夏コミ落選

TRPG kilica 2012/6/2

 まだ始まってもないのに夏が終わった気分な中、皆様いかがお過ごしでしょうか orz

タイトルのとおり、夏コミ(コミックマーケット82)は落選してしまいました。

沢山の方にご寄稿いただいている『シナリオメイキングカタログ2012』ですが、今回の落選を受けて発行を延期し、冬コミ(コミックマーケット83)での発行としたいと思います。冬コミでは、委託先さえ見つかれば落選しても発行する予定です。

それまでの半年間、より良い本にしていきたいと思いますのでよろしくお願い致します。

シナリオメイキングカタログ2012

TRPG kilica 2012/5/29

 夏コミで(受かれば)出す予定の同人誌ですが『シナリオメイキングカタログ2012』というタイトルにしようと思っています。つまり、記事が集まれば、2013も出します。

リンク先に先日目次に当たる内容を掲載しましたが、さっそく1本記事が追加になりました。「ストーリーラインで作るシナリオ」です。お楽しみに。

締め切りは6月末なので、「自分もいっちょシナリオの作り方について書いてやろう」って方がいましたら、ぜひお寄せください。お待ちしております。募集要項は「シナリオ作成大全」を御覧ください。

シナリオ作成の起点

TRPG kilica 2012/4/30

 『シナリオ作成大全(仮)』で寄稿いただいた原稿を読んでいて改めて思ったのが、シナリオ作成の起点(とっかかり)も色々だよなーってことでした。

「こういうシナリオが作りたいんだー」ってのが既にあるときはいいのですが、そうでないとシナリオ作成で詰まる最初のポイントでもあります。

  • 短くって定番なお話を繋げて作る
  • モチーフを選んで、それを膨らませて作る
  • 戦場の地形・舞台を選んで、それを活かすようなシナリオを作る
  • ラスボスを選んで、それを活かすようなシナリオを作る
  • タロットや運命カードなどを使ってトピックをランダムに出してそれをふくらませて作る
  • NPC やアイテム、勢力、歴史、場所などの設定をたくさん作り、それらを繋げるようにしてシナリオを作る

などなどでしょうか。ちなみに最初の2つ(+α)が、今回頂いた原稿で解説されていますのでお楽しみに! 「自分はこう作ってる」ってのがありましたら、ぜひご寄稿くださいませ(コメントやTwitterなどでご連絡下さい)。

NPCを上手く使ったシナリオの作り方 その2

TRPG kilica 2012/3/11

前回:NPCを上手く使ったシナリオの作り方

内容的には 「作り方」じゃなくて「作り方知りませんか?」でしたね。旋回に引き続き、NPC を上手く使ったシナリオというものを考えてみます。

今回は、NPC を動的に動かすということについて。「動的に動かす」っていうのはパーティの行動に応じて、NPC の行動を変えるということです。パーティと敵対する NPC であれば、パーティが予想以上に迫ってきていたら援軍を差し向ける、罠を張る、本拠地を変えるなど、パーティの状態に応じて臨機応変に行動を変化させるのです。

頭のいい NPC であればそのほうがリアルですし、そうでないとプレイヤたちから「あの敵の大将って頭良さそうなイラストだけど実は馬鹿だよね」とか「うちの依頼者ってホント使えない上司の典型だね」とか悲しい感想をいただくことになります。

ただこれって難しいのです。特にマスタリングが。なので極力シナリオ側でフォローしておきたいところなのですが、はい、誰か書ける方、募集いたしております。「やったるぜ」って方はここにコメントください。

とりわけ、勢力が2つだけ(パーティと敵)ならまだいいのですが、3つ以上になると本当に複雑になります。三体問題として複雑系に突入ですね。でもいろんな勢力が合従連衡を組んで分かれてそれぞれの目的達成に進んでいくというのはやってみたいテーマなわけです。『深淵』なんかだと当たり前にそんな状況になりますしね。

『TRPGシナリオ作成の道具箱』でも、シナリオは静的なものとして、パーティの行動によって NPC の行動を逐一修正し、シナリオを変化させるということは解説していません。シーン単位で、シーンの結末(主に成功か失敗か)により次のシーンが分岐するという大雑把な説明しかありません。

ぱっと思いつくところですと、サークル Murasama Factory さんの出していたシナリオがこの手のシナリオで非常に出来が良かった記憶があります。ちょっと後で掘り返してみよう。

p.s.
シナリオの作り方に興味のある方向けのチャットグループを作りましたので、お気軽にご参加ください。

NPCを上手く使ったシナリオの作り方

TRPG kilica 2012/3/8

『 TRPGシナリオ大全(仮)』、自分だったらどんな記事を読みたいかというと、一つには NPC を上手く生かしたシナリオの作り方かな。

NPC を上手く使うのって TRPG というゲームにとってかなり重要なポイントなんではと思ってるのですが、どうもあまり上手くいってないような。なかなか印象的な NPC にならずにぼんやりした感じになりがち。単に練り込みが足らないのか。『TRPGシナリオ作成の道具箱』でも NPC に関しては殆ど触れてませんしね。

アプローチの一つとしては、シナリオ上の役割でNPCを分類してプレイヤにもマスタにも分かりやすくするという方法があるのかな。「情報提供者」「ラスボス」「依頼者」「被害者」あたりは多くのシナリオで見れそうですよね。「助言者」「裏切り者」「足手まとい」なんかも多そう。「頼りない」「怖そうな」「おしゃべりな」といった形容詞を組み合わせると結構キャラが立ってきそうだし、このあたりで整理していくと上手く行きそうな気も。

大塚英志氏の本読むと参考になりそうな分野だし、最近だとラノベ書く人向けにいろいろ解説書も見かけますね。


というわけで、”NPCを上手く生かしたシナリオの作り方” について書いてみよう!という方、募集中です。

シナリオ作成大全:再始動

TRPG kilica 2012/3/1

コミケ申し込みも済ませたし3月に入ったので、同人誌『シナリオ作成大全(仮)』の企画、改めて気合入れて進めてきます。花粉症の季節だけどね orz

さて現状報告ですが、数名の協力者を得ましてしかも一部原稿が上がってきたりしてます! これ単独でも同人誌になるんじゃないかってクオリティです。めっちゃありがたいですね。

でももっともっとシナリオの作り方のバリエーションを収集したいので、まだまだ執筆者募集中です。というか、これからが募集本番のつもりだったといいますか ^_^;;

とりあえず3/3(土)22:00から、Lingr のチャットルームにいるつもりですので、興味あるなー、面白そうだなーって方は気軽に遊びに来てください。

#シナリオ作成ココが知りたい

TRPG kilica 2012/1/22

ツイッターに日本語ハッシュタグが使えるようになって、これがアンケートの質問みたいに使われはじめてるようです。

丁度良かったので、ツイッターアンケートモジュールを作って、「シナリオ作成大全(仮)」でどんな記事を読みたいかを聞いて見ることにしました。

中身はツイートをハッシュタグで抽出してるだけですけど ^ ^;;

というわけで、「#シナリオ作成ココが知りたい」というハッシュタグをつけてつぶやいてみてください。結果はこちら

ダンジョンシナリオ作成講座 増刷

TRPG kilica 2012/1/8

冬コミ新刊『ダンジョンシナリオ作成講座』の増刷分100冊がとどきました。

今回は委託だったので開場前に見ることは出来ず、スペースについた後は売り切れるまで売り子などで忙しくしていましたので、自分でもろくに中身を見てませんでした。なので手にとってじっくり見るのは今日が初めて。

前作同様、プレイスペース広島様、テーブルトークカフェ Daydream 様にて委託販売いたします。おそらく、今週の半ばくらいにお店に並ぶかとおもいます。冬コミで買いそびれた方はぜひどうぞ。ついでに、まだの方は『TRPGシナリオ作成の道具箱』もセットでいかがでしょうか(笑)

幸い前作の実績が評価されたようで、増刷100冊のうち半分以上が既に委託などで出ることになりました。『TRPGシナリオ作成の道具箱』も、コミケで50冊売れましたので残り50冊ほどとなりました。

ダンジョンシナリオ作成講座

TRPG kilica 2012/1/8

冬コミ新刊『ダンジョンシナリオ作成講座』の増刷分100冊がとどきました。

今回は委託だったので開場前に見ることは出来ず、スペースについた後は売り切れるまで売り子などで忙しくしていましたので、自分でもろくに中身を見てませんでした。なので手にとってじっくり見るのは今日が初めて。

前作同様、プレイスペース広島様、テーブルトークカフェ Daydream 様にて委託販売いたします。おそらく、今週の半ばくらいにお店に並ぶかとおもいます。冬コミで買いそびれた方はぜひどうぞ。ついでに、まだの方は『TRPGシナリオ作成の道具箱』もセットでいかがでしょうか(笑)

幸い前作の実績が評価されたようで、増刷100冊のうち半分以上が既に委託などで出ることになりました。『TRPGシナリオ作成の道具箱』も、コミケで50冊売れましたので残り50冊ほどとなりました。

シナリオ作成大全(仮)執筆者募集漫画

TRPG kilica 2012/1/4

詳しくはこちら!。

シナリオ作成大全(仮)とは!?

TRPG kilica 2012/1/1

正月で飲み過ぎてるんじゃないかこの人っていうような記事を新年早々あげていますが、僕は飲まない人です。でもコミケでパワーをマックスまで充電したところになってます ^_^

ちょっと硬い表現で書いていますが、要するに、「いろんな人のシナリオ作成方法論を集めて見てみたいから、みんな自分のシナリオの作り方を教えてね」と言うことです。

そもそもは、コミケの列に並んでいるときに otneg さんのツイート

 玄兎 
 
今回のコミケのTRPG系の活気、以前から変わらんものだったんだろうか? それともつぎはぎ本舗さん『ネクロニカ』出版の快挙とか、霧霞さんとこが前回ソッコー完売になった事(が記事で示された事)とかが何かしらの流れを作ってたりしたんだろうか? ……とか益体もないことを考える朝(笑)

を見たのが始まり。御存知の通り、僕は同人誌の頒布状況について逐次ブログなどで報告している(これは宣伝の一環)のですが、見た人の中にはきっと、「氷川の同人誌が速攻で100部完売するならコミケちょろいんでわ」とか「馬場秀和の例のアレをベースにしたゲーム性中心のシナリオ作成論だけが広まるのはいまいち気に食わない。第一、キャラクタ同士のドラマやストーリーを中心とした TRPG が今の時代の中心じゃないか」とか思っている人が少なからずいるんじゃないかと思ったのです。何を隠そう、僕もまったくの同感です

僕としては、いろんなタイプのシナリオの作り方が表に出てきて欲しいと思ってます。僕が広い範囲のシナリオ作成方法について書ければいいのですがそれは能力的にも到底無理なので、前述のような感想を持った方に頑張ってほしいなと。で、コミケ熱に浮かされた頭が「うまい人達のいろんなシナリオ作成方法論を集めた同人誌を作ればすげー面白そう」という飛躍したアイディアをひねり出したのです!

そんなアイディアをツイートしたら、「いいね!」と賛同してくれる人が数名居ましたので、2時間の待ち行列の間に内容を練ってできたのが例の記事なわけです。そしてうかつにも「いいね!」したその数名は協力者として既に確保(笑)

言うまでもなく、優良な執筆者を確保できるかがこの企画の肝です。ぶっちゃけ僕の苦手分野なのですが。
そこで、いま流行りのソーシャル的な戦術を取ろうと考えています。

  • The Interviews ではないですが、「この人に聞いてみたい」というのを募集して、名前の上がった人に「〇〇さんが是非シナリオの作り方を教えて欲しいと言っているのですが」と原稿を依頼する
  • シナリオ作成 Q&A を立ち上げ、そこに寄せられた質問をまとめる、あるいは原稿の原案にする(お題をもらう)
  • 人に頼むのが得意な人/人脈の豊富な人に企画に加わってもらう

ってあたり。

そんな感じですが、ご意見、参加希望など有りましたらお気軽にコメントください ^_^

コミケ81感想

TRPG kilica 2011/12/31

報告は先のエントリでしましたので、こっちは雑感。

ダンジョンシナリオ作成講座

今回は委託でしたので、それがどう影響するか。ふつうはマイナス要因だと思うのですが、なにしろ委託先がどどんとふスペースです。どどんとふ本を買いに来た人がついでに買っていってくれる可能性があります。また隣がはるをさんのところだったので、これまた強力な集客力を持ってます。
もうちょっと大きなレベルでは、前回が西館だったのに対し、今回は東館という差もあります。

また、テーマがダンジョンシナリオ作成だったので、ちょっと流行から外れてるかなーという気はしました。幾つかメジャーどころを調べたところ、抽象度を高くした戦闘システムがわりと多いみたいだったので。

結果は、15時ごろ100部完売で、今回は80部くらいかなと予想していたのでそれは上回りました。『道具箱』は午前中完売だったので、それよりはかかりました。

前回は、中を見てそのまま買ってくれる人がほとんどでしたが、今回は中を見て買うのをやめる人が(前回に比べ)多かったような気がします。その理由はちょっと気になります。裏表紙の漫画を見て期待した人がいたのかなあ。

裏表紙といえば、失敗したなと思ったのは、どっちが表でどっちが裏かわかりづらいということでした。なので反対側からめくって読む方が結構居ました ^_^;; これが微妙に影響している気もするぞ。

さて、前回と同じく、完売しましたので手元には一冊も残っていません。さらに、今回は委託だったので開場前に中身を見ておらず、手に取ったのは売り子をしていて買ってくれた方にお渡しするときくらいで、まだろくに中身を見てません ^_^;;

TRPGシナリオ作成の道具箱

今回、既刊の『TRPGシナリオ作成の道具箱』も50部持って行きました。これはうっかりしていて、郵パックでの搬入受付締切を過ぎてしまい、どどんとふさんに持ち込んでいただくことになってしまいました。大失敗。

こちらは、ちょうどお昼に完売になりました。これも15冊くらい残るだろうと思っていたので予想外でした。スペースに到着したのは11:30頃だったのですが、聞いた話によるとどどんとふ本2冊と『ダンジョンシナリオ作成講座』『TPRGシナリオ作成の道具箱』の4冊をセットで買ってく人が結構いたとか。

売り子

どどんとふさんのスペースでは、委託のみならず売り子もさせて頂きました。改めて思いましたが、楽しい。適切に声をかけると「お、そんなものもあったか」って感じで寄ってきてくれます。どどんとふ本と自分の本の両方の呼び込みをしてました。

あいさつ

いろんな方と挨拶が出来ました。CokywolfさんにはCDをもらっちゃいました。テーブルトークカフェDaydreamさんからは委託分の売掛金を回収(笑)。あとプレイスペース広島さんはスペースに足を運んでくれて(しかも2回不在だったので3回も)、ご挨拶させて頂きました。

打ち上げ

どどんとふさん一行に誘っていただき、打ち上げに混ぜてもらいました! しかも、秋葉原近くのレトロな佇まいのあんこう鍋屋さん。鍋、刺身、唐揚げと食べて、どれもおいしい。もっとくせがあるかと思ってました。たっぷりお話もできて、とても楽しい打ち上げになりました。

コミケ81『ダンジョンシナリオ作成講座』完売のご報告

TRPG kilica 2011/12/30

12/29(木)E38aで委託販売いたしました『ダンジョンシナリオ作成講座』100部は無事完売いたしました。足を運んでいただいた皆様、ありがとうございました。

今回は、同誌100部と、既刊の『TRPGシナリオ作成の道具箱』50部を販売しました。『道具箱』はちょうど12:00頃完売、『ダンジョンシナリオ作成講座』は15:00ごろに完売となりました。

どちらも、特に『道具箱』は残るかなと思っていたので、早々に売り切れてびっくりでした。よろしければ、テーブルトークカフェDaydream様、プレイスペース広島様にて通販・店頭販売を行っておりますので、ご利用いただければと思います。

また、『ダンジョンシナリオ作成講座』も、年明けに再販して同店に委託しますので、いましばらくお待ちください。

C81 新刊『ダンジョンシナリオ作成講座』

TRPG kilica 2011/12/17

コミックマーケット81 新刊出ます。今回サークルは落選でしたので、委託です。

『ダンジョンシナリオ作成講座』予定頒布価格500円

12/29(木)東地区E38a「どどんとふ@えくすとり〜む」にて

内容は、初心者向けのダンジョンシナリオの作り方の解説です。

『TRPGシナリオ作成の道具箱』もいちおう初心者向けという触れ込みですが、今回のはダンジョンシナリオに絞ることでさらに「だれでも」作れるよ、という内容になっています。お正月は初のシナリオ作りにチャレンジしましょう!

さて、まだ途中ですが、リンク先に内容を掲載しておりますので、どんな感じかな〜というのを確認したい方はご覧下さい。ただ、テキストをそのままぺたっと貼りつけただけですので、かなり読みづらいと思います。

同人誌版はこれにサンプルダンジョンがついたり、解説のための画像がついたり、おまけの4コマ漫画が20本弱ついたりして、これがおんなじ内容なのか?ってくらい違ってますのでぜひ会場でお手にとってご覧ください。なお4コマ漫画は「コミPo!」で作った突貫なので、漫画と言うよりそのページの要約・大事なところを載せてるだけです。漫画としては期待しないでね。

今回も、100部作っています。さらに既刊『TRPGシナリオ作成の道具箱』も少々置いて頂く予定です。自分のところの『どどんとふ』本はこれ以上の部数があるはずですし、置くだけで相当なスペースを必要とすると思われますのに委託に応じてくれた気前のいい竹流さんに感謝です。

同人誌活動状況

TRPG kilica 2011/12/4

久しぶりに同人誌活動の近況を。

残念ながら、冬コミ(C81:コミックマーケット81)のサークル申し込みは落選してしまいました。しかし、「どどんとふ」の竹流さんのスペースに委託していただけることになりました! そして新刊も出ます。タイトル未確定ですが、ダンジョンシナリオの作り方の本です。前作『TRPGシナリオ作成の道具箱』よりもずっと初心者向きの内容になります。ページ数もこれまた未確定ですが、60pくらいになる予定です。外出が重なって進捗が悪かったのですが、なんとか目処が付きましたので、このまま行けば無事発行できそうです。

夏コミで発行した『TRPGシナリオ作成の道具箱』は、順調に売れております。

会場では100冊完売してしまいもう100冊増刷したのですが、うち80冊ほどが捌けました。プレイスペース広島様とテーブルトークカフェDaydream様への委託分が70冊ほど売れて、あと知り合いに10冊ほどが売れています。

追加で納入させていただく予定なので、更に100冊増刷しています。こちらも、冬コミで委託予定なので、買い逃していた方は是非、この機会にGETしてください。

『TRPGシナリオ作成の道具箱』委託分完売その1

TRPG kilica 2011/10/4

同人誌『TRPGシナリオ作成の道具箱』のプレイスペース広島様委託分20冊が完売しました。やった! 会場で売れた時もうれしかったのですが、これもめちゃくちゃ嬉しい。

しかもこんな早くに完売するとは、思ってませんでした。並んだのが9/14のようなので、1ヶ月立たずに完売ということになります。ちょろちょろ売れて、年明けくらいに完売だと素晴らしいな、と思っていました。

早速、追加分を置いていただくことになりました。週明けくらいには並ぶよう、発送いたしますので、しばらくお待ち下さい。

なお TRPGカフェ DayDream 様のところにも置いていただいていますので、関東地方の方はそちらでもお求めいただけます。

『TRPGシナリオ作成の道具箱』ショップ委託情報

TRPG kilica 2011/9/12

夏コミで頒布しました『TRPGシナリオ作成の道具箱』を以下のショップ様に委託しました。

店頭に並んでいるのを確認したわけではありませんが、クロネコヤマトのストーキング機能によれば到着していますので、お店の方におたずねください。

コミックマーケット80 サークル参加報告(4)反省編

TRPG kilica 2011/8/15

その(3)即売編からの続きです。

無事完売したのですが、色々と予想と大きく違うところがありました。

(1)予想を大幅に超えて売れた
(2)会場でこの本を知って買った、という人が非常に多い
(3)午後から人が来る、というのは間違い。少なくとも、「午前中から人が来る」

(1)については、本の出来が良かった、と作者としては主張したいところですが、その前に、シナリオの作り方の解説に対し潜在的に(TRPG同人誌レベルでは)大きな需要があった、ということだと思います。現在流通している書籍の中に、TRPGのシナリオの作り方をじっくりと解説した本は商業・同人含めて皆無と言っていいと思います。とはいえ、商業流通に乗るほどの需要は見込めないかな、というのが辛い所。

(2)について、まずはアンケート結果を御覧ください。
会場、あるいはカタログで知ったという回答が77冊と圧倒的でした。一方、期待していた Twitter は5冊と低調です。ただ「友人・知人」の紹介は実際、Twitter や ウェブである可能性が結構あります。あともうひとつ、これらで知った人は午後から買いに来るつもりだった、という可能性もあります。
が単なる仮説ですので、とりあえず今回のアンケート結果からは会場で見て知った、あるいはカタログで知ったという人が大半だということです。アンケート時の感触から、会場で知ったという人がより多い印象でした。
残念ながら、ネットでのPR効果はまだまだ限定的であるということと、サークルスペース実地での売り方が重要だということです。
当サークルについて言えば、表紙は地味で歩いている人の目を引くものではありませんし、本の並べ方も御世辞にもいいとは言えないでしょう(3参照)。なので、声を出して勧誘したことが大きな役割を果たしたのではないかと見ています。歩いている人が当サークルスペースに近づいてきたな、というあたりで声をかけると、かなりの確率でサークルに寄ってくれました(でもって買ってくれた)。

(3)については、皆さんのTRPGにかける情熱に頭がさがる思いです。10時代に既に半分近くが売れていますが、入場して真っ先にTRPGの島に来たくらいではないでしょうか。しかも、10時台前半に買っていってくれた一般参加の方は、開場前の数時間、一般参加列に並んでいたと思われます。

簡単ですが、以上です。
暑い中サークルスペースまで足を運んでくれた皆さん、どうもありがとうございました。お陰さまで、たいへん充実したサークル参加となりました。
売り切れていて買うことができなかった皆さん、どうも申し訳ありません。通販、ショップ委託、次回以降のコミケ参加など、何らかの方法で欲しい方に提供できるよう検討していますので、もうしばらくお待ち下さい。

コミックマーケット80 サークル参加報告(3)即売編

TRPG kilica 2011/8/15

その(2)設営編からの続き。

DSC00059

いよいよ10:00になり即売会開始です。最初、とりわけ開場直後は来ないだろう(来れるとしたらサークル参加者か徹夜した人)と踏んで、最初の5分でどうしてもほしい同人誌を買って回りました(奉仕の会とか)。

スペースに戻ると、既に2冊ほど売れています。順調です。せっかく朝一で来ていただいたのに、離席していて失礼いたしました。

高橋さんと一緒に声をかけていると、結構、面白いように売れていきます。これ、結構一生懸命声を出していました。むかし売り子を手伝った「お子様お断り」なサークルさんがそんな感じだったので。でも周りのサークルはわりと静かに売っていましたね。うるさくてすみません。

掛け声は「シナリオの作り方です!」で、冷静に聞くと日本語として省略しすぎなのですが、1秒でサークル前を歩き去っていく人を呼び止めるには、「シナリオの作り方」という簡単明瞭ぎりぎりなキーワードが届かないとダメだと考えたのです。

こうして声をかけると、それを聞いた人が足を止めて本を手にとってくれて、入れ食い状態(失礼!)でどんどん売れていき、開始1時間の時点で49冊が売れました。シナリオ2はもちろん、シナリオ1もクリア当確。シナリオ3も十分可能な勢いです。

本を手にとってくれた方は、結構な確率で買ってくれました。8割くらいは買ってくれたのではないでしょうか。パラパラ、とめくって即決してくれる人と、じっくり読んで買ってくれる人と、色々でした。中には数分にわたって吟味した結果、買ってくれた方もいました。とにかく気が急くあの会場で、数分も割いて見てくれるというのはなんともありがたい事です。

さて、11時を過ぎてもこの勢いは弱まるどころか強まりを見せ、なんと 11:58 に最後の1冊が売れて完売となりました。シナリオ3をも超える予想外の売上でした。最後には、僕の分と思って取っておいた1冊、サンプルとして値札を貼って飾っていた一冊まで売れてしまい、現在手元に一冊も残っていない状態です。

午後から来ていただいて完売になっていた皆さん、申し訳ありませんでした。通販や委託、次回コミケ参加など検討しておりますので、しばらくお待ち下さい。

DSC00063

※数が合わないので、若干誤記がある模様

その(4)に続く

コミックマーケット80 サークル参加報告(2)設営編

TRPG kilica 2011/8/15

その(1)のつづき

そんな予想を立てつつ、当日を迎えます。

当然サークル入場で、TRPG関係の知り合い高橋さんと、いつも一緒にコミケに行っているUさんと入ります。なかなか待ち合わせ場所に現れない高橋さんに不安になりましたが、10分くらい遅れて8:00ごろ到着。やはり駅の混雑をなめていた模様。もっとも、事前に警告しておかなかった僕のミスなのですが。

無事合流して一緒にスペースに向かいますが、ここが一番ドキドキしました。ちゃんと同人誌が届いているのか、仕上がりがどんな感じか、受け取りってどうなってるの(印刷会社のサイトで、スペースに届けられている、という説明と、伝票番号を伝えて引き取りに行く、という説明が混在している)、とか。しかしスペースに到着してダンボール箱を見て、本当にほっとしました。

設営は滞り無く終了。慣れないとはいえ、1種類しかないので楽です。時間は結構あくので、数少ない知り合いのサークルさんに挨拶に行ったり、冷やかしに来た友人に挨拶したり、TRPG関係のサークルさんを見て回ったりしてました。

今回、7月末からマーケティング活動を行って来ましたが、その効果測定のため、以下のような売上表を用意して、

(1)購入者が何をきっかけにこの同人誌を買うことにしたか
(2)何時台に何冊の売上があったか

の記録を取ることにしました。

こちらは、購入者の方にアンケートを取るときに見せた表です。

表のつけ方や売るときの声のかけ方について簡単に高橋さんと打ち合わせて開場を待ちます。

僕の読みでは、熱心な人が午前中にパラパラと来てくれて、企業ブースを回り終えた人たちが午後からやってくる、その午後が勝負と見ていました。

その(3)に続く