙神話入門 (NEW SIGHT MOOK Books Esoterica エソテリ)posted with amazlet on 07.09.17
学習研究社 (2007/09)
売り上げランキング: 9789画ニメ H・P・ラヴクラフトのダニッチ・ホラー その他の物語posted with amazlet on 07.09.17video maker(VC/DAS)(D) (2007/08/28)
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『アルカサル 王城』(13)
- 一般 kilica 2007/9/17
- 未完のまま終わってしまうんじゃないかと危惧していましたが,ついに最終巻13巻が発売になりました。13年ぶりらしい。 だいぶん駆け足の構成になっています。ドン・ペドロの最期は分かっているのですが,ロペスやロドリゲスら家臣たちの行く末が気になっていました。その部分もきっちり書かれていて満足です。 物語は全編を通じて裏切りに次ぐ裏切りで,忠実な家臣というのがいかに貴重で得難いものだったかというのがよ〜く分かります。ましてや,それが有能だというのであればなおのことです。アルカサル 13―王城 (13) (プリンセスコミックス)posted with amazlet on 07.09.17青池 保子
秋田書店 (2007/09/14)
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やっぱストーリィなんて要らないじゃん
- 一般 kilica 2007/9/4
- TRPG の話じゃなくて『トランスフォーマー』を観た感想ですよ > Title
先週の金曜日,観てきました。原作とか名前くらいしか知らないんですが,面白かったです。トランスフォーマーが変形するところとか,戦闘シーンの以外の部分は,「ここはどうでも良いところだからねっ」って感じが溢れていたような作りでした。
2年くらいかけて先日読み終わりました。読みにくいというわけではなく,車の中に入れておいてちょっと時間が出来たとき(出張先に早く着きすぎたとか)などにちびちび読んでいたので。 S&M シリーズのくだらない要素ばかり集めたという感じの内容で,面白い。微妙にピントのずらした会話とか好きなんです。なんと続編『ZOKUDAM』が出たのでどうしようか思案中。『ZOKU』は新書版を買ったので,それに合わせて新書で出るまで待つか,待たずに単行本を買ってしまうべきか……。最近 D&D ばかりなのでちょっといろいろな RPG をやってみようかと思った。まずはウォーハンマー,ストームブリンガー辺りから攻めようか。
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『狼と香辛料(V)』
- 一般 kilica 2007/8/9
- TV アニメ化もするみたいですね。5巻の帯に書いてあるんですが,妙にさわやかなアニメのホロが載っています。この絵だと小悪魔的なところがうかがえないぞ。 http://www.spicy-wolf.com/(注:8/10オープンだそうです)狼と香辛料 5 (5) (電撃文庫 は 8-5)posted with amazlet on 07.08.09支倉 凍砂
メディアワークス (2007/08)
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サイエンスワールド #8, #9
- 一般 kilica 2007/8/3
- HDDが一杯になったので部屋の片づけをしながら見ました。なので,とびとび。 #8 はピラミッド建造について。建築方法,技術,従事した人々など。 #9 は銃器について。拳銃,散弾銃,ライフルなどいろいろ。拳銃だと心臓を打ち抜かれても20秒くらいは脳に酸素があるので反撃できる(こともある)といった銃の種類,弾丸の種類別の破壊力についてとか,自動追尾式の弾丸(まだ開発中)とか,100m以上の射程を持つ散弾銃とか。
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『Fate/Zero(3) 散りゆく者たち』
- 一般 kilica 2007/7/29
- ライダーの宝具の「ST判定に失敗すると追加ダメージが」とか見ると,う?む。フェイト/ゼロ(3)散りゆく者たちposted with kilicalet on 07.05.03虚淵玄
TYPE-MOON Boks (2006/12/29)
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『妖怪ハンター』
- 一般 kilica 2007/7/22
- 久々に Labo に書こうと思ったんですが,再び PC が起動しなくなったので読んだ物の紹介でも。新 PC は CPU ファンが回らないし orz
実はこの人の漫画を読むのはこれが初めて。異様な迫力がありますね。 特に地の巻は話の展開はラヴクラフトのそれを色濃く受け継いでいます。まあ僕はその恐るべき文体の前に挫折したのであまり当てにはなりませんが,そう感じました。 てっきり秋田書店辺りだろうと思っていたのですが,最初は週刊少年ジャンプで掲載されていたんですね。ちょっとびっくり。妖怪ハンター (水の巻)posted with amazlet on 07.07.22諸星 大二郎
集英社 (2005/12/13)
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『銃夢(10)』『F.S.S Designs (2)』
- 一般 kilica 2007/7/20
- スーパーノヴァは何かに似ているなあ?と思ったのですが,リュークでした。銃夢Last Order 10 (10) (ヤングジャンプコミックス)posted with amazlet on 07.07.20木城 ゆきと
集英社 (2007/07/19)本編ま?だ??(笑)。あと2年は待たされそうです。F.S.S.DESIGNS 2―MAMORU NAGANO’S (2)posted with amazlet on 07.07.20永野 護
角川書店 (2007/07)
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Short Circuit II
- 一般 kilica 2007/7/6
- I よりだいぶおとなしい感じがします。 最近はこの類の曲もたくさんあり,やはり I の時ほどのインパクトはありませんでした(とはいっても気に入った曲もたくさんありました)。SHORT CIRCUIT II(DVD付)posted with amazlet on 07.07.06I've (2007/06/22)
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『蜘蛛の巣』
- 一般 kilica 2007/6/22
- 前にも紹介しましたが,7世紀のアイルランドという,中世の中でも地理的にも時代的にもマイナな設定のミステリィです。ようやく読み終わりました(時間がかかったわけではなく長らく積ん読状態だったんですが)。
「修道女フィデルマシリーズ」の翻訳第1巻ですが,原書では5巻目にあたるとか。
「修道女」とありますが,この主人公,いろいろな肩書きを持ち,物語の中では修道女としての行動は少なく,もっぱら高位の法律家(裁判官であり弁護士)として活躍します。中世ヨーロッパを舞台にしたミステリィというと「カドフェルシリーズ」や『薔薇の名前』が有名で,どちらも渋?いおじさん(お爺さん)が主役を張っていますが,本書はお婆さん,ではなく若く美貌の女性,しかも高位法官であり修道女であり,さらに王女でもあるという非常に派手な肩書きを持つ女性が主人公です。もう10歳年下になっていたらライトノベルといっても通じる設定です。
ミステリィ的な部分は,古典的と呼ぶべきか,西へ東へ走り回ってこつこつ手がかりを集め,真相にじわりじわりと近づいていきます。太古のアドベンチャーゲームみたいな進行。
主人公が法律家だけあって,当時のアイルランドの法律(ブレホン法)が度々引き合いに出され,ちょっとしたブレホン法の入門書みたいなんですけど,これがまたびっくりするほど近代法的な精神を持った法律です。著者は高名なアイルランド史家だそうなので,実際そういう法律だったんでしょうねぇ。
ピーター・トレメイン 甲斐 萬里江
東京創元社 (2006/10/24)
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『当世白浪気質(1)』
- 一般 kilica 2007/6/17
- 終戦直後の日本を舞台にチンピラ風の青年と彼が助け出した田舎のお嬢様の,まあだいたい泥棒とかヤクザなお話で,まあまあ面白いんですが,微妙に「当時にしちゃあ?」というものが混ざっているような。
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『百鬼夜行抄(9)』
- 一般 kilica 2007/6/17
- 民話や昔話をベースにした怪談,なんだけどユーモラスな話やほっとする話なども混ざっていて不思議な漫画です。 本巻は珍しく全巻からのストーリィを引き継いでいて,しばらく思い出せなかった(^ ^;) 流石にそろそろ慣れてきたか,展開が読めますね。
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狼と香辛料 漫画連載決定
- 一般 kilica 2007/5/31
- 今のところ読んでいる数少ないライトノベルの一つ,『狼と香辛料』の漫画が『電撃マ王』で9月末発売の分から連載開始になるそうです。
画は小梅けいとさんで,(リアルな世界の方の)『くじびきアンバランス』とか描いてる人ですよね。
キャラクタの方はいいと思いますが,背景,特に建物とか書き込まれるのかなあ。
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『幻影博覧会』(2)
- 一般 kilica 2007/3/25
- 大正時代を舞台にしたミステリィっぽい漫画。主人公は探偵ですし殺人事件が起きたりで道具立てはミステリィなんですが,あまりミステリィって感じではありませんね。『マスターキートン』くらいかな。 それより,その,ノスタルジックな雰囲気がたまらなく良いです。建物とか町並みとか,着ている服とか。
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『エマ』(8)
- 一般 kilica 2007/3/25
- 元祖(?)メイド漫画。メインストーリィは7巻で完結して,この巻以降は外伝になります。外伝といっても,これ単独でも完成された作品に仕上がっています。お話を組み立てるのが本当に上手いです。ビームコミックス エマ 8巻(通常版)posted with amazlet on 07.03.25森 薫
エンターブレイン (2007/03/26)
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Fate/stay night
- 一般 kilica 2007/2/11
- 今更ながら,録ってあったのを見ました。というか,ずーっと流していた。 見終わった後,Unlimited Blade Works をやり直したくなりましたが我慢。 話の流れはだいたいゲーム版に忠実ですが,やっぱりオリジナルのゲームの方が面白いわけで,アニメから入ってしまった人はかわいそうだなあと思います。一生やる機会がないなら良いですけどね。 見終わってさっぱり消したので,ちょっと HDD に余裕が出来ました。
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『進化しすぎた脳』
- 一般 kilica 2007/1/21
- 脳科学研究者が高校生に講義した内容を収録しており,分かり易く面白い。受講者(高校生)がときどき質問をはさむのですが,素人なので,とても基本的で根源的な,つまり答えるのが難しそうな質問が飛び出してきて,これがまた面白い。進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線posted with amazlet on 07.01.21池谷 裕二 長崎 訓子
朝日出版社
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研究室書庫オープン
- 一般 kilica 2006/11/18
- 久々に研究室に追加。 といっても,amazon.co.jp が始めた新しいサービス,「インスタントストア」で作ったページを埋め込んだだけです(^ ^;)。 ここで買うと僕にアフィリエイトが転がり込むのですが,アフィリエイト狙いというよりも僕のプロフィールの一部で,「こんな本を気に入っています」という自己紹介が目的です。なので,ここで買うよりは皆さんの街の本屋さんで買ってあげてください。他のインスタントストアで買うならここで買ってください(笑)
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『蜘蛛の巣』
- 一般 kilica 2006/10/27
- 7世紀アイルランドと言うこれまたマイナな時代と場所を舞台にしたミステリィです。まだ未読。 当時のまとまった文書資料というとベーダくらい? 調べて書くのは大変そうです。 中世を舞台にしたミステリィはほとんど探偵役が修道士ですが,本書も同様です。ただし女性(修道女)です。 欧米では人気のシリーズらしく,日本でも続刊が予定されているので楽しみです。
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『チェーザレ』
- 一般 kilica 2006/10/27
- 15世紀イタリアを舞台にした漫画です。主人公はチェーザレ=ボルジア。 人物の書き方が上手く,主人公チェーザレの魅力はもちろん,その父親たちの怪物っぷり,ロレンツォ=デ=メディチ,コロンブス,レオナルド=ダ=ヴィンチといった同時代の有名人などの存在感もたっぷり描かれています。 物語を書くに当たって相当調査されているようで,そういった点でも読み応えがあります。 今のところピサが主舞台ですが,所々に懐かしい風景が見えます。また行きたいですね。不定期連載なので,今のペースで行くといつまでかかるか…。