氷川 TRPG 研究室

Hikawa TRPG Laboratory

第1回(?)同人TRPGミーティング

TRPG kilica 2017/2/12

2/11(土)武蔵浦和で開催された同人TRPGデザイナーミーティング に参加してきました。

あちこちで雪が降っていてたどり着けるか不安でしたが、なんとか新幹線も30分遅れで出発したので、ぎりぎりですが会場入り。

各6人のテーブル6卓があり、空いているところに適当に座ったのですが Aniki さんがいらっしゃってちょっと安心。あと、『精霊戦記』を作る時にレイアウトなどを参考にした『カルカミ』の潮屋さんもお隣でした。聞いたら、印刷関係のお仕事だそうでやはりプロの仕業でした。残り3名は現在制作中の若手、いかひこさん、だめこさん、じぃくさんでした。

その他のテーブルでは、スカイノーツ、大石油王、ガラコなど、錚々たるシステム制作者の皆さんが参加されていました。そしてみんな若い(笑)。

人見知りなので知らない人たちの中に入りづらいのですが、幸い『TRPGシナリオ作成大全』の知名度のお陰で「ああ、あの」と分かってくれて助かりました ^ ^

それぞれテーブルごとに(1)良いルール(ブック)とは? (2)ランダマイザ、ルールはどこから作る? (3)システムのステートチャート作成 の3つのテーマについて話し合ってました。

(1)は、立ち止まって手に取ってもらうには表紙は大事だよね、とか

(2)は、入手性の問題で2d6を使う人が多い。それから、世界観から作ってる、という方がわりといました。『精霊戦記』は完全にシステムから作っていて、世界観は取ってつけたようなものになってしまっているのでどうにかしたいところです。システムも、ベースはサイコロフィクションにしていて、サイコロフィクションを知っている方であれば判定のルールを覚えなくて良い、ということで採用しました。判定体系自体には独自性はないので交換可能です。

(3)は、同人TRPGを売る時に、買う方がぱっと見で判断できるような評価項目を考えてみよう、という試み。僕なら、

  • 世界観(ほのぼの/ハード)
  • システム(単純/複雑)
  • 方向性(ストーリィ/ゲーム性)
  • キャラクタ(日常/ヒロイック)

ですが、どうでしょうか。

その他、皆さんの頒布部数とか、いろいろ裏話も伺ってきました。また今年後半にも開かれそうなので、都合がついたら参加したいですね。

コミックマーケット91(その他)

一般 kilica 2017/1/1

この冬もコミックマーケットに参加してきました。

今年は3日とも暖かく、特に3日目は風も殆どなかったので楽でした。

今回は、主にサークルチェックを Circle Map という iPad アプリを使ってやりました。今のところ、iPad 専用のようです。これが、超優れもののアプリで、今まで欲しかった機能が全て網羅されていました。つまり、

  • 全サークル情報を簡単に取り込めてネット接続無しで見れる(要 circle.ms 有料会員)
  • PCでやっていたサークルチェックを簡単にインポート/エクスポートできる
  • チェックしたサークルの情報をマップ上で簡単に見れて、余白などに自由に配置できる
  • マップを紙に印刷できる(.png 出力)
です。

宿泊

今まで使っていたホテルが潰れてしまい、今回、 弓路さんに教えていただいた大井町の新しいホテルを使ってみました。これが、超便利。というか、気づいていなかったけど今までの泊まり先は実は不便だったというのに気づきました。ホテルの建物の中にコンビニはもちろん、ドラッグストア、カフェ、レストラン街、100円ショップと一通りのものが揃っており、スーパー銭湯まであります。駅も隣だし、値段も安めのビジネスホテルといったところです。強いて言えばベッドがあまり大きくなくいまいち。

スーパー銭湯も、宿泊者は400円で利用できるので大変いいのですが、人気すぎて激混み。コインロッカーが全部埋まるくらいの混雑ぶりです。なのであまり当てにはできなさそうです。

朝食は1000円のビュッフェがあり、3日目の朝に利用してみましたが、まあ悪くないかな、という所。野菜がしっかり食べられるのとカレーが具たくさんで美味しいのは良かったです。一方、メインとなるおかずがソーセージと魚くらいしか無いのはちょっとさみしい。でもまあ朝食なのでそれでもいいかも。

買った本の感想

Twitter の Moment を御覧ください。概ね買いたいと思った本は買えたような気がします。買い過ぎなくらい。

コミックマーケット91(サークル参加)

TRPG kilica 2017/1/1

 コミックマーケット91にサークル「氷川TRPG研究室」で参加してきました。

今回は新刊がオリジナルTRPG『精霊戦記』で、いつもの『TRPGシナリオ作成大全』は既刊のみでした。

『精霊戦記』は5年くらい前から作りたいなあと思っていたのですが、本格的に着手したのは1年ほど前だったかな。『大全』シリーズの方で手一杯だったので、なかなか出せませんでした。情報を集めてからPCの能力を決める精霊召喚のシステム(作戦級TRPGと呼称)、シナリオをトランプのサブセットで表すシナリオデッキなど、新しい試みを幾つかしています。徐々に育てていけたらなあと思います。よろしくお願いします。

前回、前々回と申し込みを忘れてた駐車場も今回は申込みをして使うことができました。やはり搬入が楽。搬出のときも、クロネコヤマトのあまりの行列(たぶん1時間くらい)に途中で諦めて段ボール箱を持ち帰ることができたのも車あってのことでした。

頒布実績

  • TRPGシナリオ作成大全1 *30
  • TRPGシナリオ作成大全2 *32
  • TRPGシナリオ作成大全3 *17
  • TRPGシナリオ作成大全4 *16
  • TRPGシナリオ作成大全5 *6
  • TRPGシナリオ作成大全6 *55
  • TRPGシナリオ作成大全7 *20
  • TRPGシナリオ作成の道具箱 *25
  • ダンジョンシナリオ作成講座 *25
  • 精霊戦記 *70くらい

でした。既刊もまあよく売れたと思うのですが、徐々にですが少なくなってきてはいます。まあそもそも4年も前に発行したのが30冊も売れるのがびっくりです。

感想

  • Vol.6(クトゥルフ特集)と Vol.2(入門向け)がよく売れる、特にセットで売れる。クトゥルフを中心に新規参入者が結構いると考えられる。
  • 『ダンジョン』と『道具箱』も安いからかよく売れる。『道具箱』は初心者向け、とは言い難いのですが、意外とよく売れます。
  • 全部セット(8−10冊)で買っていく人も数名いる。凄い重そうで申し訳ない。
  • 3, 4, 7 はあまり売れない。ウリ文句も難しい。
  • 『精霊戦記』はまあ健闘。予想のど真ん中くらい。
  • もう並べるスペースが限界。次回は「既刊コーナー」を作ったり「ぱかっとラック」を使うなどして、かつ既刊の持ち込み数を半分くらいに減らす必要ありかな。特に今回がそうだったんだけど、新刊が目立たない。

事前宣伝

新刊の宣伝は Twitter と「どどんとふ公式サーバ」のバナー広告(当サークルはどどんとふ公式サーバ様のスポンサーとして支援させていただいています)を使って行いましたが、Twitter ではリツイートなどがあまり伸びなくて手応えがない感じでした。まあフォロワー数はさほど多くないので仕方ないかな、と。もうちょっと交友関係を増やすべきですね。

売り子

最近ずっとお願いしているたいたい竹流さん(@torgtaitai)にお願いしました。皆様御存知、どどんとふの開発者、超有名人です。差し入れも、竹流さん(かその奥様)宛のものが多かった(笑)。軽妙なトークで次々と売ってくれますし、海外旅行で鍛えているので英語対応も可能。もう一人は昔から仲良くしていただいているトラトラさんという鉄壁の布陣です。当サークルのタペストリも描いていただきました。

打ち上げ

丸の内の La Boucherie et Vans というお店で売り子さん及びよくご一緒するサークルの皆様と盛り上がりました。肉、うまし。

InDesign で自動組版スクリプト

TRPG kilica 2016/12/4

以前(結構前)、Pandoc を使った Markdown を InDesign に変換して使う方法をご紹介しました。この方法で、エディタ(ぼくの場合は atom)を使って markdown で記述して InDesign に取り込んで表示を確認、というのを繰り返してTRPGのルールブック『精霊戦記』を開発してきました。

しかし、この方法では対応しきれない箇所が出てきました。それは、呪文のように同じようなフォーマットが繰り返し出てくるタイプのレイアウトです。markdown の表現は限られていますので、ちょっと凝ったレイアウトだと対応できません。

こんなの。

で、どうすればいいかなーといろいろ調べた所、結局、JavaScript で自動化するのが一番良さそう、という結論になりました。参考にしたのは、次の二つのサイト。

大きな方針としては以下のとおりです。

  • InDesign にテキストフレームを配置し、流し込むデータのID(任意)を書いておく
  • InDesign の「スクリプト」機能で、JavaScript(.jsx)を記述
  • データを JSON で記述
  • .jsx ファイルをパネルからダブルクリックで実行して、テキストフレームのIDとJSONの中身を置換

InDesign にテキストフレームを配置し、流し込むデータのIDを書いておく

あまりスマートではない気がしますが(笑)、流し込む先のフレームを以下のように用意しておきます。

「Pow_Sylph_t_4」とかいう文字列が ID で、テキストフレームに直書きしています。これは後述の JSON ファイルのデータ構造に対応しています。僕が勝手につけていますが、意味合いとしてはPow(Power/呪文)、Sylph(風の精霊シルフの)、t(呪文名)、4(リストの中の5番目の呪文。0から数える決まりなので、「0」が1番目、「4」が5番目になります)です。

InDesign の「スクリプト」機能で、JavaScript を記述

InDesign で JavaScript をどこに書くかは、さきほどご紹介したサイトを御覧ください。

スクリプトはこちらをご覧ください。

Javascript for To InDesign Text Frame from JSON

データを JSON で記述

JSON ファイルも、単なるテキストファイルですので、エディタ(Atom など)で書いてやればOKです。JSONファイルの置き場所は先程の jsx スクリプトの
filepath = "/Users/kilica/6-1-Powers.json";
の行で指定した場所、ファイル名にします(お使いの環境に合わせて適当に書き換えてください。書き方は、やはり先程のサイトを参考に)。
{
    "Sylph" : [
        {
            "l" : "L",
            "t" : "稲妻",
            "r" : "遠隔(10エリア内)",
            "d" : "瞬間",
            "a" : "3本 / 6本 / 9本",
            "c" : "@効果 : 1d6 + 【2】 (雷のダメージ)\n稲妻を放ち対象に電撃のダメージを与えます。稲妻は、異なる対象に向けることも、同じ対象に向けることもできます。",
            "act" : "2",
        },
        {
            "l" : "1",
            "t" : "風の守り",
            "r" : "使役者",
            "d" : "2時間",
            "a" : "使役者",
            "c" : "@効果 : 10\n使役者を取り巻く風により、飛び道具から身を護ります。遠隔攻撃に対する装甲10を持ちます。\n同時に、ガスや煙、霧、虫を吹き飛ばすことができます。",
            "act" : "2",
        }
    ]
}

これだけを用意し、InDesign のスクリプトパネルから作った .jsx ファイルを呼び出すと、JSON ファイルに記述した内容が InDesign のテキストフレームのIDと置換されていきます。

JSON とスクリプトは、テキストフレームの構造に合わせて書き換える必要があります。作っていてちょっと引っかかったのは、

  • ページに配置したテキストフレームは通常、app.activeDocument.pages の textFrames プロパティにセットされているが、テキストフレームをグループ化すると、groups プロパティの中の textFrames プロパティに移動する。
  • 同じく、テキストフレームの中にテキストフレームを配置すると、textFrames プロパティの中の textFrames プロパティに移動する。
  • IDがオーバーセットテキストで隠れてしまうと、隠れた部分の値が取得できずにスクリプトが動作しない

でした。

コミックマーケット90

TRPG kilica 2016/8/15

コミックマーケット90も出展してきました。新刊は『TRPGシナリオ作成大全7』。その他、既刊をひと通り持って行きました。

ところが今回は、大きな試練が。前日の夕方、見慣れぬ電話番号から電話がかかってきて、客先だったらやだなーどうしようかなーと思いつつもとってみると、売り子をお願いしていたたいたい竹流さんから。竹流さんは確かフランスを始めとしたヨーロッパ旅行に行っていてその日、日本に帰って来る予定のはず。普通はTwitterで連絡が来るので、微妙に嫌な予感がしたのですが、大雨で飛行機が欠航になって明日、サークル参加に間に合いそうにない、という連絡でした orz

しかもまずいことに、竹流さんがチケット2枚を持っていて、もう一人の売り子さんにそのチケットが渡ってないヽ(=´▽`=)ノ

ということで、最悪、一人で売り子しなければなりません。処理能力的にも体力的にも難易度高すぎます。とりあえず、もう一人の売り子さんとなんとか連絡をとって、当日朝、一般入場の列に並んでいただくことに。申し訳ない……。あとはちょっとでも体力をつけるため、21時頃には就寝。

翌朝は、サークル開場してまもなくの7時過ぎには会場入りして設営を開始。いつもは8時頃からなんですが、設営はチケットを持っている僕一人なので時間がありません。がらんとした会場でしたが、今回隣になった神谷涼先生はすでに来ていて設営を始めていました。そう、もう片方の隣はなめくじたべぞうさんで、両方共オリジナルシステムで場違い感があるのですが、多分サークルカットに「オリジナルシステム出るかも」って書いたのが評価されてしまったんではないかと。

幸いにして設営も時間内に終わり、10:00を迎えることが出来ました。さらに並んでくれていた売り子さんも開場後15分程度で駆けつけてくれて買い物にまで行けました。正直、今回は買い物は完全に諦めていましたのでこれは嬉しかった。

ご覧のとおり机の上は完全に埋まっていて、次回からは机の上に載せるのを一部諦める必要があるでしょう。

さて肝心の売れ行きですが、新刊はごく平均的に140冊程度でした。160冊持ち込んだので、ほぼ読み通り。

既刊は、全部で200冊ほど。3, 4巻が少々余りました。

傾向としては、入門向けのを求めてくる方が多く、よく捌けました(2巻と『ダンジョンシナリオ作成講座』)。

3, 4巻は少々売れ行きが悪い。個人的には4巻は一番面白いと思うのですが、テーマを設定していないため売りづらいんですよね(あとマニアックだし)。9冊もあるとどれを買うべきか聞かれる方が多いのですが、売り文句を付けづらい巻はなかなか売れません。ただ、14時頃から売れ行きがちょっと良くなってきて、これはおそらく、14時を過ぎた頃には売り切れの巻がいくつか出てきたので相対的に目につきやすくなったからかな、と思います。

5巻は、もともと売れないだろうと思って5冊しか持って行かなかった(笑)のですが、意外と売れて一番最初になくなりました。まあ9冊全巻購入という想定外の強者が数名いたのも原因ですが。もう少し持っていけばよかったのですが、これ、他の巻の2.5倍くらいの厚さがあるので、非常にかさばるんですよね ^ ^;;

6巻はまあコンスタントに売れました。クトゥルフやはり強い。

15:30頃に撤収の準備をはじめたところで、じゃじゃーん、ついにたいたい竹流さんが登場! 羽田から直行で駆けつけてくれて、片付けを手伝ってくれました。

撤収して、18:30から、品川駅のメキシコ料理店エル・カリエンテで打ち上げ。今回は、執筆者の一人、はるをさん一派が5名で参加してくれたため、全部で12名の非常に賑やかな打ち上げになりました。メキシコ料理専門店は初めてだったのですが、美味しい上に安い。全員分払おうかなーと思っていたのですが、はるをさんのところのゲスト4名が自分の分は自分で払うと強硬に主張したため、出していただきました。ありがとうございます。その分は、どどんとふ公式サーバあたりへの寄付をさせていただこうかと思います m(__)m

さて、次号『TRPGシナリオ作成大全8』ですが、今回サークル参加してみて強く感じたのが、新しい人が増えている、ということでしたので、再度、入門向けをテーマにしてみようかと考えています。その他、「こんなテーマが良いんじゃないか」というのがありましたら、ご連絡ください ^ ^
あと、「9 」以降になるかとは思いますが、「地図」「キャンペーン」をテーマにした巻も出したいなと考えていますので、ぜひご寄稿ご検討くださいませ m(__)m

冬コミ 購入物

TRPG kilica 2016/1/10

冬コミで買ってきたほんの一部です。

FT書房『盗賊剣士

雰囲気、イラスト、そしてタイトルと、ファイティングファンタジーシリーズを彷彿とさせます。街中のポイントを自由に回って情報収集を行えるなど工夫がなされてます。 

怪作戦『愛知妖怪画談 第四巻 八面鬼・長田蟹

京極夏彦とか好きな人ならとても気にいると思います。 

Circle's Square『処女作、集めました

26サークルに取材して、初めて作った同人誌と数年後の最新作を比較した同人誌。それに比べて、なんというか、我がサークルは代り映えしない。

この本自体、とても美しくデザインされています。

神話空想#1

「充実した神話づくりライフのための総合マガジン」フリーランスの錬金術士の方だそうです。

遠すぎる未来団『RPG大暗黒の神話

いわゆるTRPGの「冬の時代」について検証した本だけど、自分の印象を述べるだけに終わらずきちんと検証を試みている所が素晴らしく、ちょっと読むつもりでめくったのに一気に読み終えてしまいました

ギルマンハウス『図説 邪神浮世草子 二

クトゥルフに登場する怪物たちを、江戸時代の妖怪絵みたいに描いたフルカラーの楽しい本です。

side role『ダディーズ&ドーターズ 7

かつてTRPGを遊んでいた連中も家庭を持ち落ち着いた、と思いきやその娘達が中学でTRPGを遊ぶように……というTRPG漫画。ようやくセッションに突入しました。面白い。

同人誌の宣伝方法について思いつくままに

TRPG kilica 2016/1/10

同人ゲーム宣伝で売上を増やす方法検討と試してダメだった事 - 相殺する幸福と不

幸の末路

宣伝って難しい。個人的には苦手です。それっぽいことを試みたことはあるし、それなりに上手く言った気もしますが、例えばこのサークルさんの宣伝活動をやってみろ、と言われても成功する自信が全くありません。自分のサークルでも、もう一回やってみろと言われても難しい気がします。

ソーシャルメディアを介して爆発的な宣伝効果が生じることもありますが、ふつうはそれを期待できないので、地道にコツコツと宣伝を積み上げていくことになります。

主要ターゲットを定める

ターゲットを定めるのは、マーケティングの基本ではないでしょうか。ターゲットによって、どんな宣伝方法、表現が効果的かというのは変わってくるものです。宣伝方法や表現に迷った時、ターゲットが定まっていないと行き当たりばったりの選択をすることになり、仮説を立てて改善していくことが難しくなります。

じゃあどうやってターゲットを測るかですが、すでに作品を出している方であれば、どういう人が買ってくれたか(そしてどこが好評だったか)を調べ、それを足がかりにするのが一番簡単でしょう(といってもそれも簡単ではない)。できれば、感想を書いてくれている方を探して勇気を出してコンタクトをとりましょう。

聞くべきポイントは、どこでこの作品を知ったのか、そして(他のサークルの作品ではなく)なぜ自分の作品を買おうと思ったのか、という点です。

首尾よくどこが好評だったかをつかめたら、それを宣伝文句・表現に取り入れます。

どんな人が買ってくれたかがつかめたら、同じような人に売れる可能性は(他に比べれば)高いです。そういった人が、どこで、どうやって情報を集めているかを想定しながら、宣伝場所や表現方法を考えます。

ちなみに、買ってくれた人にヒアリングしたりTwitterを分析してみても、一発で「ここでこういう宣伝すればいいんだ」と正解にたどり着くことはないと思います。仮説を立ててやってみて結果を見て、の繰り返しになるでしょう。

ジャンルの情報発信者を利用する

ある程度の規模のジャンルであれば、だいたいそのジャンル全体にアンテナを伸ばして情報を集め、大きな声で発信している人がいるものです。そういう人にコンタクトして、自分の作品を売り込んだり送ったりして評価してもらいます。評価されなかった場合はダメなのは宣伝方法ではなくて作品自体がアレだったと思って作品を磨く方に注力します。

TRPG関係で言えば、ぼくもたぐっちゃんさんやRoCさんに大変助けられています。ありがとうございます。

ライバルを分析する

上手くやっているライバルがどんな宣伝をしているのか、自分の所との違いは何なのかを比べてみます。ライバルと目していても交流のあるサークルさんであれば直接聞いてみても良いと思います。べらべらと自慢話を喋ってくれるかもしれません。

ちなみに比較するポイントは、


  • ホームページ・ブログ
  • ソーシャルメディア(Twitter, Facebook, LINE, mixi, 掲示板 etc.)
  • リアルな付き合い
  • サークルカット
  • 設営方法、表紙、POP、ポスター
  • 接客・手にとってくれた人への説明内容

などです。これも仮説/検証が必要になるでしょう。

セールスポイントを適切に表現する

ラノベゲーとか、たくさんのサークルがひしめいているジャンルでは差別化が大変そうですね。TRPGだと、リプレイもそうなんじゃないでしょうか。

差別化というと、作品にユニークで新規なことを求められていて自分の作品にはそこまでの新しい点はないし、……と思うかもしれませんが、ユニークで新規でなくとも、作品の差別化は謳えます。実用品と違って「一つあればもういらない」というわけではなく、「似たような傾向の作品をもっと読みたい」と思う人がたくさんいるからです。そういう人が知りたいのは「見たこともないような作品かどうか」ではなく、「自分の好きな傾向の作品なのか?」ということです。ですので、一つには自分の作品がどういう作品で、何が売りなのかが伝わる宣伝でなければなりません。

とはいえ、例えばクトゥルフのリプレイが10サークル出ていたら、全部買っていくという人は稀で財布と相談しながらそのうちの数サークルを買うという人が多いでしょう。選ばれる数サークルに残るには、「他のサークルとは違う点」を訴えられなければなりません。ここで全員に買ってもらえるような宣伝文句(「すごい」とか「感動の」といった抽象的な表現)を使うと、全員を逃すことになります。「半分以上の人には見向きもされないけど、数割の人にバッチリ訴えかける」ようなニッチで具体的な表現をさがしましょう。

一つの要素で差別化できなければ、複数の要素を組み合わせてユニークになるようにして差別化しましょう。例えば、クトゥルフで「古代の魔術師が復活して何かを企む話」も、「天才美少女が活躍する話」もたくさんある(?)と思いますが、2つを合わせて「太古の天才魔術師 VS 現代の天才女子高校生 無名祭祀書をめぐる戦い」みたいに組み合わせるとぐっと限られてきます(え?そんなのばっか?)。

作品とは別のところで注目を受ける

冒頭に取り上げたサークルさんは今回、狙ったかどうかは分かりませんがこれを上手くやっているように思います。作品自体の宣伝が難しければ、それ以外のところで注目を集めて、宣伝したい作品に導線を上手くつなげてやります。客寄せパンダ的なコンテンツを作るわけです。

ハウツーものは比較的効果を見込めます。あとは流行りもの(艦これとかラブライブとか?)。

2016年やりたいことあれこれ

TRPG kilica 2016/1/3

今年はこんなことをやりたいなーと考えています。

TRPGシナリオ作成大全

引き続き発行していきますが、今年は1冊だけかもしれません。原稿の集まり次第で。

とりあえず次は、自作シナリオの解説を集めてみたいなあと思っています。ここ最近、コミケではシナリオ(集)タイプの同人誌が多く売られています。それもかなり高レベルで、多様なシナリオが見られます。こうしたシナリオには、作成者のシナリオ作成のノウハウ、苦労が詰まっているものです。

1から10まで全部メイキングを書くと相当な分量になってしまうと思いますので、「特にアピールしたいポイント」に絞って書いていただくことになると思います(全部書きたい人は是非お願いしたいですが)。

  • 他のシナリオにはなかなか無いこのシナリオの独自のアピールポイント
    • プロット・ストーリィ
    • 徐々に秘密が明らかになり、終盤に向けての計算された盛り上がり
    • PCたちが自然と活躍できるよう設計されたシナリオの隙
    • PCたちの行動によって柔軟に展開が変化するシナリオ構造
    • 派手でスリリングで綱渡りのような展開に見せかけながら、実は安定して回せるシナリオに仕上がっている
    • 魅力的な謎・秘密・入念な調査に基づく背景設定・ギミック
    • 雰囲気たっぷりの描写・NPC・セリフ・イラスト
    • シナリオの記法・レイアウト
  • どのような手順でこのシナリオを作ったか
  • 最初のアイディアから大きく変更した点。また何故変更したか
  • シナリオ作成時に苦労した点と、それをどのように解決したか
  • などなど

ただ実際のシナリオを参照しながらでないと、読者が十分にシナリオを理解・評価できないでしょうから、イベント・ショップ、あるいはウェブサイトなどで入手可能なシナリオに限られます。そこがこの企画の第一の難点ですね(もう一つの難点は、多分皆さん多忙なので書いてくれる人が果たしているかという問題です)。

「書いてもいいかな」という方がいらっしゃいましたら、@kilica までぜひぜひご連絡ください。

あと、Vol.5、Vol.6と特殊なテーマが続きましたので、上記テーマに縛られないシナリオ作成一般の記事も募集します。半々くらいの割合で掲載できるといいかなあと考えています。

オリジナルシステム

召喚をテーマにしたシステムを去年から作成中です。今年こそは出したいし、かろうじてプレイできるくらいまではできているので、多分出せるはず。同人誌にするか、ウェブで公開するかは未定です。両方かな?

今のところ背景設定とイラストは全く無いので、作ってくれる人募集中です。システム部分も、興味ある人がいましたらお気軽にご連絡ください。一緒に作りませう。

ホームページ

デザインなど古くなってきているので、リニューアルしたい。

開発

ここ数年お休みしていたけど、再開予定。

自転車

去年はあまり乗れなかったので、もっと乗るようにしたいですね。新しい自転車も欲しいけど、まあそのうち。

冬コミ(2015冬 C89)レポート

TRPG kilica 2016/1/2

C89も参加してきました。今年は暖かく、並んでいても手袋無しで iPad を見ていられるくらい。特にサークル参加した2日目は配置の関係(風が通らない)もあって2枚着ているだけでちょっと暑いくらい。夏だと辛そうですが、冬は楽ですね。

今回はあまり早くから並ぶのはやめて、ホテルで朝食を食べてから会場へ出発。1日目は西側の橋のあたりに並んだので、入場はいつごろになるかなあと思っていたのですが、会場前には建物の中に入れていました。3日目も同じあたりでしたが、建物の手前くらいまで進んで、10:15頃には建物の中に。十分速いですね。

2日目はサークル参加。お手伝いいただいた売り子さんは、「TRPGのある風景」の榊原遥子さんと、どどんとふ開発者のたいたい竹流さんという、超豪華メンバー。新刊は『TRPGシナリオ作成大全 Vol. 6』。クトゥルフ神話TRPGの特集(クトゥルフのシナリオの作り方・コツ)にしたら、クトゥルフサークルの一員とみなされたようで壁に配置されました >_< 右も左も、ガチクトゥルフなサークルさんたちです。

壁は、人の流れが悪そうで避けたいのですが、今回に限ればクトゥルフな人たちがたくさん来てくれると期待できるので大丈夫かなと思っていただのですが、果たして沢山の人が来てくれました。さらに、壁なのでバックヤードが広く、安心して在庫を持っていくことができました。

おかげさまで新刊は好評で予想を2割ほど上回わり、普段の1.5倍くらい売れました。そして既刊も、それぞれ40冊ほど持って行ったのですがほぼ完売。依然として、1, 2, 3 巻がよく売れます。1-6まで、まとめて買っていってくれた方もいらっしゃいました。新しく始める方が多いということでしょうか。嬉しいですね。ただなかなか絶版にできない。

サークルの方は絶好調でしたが、買い物の方は忙しくてあまり回れませんでした。いつも買っているサークルさんの本はだいたい買えたのですが、新しいサークルさんのところをじっくり回ることはできず、買えていません。残念。

終了後は、東京駅の「ヴィラ・ビアンキ」で執筆者の皆さんやお手伝いいただいた方と一緒に打ち上げ。美味しいし、たくさん出てきますし、結構お腹いっぱいになりました。そしてたいたい竹流さんを中心に、夏コミに向けておろかな企画が持ち上がってきて爆笑してました。実現するといいのですが(笑)。

というわけで、今回も大変楽しいコミケでした。夏も参加する予定ですので、よろしくお願い致します。

冬コミ(C89)

TRPG kilica 2015/12/18

あちこちで書いていますが、いちおうメインブログのこちらでも冬コミの参加情報を。

今回も、「氷川TRPG研究室」で冬コミ参加します。

12/30(水)西あ-07a 氷川TRPG研究室

特集は「クトゥルフの呼び声」です。おかげで壁です。多分荷物がたくさん置けると踏んで既刊を多めに持って行きます。ただし、Vol.4 は在庫があまりなかったので少なめです。

全部で16本の記事を掲載し、ページ数はいつもの1.5倍の220ページに膨れ上がりました。会場での頒布価格は据え置きの1000円ですが、ショップ委託向けにはいつもより高めのお値段になります。すみません。

当選の決まった10/末の時点では「今回は薄い本になるかな〜。100ページ切るかなあ」とか思っていたのですが、執筆者の皆様のパワーを舐めていました。ごめんなさい。内容も、王道的なシナリオ作成方法はもちろん、ホラー特有の演出の準備に関する記事、実際の事件をベースにシナリオを作る方法、それから「ほのぼの」をテーマにしたクトゥルフシナリオの作り方といった異色の記事も取り揃えています。質量共に、これで 1,000 円は安い、のではないでしょうか。

新刊も、いつもよりたくさん持って行きますので、売り切れることはまず無いかと思います。ゆっくりお越しください。

『トーキング・ヘッズ叢書 No.64』 TRPGシナリオ作成大全 Vol.5 レビュー

TRPG kilica 2015/11/13

トーキング・ヘッズ叢書 No.64 ヒトガタ・オブジェの修辞学』を購入。

何分初めて買う本なのでよく分かっておりませんが、文芸・アート・評論あたりに分類されるのではないかと思います。何故買ったかといいますと、なんとびっくり、『TRPGシナリオ作成大全 Vol. 5』のレビューが載っているからなのです!

載っているよ、という話を岡和田さんに教えていただき、早速注文。昨日届きました。ありがとうございます。

ページをめくっていくと、一番後ろの方にですが、2ページ近くを割いて田島淳氏による紹介文が載っています。好意的に取り上げていただいている他、『馬場講座』の位置づけについての考察もあり、なるほどそう考えるとしっくり来るな、という内容でした。

また本誌にはその他、岡和田さんによるストームブリンガーのプレイレポートなど、ちょこちょこTRPG絡みの記事も載っていたりします。発行は『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』などを出しているアトリエサードさんです。

冬コミ参加

TRPG kilica 2015/11/8

Twitterではさんざん書いているのでだいたいご存知かと思いますが、今回も「氷川TRPG研究室」で冬コミ(C89)に参加いたします。よろしくお願い致します。

12/30(水)西地区 あ-07a「氷川TRPG研究室」

そう、西の「あ」、いちおう壁です。ぎゅあああ。たぶん、クトゥルフサークルはだいたい壁になってるんじゃないでしょうか。当サークルも、いつもの『シナリオ作成大全』の新刊を出すのですが、「クトゥルフシナリオの作り方」を特集しているためこのような配置になったものと思います。正直、壁ってネームバリューで勝負できる大手ならともかく、人の流れがあまり良くないのであまり配置されたくないのですが、今回はクトゥルフの人がたくさん流れて来てくれそうなのでまあいいかな、と思っています。

あとは、きっとバックヤードが広いので、在庫をたくさん持ち込めるんじゃないかと期待してます。時には窮屈で椅子をたたんで売り越したりしてましたので。西壁の事情についてご存じの方いらっしゃいましたら教えて下さい m(__)m

新刊は『TRPGシナリオ作成大全 Vol. 6』で、クトゥルフ/ホラーTRPGのシナリオの作り方を特集しています。さて原稿は集まるかいな、と危惧していたのですが、そこそこ集まってなんとか出せそうな感じです。でももう数本あるといいかな〜(チラっ)。

僕個人はそれほど得意だったりやりこんでいるシステムではないしあまり大したものは書けませんが、Vol.4に掲載したオブジェクト指向シナリオ設計に基づいた「脱出シナリオパターン」と、クトゥルフ神話TRPGの掲載シナリオを調査/分析した「クトゥルフシナリオ概観」(いずれも仮題)を書く予定です。もう一種類、シナリオパターンを用意したかったのですが、どうにもうまく纏まりそうにないので断念。

本当はオリジナルシステムも出したかったんですが、この調子だと見送り。

夏コミご報告

TRPG kilica 2015/8/16

夏コミ無事出展終わりました。サークルにお越しいただいた皆様有難うございました。前の週まで厳しい暑さでしたが、幸い当日は曇りで、心配されていた雨もなく、比較的温和な一日だったと思います(とはいえ暑いことは暑いのですが)。

新刊『TRPGシナリオ作成大全』は、おかげさまで好評でした。既刊に比べて情報量2.5倍、価格も倍でしたが、100部以上を頒布いたしました(既刊は大体150部くらい)。テーマが特殊なのと、価格、重量(重いと持って帰るのが辛いからねー)からいってもっと頒布数は下がるかなと思っていましたが、思いの外、売れまして嬉しかったです。

各ショップ様への委託もお願いしていますので、今週前半くらいには並んでいるのではないかと思います。

また、既刊につきましても、持っていった30-40部程度はほとんど完売となりました。ありがとうございます。既に結構な部数を頒布しているのですが、新たにこれだけお求めいただけるのはありがたい限りです。なかなか絶版にできない……。

幻燈庵』様からの委託の『化石できゲームマスター読本』1, 2も、お預かりした分は完売となりました。さすが。

閉会後は東京駅近くの『野の葡萄』というお店でたいたい竹流さんたちと一緒に打ち上げ。5000円のビュッフェなのですが、3時間と比較的長い。ゆっくりと過ごすことができ、お料理もおいしく、いいお店でした。

『TRPGシナリオ作成大全』、次号はクトゥルフ神話特集を予定しています。お楽しみに&原稿募集しています!

氷川TRPG研究室 夏コミ出展情報

一般 kilica 2015/8/10

スペース

8/14(金)西地区ぬ06a「氷川TRPG研究室」

新刊

既刊

委託


既刊は今回少なめですので、狙っている方はお早めに。

コミックマーケット88 新刊情報(TRPGシナリオ作成大全 Vol.5)

一般 kilica 2015/8/2

夏コミ新刊出します。

8/14(金)西地区ぬ06a「氷川TRPG研究室」

TRPGシナリオ作成大全 Vol. 5

今回は、「馬場秀和のマスターリング講座」特集です。

「講座」をまるごと収録している他、7本の寄稿で合計350ページの超分厚い本となりました。

今回収録するにあたり改めて読みなおしてみましたが、シナリオを作る上で最も基本的な、必ず抑えて置かなければならないことがとてもわかりやすく解説されています。

シナリオは作れるようになったと思うんだけど、今ひとつ物足りない、面白くならない」と感じている方に是非オススメしたい一冊です。

収録記事


  • 馬場秀和のマスターリング講座(馬場秀和)
  • 高橋 志行(白河堂)「馬場秀和RPG論集註解:ゲームマスターの「自律の思想」を読み解く」
  • 榊原遥子 「馬場講座でシナリオ作り」(『TRPGのある風景(3)』漫画再録)
  • 榊原遥子 「馬場講座でシナリオ作り」サンプルシナリオ「たれポメロに罪はない」
  • 白河 日和 「マスターリング講座の受講ノート」
  • 白河 日和 「ムズかしいから酒持ってこい!〜 馬場秀和のマスターリング講座とその付録を肴にしゃべくる」
  • sim 「馬場理論の思い出と時代背景」
  • 氷川 霧霞 「意思決定について」

委託品

みなさんが気になるのはこちらかも。前巻の『1』は即座に売り切れました! 玄兎さんの『化石的ゲームマスター読本2』も預かっています。

夏コミ 絶対おすすめの補給食

TRPG kilica 2015/7/30

もうすぐ夏のコミックマーケットですね。僕は昨日、無事入稿しました。

1日目(8/14 金)西地区ぬ-06a 氷川TRPG研究室

新刊『TRPGシナリオ作成大全 Vol.5

いつもは150ページくらいなんですが、今回は350ページとゆうに2倍を超えるページ数です(頒布価格も倍の 2,000円に……)。

さて、今年も酷暑の中のイベントになりそうですが、そこでオススメなのが井村屋の「スポーツようかん」。自転車のイベントに出店していて知ったのですが、ロードバイクやトライアスロン、マラソンなどをやっている人たちの間で人気があるみたいです。Amazon.co.jp では37件のレビューが付いて平均点が4.5という高評価を得ています。

ポイントは3点。

エネルギー補給

1本あたり171kcal。およそご飯1杯分くらいです。

塩分補給

大量に汗をかく夏のイベントでは、水分補給だけでなく塩分補給も重要になります。この羊羹は、通常の羊羹の5倍の塩分を含んでいるとのことです。

開けやすい

スティック状の包装の端を持って押すだけで包装が開いて中身が出てきます。ちぎったりする必要がありません。自転車に乗りながらでも、片手だけで簡単に開けて食べることができます。

会場でも、片手で地図や戦利品を持ちながら、片手でさっとポケットからこの羊羹を取り出して食べることができます。


塩気が強いので、多少癖がありますが基本的には羊羹ですので甘いのが苦手な人以外でしたら問題なく食べられるかと思います。まあ普通に食べてもいいかも。

また、値段も定価で1本100円程度と、普通の羊羹と大して変わりません(コンビニなどで売ってる普通の羊羹でも70円くらい?)。

というわけでオススメです。

井村屋 スポーツようかん

ニコニコ超会議出展

TRPG kilica 2015/4/26

ニコニコ超会議に出展してきました。30ブース募集ということで、まあ通らないだろうなあと思って申し込んでみたらあっさり通りました。そもそも応募サークルが30ちょっとだった模様。

前日はサークルでドミニオンと魔法の軍団を遊んでいたので、夜行バスで東京へ。JR東海バスの3列シートのを利用したのですが、前に利用したさくら観光バスと比べると、だいぶ落ちるような……。コンセント無いとか。

さて今回新刊を出す余裕はなかったので、既刊をひと通り持って行きました。全体的な売れ行きとしては、まあ大体予想したとおりで、交通費、送料、参加費など諸経費合わせてとんとんくらい。
ただ傾向として違っているんじゃないかな、という点はいくつか感じました。正しいかどうかは不明ですが、

  • コミケに比べると、参加者の年齢層が若いです。高校生とか、たくさんいるみたいで、小学生?というのもけっこう居ました。従いまして、たぶん1,000円の本は高いのかなあと。
  • クトゥルフ(ホラー)強い。「ジャンル違うんで」と買ってくれない方が >_<
  • リプレイもけっこう強いのではないでしょうか。
  • とはいえ、全部買ってくれる方もそこそこいて、コミケには参加されない方も当然たくさんいるんだろうなと。

さてたくさんの方が指摘しておりますが、運営は改善点が多々見受けられました。

  • ライブステージの真ん前にTRPGブースが位置していて、超うるさい。買ってくれる人にも、耳元で何度も怒鳴らないと聞こえないレベルです。ちょっとした雑談など不可能です。更にそんな中で体験ゲーム会があったり(こちらはマイクを使うとはいえ) トークショーが開かれるんですから、可哀想だなあと思います。
  • 各種案内が遅い。チケットが届くのもけっこう直前なので、現地集合の売り子さんに事前に郵送で送っておく、というのが結構際どい(って僕は一人でしたけど)。
  • いろいろ後手に回ってるんだろうなあとは思いますが、頒布物の事前チェックとして、頒布物のデータでの提出を求められました。まあ分からなくもありませんが、ちょっと躊躇しますね。にも関わらず、「誰がそれに触れるのか」「チェック後破棄されるのか」など、提出したデータの扱いについて何も説明がありません。

とまあ今年は初めての試みでしたし、来年は改善されているんじゃないかなあと期待しています。

markdown から InDesign へ

TRPG kilica 2015/2/7

markdown

開発者の間で最近はやりの文章のフォーマットといえば markdown です。wiki やはてな記法のようなもので、行頭に # をつけると見出し(h1)として扱われたり、*強調* のように、 * で文章を囲むと強調として扱われます。
キーボードを主体に使い慣れたテキストエディタでサクサク書くことができるので、開発者に好まれてるんだと思います。

フォーマット変換ツール pandoc

ふつうは、markdown 記法で書いたテキストを html に変換してブラウザで見るんですが、html にかぎらず様々な文書フォーマットに変換するツールがあります。

pandoc というツールもその一つで、Word, RTF, LaTeX, Epub など、様々なフォーマットに変換することができます。そしてその変換先フォーマットの一つに、InDesign の ICML も用意されています。ICML は InDesign で直接開くことはできませんが、InDesign のテキストフレームに「配置」することができます。

同人誌で長い文章を書かなければならない時など、

  • 動作の軽快なエディタを使って markdown で文章を書き、練る。
  • 文章が完成したら pandoc で InDesign のフォーマットに変換する
  • あるいは、Epub や html にも変換してネットでも配布する

といったワークフローが簡単にできるようになります。

markdown → InDesign の流れ

流れとしては、

  1. markdown(.md)形式で文章を書く。
  2. pandoc で md 形式を icml 形式に変換する。
  3. InDesign で流しこむ先のテキストフレームを用意する。
  4. icmlに変換したファイルをテキストフレームに ドラッグ&ドロップする。

となります。2. がほんのちょっと面倒で、ターミナル(黒い画面 ^ ^;;)からこんなかんじのコマンドを打たなければなりません。

pandoc input.md -s -o  output.icml

InDesign のスタイル

markdown

markdown を元に InDesign に配置すると、簡単なスタイルが付いた状態になっています。例えば、h2(##)を指定していた場合、InDesign では "Header2" という名前のスタイルが指定され、それっぽいフォントサイズやマージンが作られています。

InDesign

pandoc のインストール

pandoc は Windows, Mac, Linux で動作し、多くのソフトウェアと同じようにダウンロードしたファイルをマウスでクリックしていけば簡単にインストールできます。

ダウンロードページ

# "pandoc 1.13.2" など、バージョンの書かれたタイトルをクリックして移動した先のページの一番下にダウンロードリンクが付いていると思います。

なお、インストールしても pandoc の起動アイコンができたりはしません。pandoc を使うには、Mac なら Terminal, Windows ならコマンドプロンプトから markdown ファイルのあるディレクトリに移動して上記の pandoc コマンドを打ち込んでやります。

2015年の予定

TRPG kilica 2015/1/3

2015年はこんなことをやりたいな、というお話です。

同人誌

『TRPGシナリオ作成大全』 いよいよ Vol.5 が夏に出ます(いや、受かれば)。テーマは「馬場秀和のマスターリング講座」。 

順調に原稿が集まれば、 冬には Vol.6 を出します。集まらなければ延期。テーマは、特に決めない予定です。 

編集協力者は引き続き募集中ですので、興味がある方はご連絡ください。

一方、古い作品はそろそろ増刷をやめて電子書籍化しようかと思います(未定)。コミケではもう並べるスペースがないんだよね。 しかたない。

同人システム 

数年前から考えていたシステムを実装してみようかな、と考えています。 テーマはラノベにありそうな召喚ものです。出発点はぜんぜん違うんですが、表現は似たようなものに収斂しました。とりあえずは、サイコロ・フィクションベースで実装して見る予定。

かわいい精霊のイラストを描ける人とか背景設定を作れる人とか募集してます。 

TRPG 

いつも遊んでいる仲間が私事で忙しいため、低調になりそうです。 D&D5thも遊んでみたいなあ。 

trpg.me 

今年こそ、拡充したい(毎年言ってるけど) プロフィール機能を拡充するとか。 

開発 

BEAR.Sundayを使ってなにか作りたいなあ。 

自転車 

鈴鹿エンデューロは出たいなあ。 ビンディングペダル(とシューズ)をそろそろ買おうか迷っています。 

買い物 

Mac Book Air の新しいのが出たら考える。

C87(2014年冬) コミケ

TRPG kilica 2014/12/31

今回も冬コミサークル参加してまいりました。今回は12/29(月)なんだけど、二日目でちょっと変則的。官公庁もまだお休みではないし、お仕事という方もいらっしゃったかもしれません。また、雨が降ったり止んだりで、参加者が少なかった、という声もありますが、三日間の合計では冬コミ史上最高ということみたいですね。

売り子は、だいたい竹流さんと高橋さんにお願いしているのですが、竹流さんはインフルエンザで、高橋さんは今回実家に戻られているということで竹流さんの後輩のみっきぃーさんと大学の後輩のYさんにお願いしました。忙しいサークルなのですが、初めての割にてきぱきと動いてくれて大変助かりました。

新刊は『TRPGシナリオ作成大全 Vol.4』と『しぇいらコレクション 1, 2』。

Vol.4はだいたいいつもどおり、150部ほど売れました。500部刷ったのですが、あと300部はショップ委託で送ることになってますので、手元に残るのは50部ほど。夏コミ前に増刷しておく必要があるかな?

ちょっと意外だったのは、Vol.3とVol.4のセットで買っていく人が多かったこと。でもよく考えれば夏コミ来れなかったリピータさんがそのセットで買っていくんですね、たぶん。逆にこんどの夏コミでは Vol.4 と Vol.5 をセットで買ってく人が多いと予想されるので、やはり Vol.4は増刷しておくか。

あと、初めて来られた方は入門向けの Vol. 2 を買って行かれる方がやはりけっこう多かったように思います。既刊は40冊ずつ持っていったのですが、どれも3時過ぎに完売となったので、ちょうど良いくらいだったと思います。

一方、『しぇいらコレクション』の方は、ちっとも売れなくて目論見が外れました。くそう。ディスプレイで「あーあーすればよかったな」というのを終わってから思いついたので、次回はそうしよう。

全体的にスペースがキツキツだったので(前回から既にそうだけど)、一部の既刊はそろそろ持っていくのを諦めたほうがよさそう。Vol.1 と Vol.2 は在庫が150冊を切ってきたので、無くなったところで電子書籍に切り替えようか考え中。在庫がなくなった場合、それぞれ1200冊、1000冊を売り上げたことになります。

終わった後はKITTEに入っている「菜々」というお店で打ち上げ。竹流さんご夫婦、売り子のみっきぃーさんとYくん、執筆いただいたsimさんと喙淙濤さん、いつも一緒にコミケに行っている I先輩というメンツ。竹流さんのトーク炸裂で非常に楽しい打ち上げとなりました。

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