[同人誌] 『此花咲哉』その2(補足)

一般 kilica 2007/9/24
あまりレビューすべき事は残っていなかったかも。 「シナリオの狙いとデザイン」で書いた「狙い」にあたる記述が,全てのイベント,TIPS に付けられています。たとえば, 「日常描写。子供に手まりを教えている子供好きで面倒見がよいNPCの嗜好が明らかになる」 「繰り返しや永遠に否定的なこのNPCを演出し,PLに違和感を与える」 といった具合で,各イベントで何をプレイヤに伝えればよいかが明示されており,マスタにとって大いに助けになるでしょう。 シナリオの出来については細かく書きませんが,僕には作れないだろうなあ,というレベルです。いや,後書きにあるように7年かければ作れるかも知れないけど,途中で飽きてしまうだろうからやっぱり無理かな。 どっちかというと僕は「それなりに面白いシナリオを,より簡単に,より少ない手間で作る」ことに興味があるみたいです。 コミケなどで見かけることがあったら手に取ってみることをお薦めします。

[同人誌] 『此花咲哉』

一般 kilica 2007/9/23
【タイトル】 此花咲哉 【サークル/執筆者】 儀式回路 【発行時期】2007夏 【URL】 http://g-kairo.sakura.ne.jp / http://gkairo.exblog.jp/ 【評価】★★★★★ 【紹介者】 氷川 霧霞 【紹介内容】 夏コミの同人誌でもっとも気になっていた『此花咲哉』を読み始めました。まだ読みかけ。 「TRPGでギャルゲを遊ぶ」というテーマで作られたキャンペーンシナリオで,システムは『魔獣の絆』(旧約)を想定しています。 以下では主に,『此花咲哉』で試みられているシステム的な部分に注目してレビューしていこうと思います。 手にしてまず感じるのが,書籍としてのレベルの高さで,まあハードカバーの一般書籍や,前ページフルカラーなんてほんと比べると流石に勝てませんが,オフセット2分冊で,『トーグ』のように箱に2冊入っていて目をひきます……といっても分かる人は少なくなってきてますかね。専門書やDVDのボックスみたいな「箱」です。 200ページ以上のシナリオ本体と,100ページを超すリプレイからなるヴォリュームたっぷりの作品です。 次に肝心の中身の紹介と行きます。 まず一つめの特徴は,シナリオ本体の記述で,シナリオを構成する最小単位である「イベント」が延々書き連ねてあります。 この「イベント」がいくつか合わさっていわゆる「シーン」をなすのですが,具体的にどのようなシーンがあって,その中でどのようなイベントが発生するかはプレイするマスタに委ねられています。ここが,この作品のもっともユニークな部分と言えましょう。 実に200以上のイベントが用意されており,この量も圧巻ですが,そのままでは「イベントを組み合わせてシーンを作れ」と言われてもマスタはとまどうだけでしょうから,いくつかの工夫がなされています。 まずイベントは,ルート(ギャルげーで良くあるやつですね。この作品の中では「イベントクラスター」と呼んでいます)によって分けられています。 そして,各イベントには「レベル」が設定されており,起こす順番が大まかに示されています。1レベルのイベントがだいたい(目安として50-80%)終わったら,2レベルのイベントが発生する,という具合です。 このレベル間のイベントの結びつき(フラグ条件)は,比較的大まかで,イベントクラスターごとに2,3に分かれている程度です。 シーンとイベント また,イベントの組み立て方については,付属のリプレイが大いに参考になるでしょう。 二つめの特徴が,TIPS と呼ばれるプレイヤに渡される情報の断片の存在です。 特に情報収集に関するイベントをこなしたときに渡すように指示がありますが,TIPSは ルートごとに分かれているだけで,どの TIPS をプレイヤに渡すかは適当です。 つまり情報の断片をつなぎ合わせて真相に近づいていく,という趣向で,『深淵』の「夢歩き」に似ているかと思います。 とりあえず読んだところではここまでです。

コミケ72 TRPG関係の同人誌

一般 kilica 2007/8/22
毎回途中で力尽きているので,とりあえずタイトルだけ並べよう(順番に意味はありません)。興味がある本がありましたら,言っていただければ簡単にレビューします。
『中世の建築物 民家・城・砦ゲーム用マップ』(Street.Master.Dragon
建物の平面図など
『魔法少女リリカルなのは Paranoia-S』(Mud Hatter
Paranoia カードゲームのリプレイ
『スティーブ・ジャクソンのソーサリー 悪魔の地下迷宮』(呪術人形館
某ゲームブックを漫画にしたもの
『霧の街』(HAMMERHEIM)
D&D3.5e用シナリオ
『セノタフ』(MURASAMA Factory
クトゥルフの呼び声用シナリオ
『ワルキューレの騎行』(MURASAMA Factory
クトゥルフの呼び声用シナリオ
『TRPGのある風景(3)』(サークル欠食児童
傑作TRPG漫画
『SUPERBIA』(寺田大典
シャドウラン紹介。サイトは9月公開予定とのこと
『月夜埜綺譚』(浅川河畔スタジオ
RPGシステム
『つぎはぎたより』(つぎはぎ本舗
『アーカムマガジン2007Summer』(アーカムハウス)
クトゥルフシナリオ
『ビキニ大全』(FORESTNOTES)
D&D3.5eサプリメント
『Grorantha Phantasma ARCHIVES I』(ProjectART
グローランサ
『青の彼方の島』(有志団体コルセック
アリアンロッドのリプレイ。Flash フォーマット
『此花咲哉』(儀式回路
ビジュアルリプレイ
『邪心教団を倒せ(上)』(日刊ベルディアスポーツ
ソードワールドリプレイ
『偽りの紅』(日刊ベルディアスポーツ
クリスタニアリプレイ
埋もれてるのが他にあるかも知れませんが……(^ ^;)

コミケ72

一般 kilica 2007/8/20
この夏も行ってきました。今回はダイジェストで。 冬が終わってから,いつもの同行者のうち二人の勤務地が代わり,コミケ行動パタンも変更に。特に,宿泊先に使わせて頂いていた方が愛知県に転勤になったのが大きい(^ ^;)。 今回は,浜松町の辺りのホテルを利用しました。お金はかかりますが,快適でした。 TRPG 関係のサークルは1日目で,いつも平和なので楽観視していたのですが,8:30過ぎに会場に行ってみたらもの凄い行列……。おまけに日差しも強く暑い。開始20分くらいで入れるだろうと思っていたのですが,11:00ごろにようやく入れる始末。まあ,狙いはTRPGサークルなのでほとんど問題ないんですが(10部くらいしか出さないところもあるので油断は出来ないんですが)。 今回は,がちゃさんにお会いできたのと,MURASAMA Factory の新刊『ワルキューレの騎行』があったのと,『TRPGのある風景』の新刊(なんと馬場講座特集です)あたりが目玉。まだ買ったものをほとんど読んでいないので,他にも良いものがあるかも知れません。順次紹介したいと思います。 1日目の終了後は,gginc さん,トラトラさん,てぃあごさんと恒例のコミケオフ。おいしいドイツ料理の店に連れて行って頂きました。 TRPG の話題を中心に歓談してきました。今回は D&D の話題が結構多かった。 二日目はあまり買うものがなかったのですが,ホテルにいてもやることなさそうだったのでゆりかもめに乗って10:00すぎに会場へ。それでも,10:30には会場には入れました。とても涼しく快適で,この点でも1日目とは正反対。 いちおう,『となりの801ちゃん』の801ちゃんが出したチベ君そううけほん『となりのチベくん』を買ってきました(注:一般向けなので安心です)。 適当に切り上げて,ホテルで休憩。この日は夕方から某同人ソフト開発の相談。転職の話やゲーム業界の話など,いろいろ面白い話も聞けました。

『フェイト/ゼロ』

一般 kilica 2007/5/3
昨日,『フェイト/ゼロ』の2巻を買ってきて,そういえばまだ1巻を読んでなかったことを思い出して読みました。 対立から共闘へ,強敵のさらに強敵登場,謎の敵など,往年の『少年ジャンプ』を思わせる展開で面白い。早く続きを読みたくなるタイプ。 例外的存在の続出だった本編よりも正統的な展開ですが,それだけによりパワーアップしているとも言えます。
フェイト/ゼロ
虚淵玄
TYPE-MOON Boks (2006/12/29)
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虚淵玄
TYPE-MOON Boks (2007/03/31)
売り上げランキング: 1

[同人誌] UKIUKIUK! ごはんず珍道中編

一般 kilica 2007/1/4
【タイトル】 UKIUKIUK! ごはんず珍道中編 【サークル/執筆者】 パンプキン・ドーナッチョ 【発行時期】2006冬 【URL】 http://pumpkin-dc.jpn.org/ 【評価】★★★★ 【紹介者】 氷川 霧霞 【紹介内容】 イギリス旅行本。4コマ形式でとにかく読みやすくて面白いです。

[同人誌] ウィッチクエスト シナリオガイド

一般 kilica 2007/1/4
【タイトル】 ウィッチクエスト シナリオガイド(1)?(4) 【サークル/執筆者】 魔女の会 【発行時期】(1)2002冬/(2)2003冬/(3)2004冬/(4)2005夏 【URL】 http://www.incl.ne.jp/south/ 【評価】★★★ 【紹介者】 氷川 霧霞 【紹介内容】 『ウィッチクエスト』のシナリオの作り方と,実際のシナリオが載っています。 このRPGは,僕にとってかなり理解困難です。どんなシナリオを作ればプレイヤが楽しんでくれるのか,想像できません。というわけで,この本を購入。 「なるほど,こうすれば面白そうなWQのシナリオになるなあ」というところまでは行きませんでしたが,いろいろ示唆に富んだ内容ではありました。 たぶん,WQの典型的なシナリオというのは「困っている他者からの依頼を未熟な魔法を使って何とかこなし,助けてあげる」といったものだと思いますが,もっと魔女自身に焦点を当てて「最初は知らなかったり仲の悪かったりする周りの人と仲良くなっていく」といったシナリオの方が僕個人としてはやりやすそうかなあ,と考えたりしました。 おなじく「魔女の会」(&TOKENEKO堂)で売っていた『TRPGとエブリディ・マジック』で紹介されている開発中のTRPG『マジカル・アベニュー』は,WQ風の世界観で,魔法のお店を経営するゲームになるそうですが,こっちの方が僕には遊びやすそう。 【タイトル】 『TRPGとエブリディ・マジック』 【サークル/執筆者】 魔女の会&TOKENEKO堂 【発行時期】2006 【URL】 http://www.incl.ne.jp/south/ 【評価】★★★

[同人誌] ビキニ大全

一般 kilica 2007/1/4
【タイトル】 ビキニ大全 【サークル/執筆者】 FORESTNOTES 【発行時期】2006冬 【URL】  【評価】★★★ 【紹介者】 氷川 霧霞 【紹介内容】 D20サプリメント Chainmail Bikinis のごにょごにょな同人誌。 冒頭ではこのネタを,なんとかまじめくさって考察していますが,所々にあきらめたような記述も混じっていて笑えます。 もちろん,D20サプリの一つとして,追加の装備,特技,呪文なども載っています。 ところでこの鎧には Arcane Spell Failure が低くなるという重要なメリットがあります。ちょうど僕のキャラクタは Ftr/Wiz のマルチになるところなのでこの鎧を検討したいんだけど,良いよね,マスタ……?

[同人誌] 野望のパラノイア

一般 kilica 2007/1/3
【タイトル】 野望のパラノイア 【サークル/執筆者】 UNKNOWN 【発行時期】2006冬 【URL】 http://unknown.cside.com/ 【評価】★★ 【紹介者】 氷川 霧霞 【紹介内容】 久々に見つけたパラノイア同人誌ですが,『野望の王国』というヤクザ漫画(?)とパラノイアを組み合わせたネタ本で,漫画の方は未見なのでよく分かりません(^ ^;)。 【タイトル】 お主を,下手人だ 【サークル/執筆者】 Mud Hatter 【発行時期】2006冬 【URL】 http://www2u.biglobe.ne.jp/~gyara/ 【評価】★★ 【紹介者】 氷川 霧霞 【紹介内容】 こちらは『シグルイ』とパラノイアを組み合わせて遊んだリプレイですが,これもよく分かりません。残念。

コミケ71:3日目

一般 kilica 2007/1/1
3日目はメンバの一部がサークル参加。だいたい人形関係のサークルをやっているようですが,今回は同人誌を売るそうです。 出発は一番早いメンバに合わせて,これまたいつも通り 4:30 頃,宿泊先を出発。大晦日のせいか,道がすいていて 5:10ごろには会場に到着してしまいました。今回車はサークル参加用のスペースに停めて,彼らが使うので僕は降りて東に並びました。まだ始発も動いていないというのに並べたのは25列目でした。 1日目のような強風はなかったので比較的楽ではありましたが,それでも寒いですし,4時間以上も退屈です。4:30 出発を主張した S3氏はなんと手袋を外して「まりみて」を平気な顔で読んでいます。信じられん。 8:30 を過ぎると列の整理があるので,それまでに戻っていないと並んだ努力は無駄になってしまうのですが,9:00過ぎになって戻ってきて追い返されている人たちがいました。本当にいたのね。 まあ早くから並んだ甲斐があって,10:10 頃入場……なんだけど,やっぱりもっと遅くても良かったよなあ。 撤収は 16:00 頃で,帰りに馬車道へ行って食事だったのですが,大晦日のため給仕が男性しかいなくてみんながっかり(笑)。 名古屋へ向けては 23:00 頃,宿泊先を出発して,とちゅう海老名で年越しそばを食べて,3:30 ごろ無事到着しました。

コミケ71:2日目

一般 kilica 2007/1/1
二日目は,1日目より1時間ほどゆっくりで,同じく I氏と昨日合流した S3氏を乗せて出発。同じく会場で二人を降ろして,僕は駐車場で 9:00 頃まで仮眠。この日は朝ご飯をサブウェイで食べました。 会場に着いたのは 9:45 頃でしたが,昨日よりすいていて 10:20 頃には入場できました。 この日は旅行本のブロックを回りましたが,それに紛れて売っていた邪神セイバー同人誌を買ったり,今回日程の都合上,不参加といっていた M氏のおみやげに,みこ…じゃなかった神社の本を買ったりもしました。 あと,ドイツの同人誌を売っているところがあって,かわいい女の子が描かれた本だったのでまあいっかと買ってみたのですが,帰ってから読んでみると実はかわいい男の子の本だった模様orz。 余った時間はまた企業で潰していました。いちおう Type Moon の列を見に行きましたが,「なんじゃこりゃ」って感じの列でした。4時間くらいかかるんじゃなかろうか……。 comike

コミケ71:1日目

一般 kilica 2007/1/1
コミックマーケット71行ってきました。今回は,大晦日まで開催され,帰宅したのは年明け(^ ^;)。 同行者は5人で,当初もうちょっと多くて車2台の予定でしたが,最終的には1台で行ける人数になりました。いつも通り僕のスパシオですが,この車,毎日通勤で 50km くらい走っているにもかかわらず,計算してみると走行距離の15%近くがコミケの往復で占められていました……。 今回は出発当日(28日)まで仕事だったため,いつもより1時間ほど遅れて22時過ぎに出発。 横風が強かったものの,高速は比較的すいていて,宿泊先に 3:00 前に到着しました。反対車線は事故で潰れていましたが。 宿泊先で少し寝て,5:00 過ぎにいつも頑張っているI氏と今回初参加のS2氏を乗せて会場に向けて出発。会場付近で二人を降ろして,僕は駐車場まで移動し,そこで 9:00 頃まで寝ていました。外は風がびゅーびゅー吹いて寒そう。駐車場のトイレに行っただけで冷えてしまいます。 りんかい線に乗り 9:30 ごろに国際展示場の駅を降り西に向かうと,予想していたよりも長蛇の列が出来ており,ぐるーっと歩かされました。これは予想外。入場もふだんより遅くて 10:40 頃でした。昔に戻ったみたい。 とはいえ,特に問題のある遅れではなく(相変わらず風が強くて寒かったけど),買う予定のRPG関係の本は一通り買えました。余った時間は企業ブースに行って,カレンダを買ったりチラシをたくさんもらったり,高見のっぽさんを見たりしていました。 14:30 頃に会場を出て,宿泊先まで戻り,ちょっと休んだ後,夕食に神戸屋へ。サラダとパンをたくさん食べました。 comike comike

[同人誌] 『できるホラー ゾンビと幽霊編』

一般 kilica 2006/8/30
【タイトル】 『できるホラー ゾンビと幽霊編』 【サークル/執筆者】 魔天画堂/TOMOSUMA 【発行時期】2005夏 【URL】 http://tomosuma.net/ 【評価】★★★★ 【紹介者】 氷川 霧霞 【紹介内容】  夏コミ最大の問題作(?) 表紙が怖くて買うのを躊躇しました(笑)。  ホラー作品の作り方の解説本で,どうすれば「怖い」と感じさせることができるかがうまく解説されています。

[同人誌] 『膿の母』

一般 kilica 2006/8/23
【タイトル】 『膿の母』 【サークル/執筆者】 ダルジ本舗/Hiroki Shimizu 【発行時期】 【URL】  【評価】★★★ 【紹介者】 氷川 霧霞 【紹介内容】 クトゥルフ用シナリオ。"Dead Reckoning" に掲載されていた物の翻訳? 『聖母の洗礼』と同じく,細部にこだわった作りになっています。なかなかダークな内容です。

[同人誌] 『聖母の洗礼』

一般 kilica 2006/8/23
【タイトル】 『聖母の洗礼』 【サークル/執筆者】 ダルジ本舗/Hiroki Shimizu 【発行時期】 【URL】  【評価】★★★ 【紹介者】 氷川 霧霞 【紹介内容】 クトゥルフ用シナリオ。"Mortal Coils" に掲載されていた物の翻訳? 質が高い,というか手を抜かずに作ってあるという感じがします。

[同人誌] 『スティーブ・ジャクソンのソーサリー』

一般 kilica 2006/8/21
【タイトル】 『スティーブ・ジャクソンのソーサリー』 【サークル/執筆者】 呪術人形館/伊勢一昌 【発行時期】 2004年冬 【URL】 http://homepage1.nifty.com/guignol/ 【評価】★★★ 【紹介者】 氷川 霧霞 【紹介内容】 ゲームブック『ソーサリー』シリーズの漫画化です。 僕が買ったのは『シャムタンティの魔女』『残されたひとつの希望』『アナランドからの旅立ち』の三冊。

『TRPGのある風景(2)』

一般 kilica 2006/8/21
【タイトル】 TRPGのある風景(2) 【サークル/執筆者】 欠食児童/榊原遥子 【発行時期】 2006年夏 【URL】 http://www2.odn.ne.jp/cop-rpg/kesyokujido-top.htm 【評価】★★★★ 【紹介者】 氷川 霧霞 【紹介内容】  今もっとも楽しみで,お薦めなTRPG関係の同人誌です。  TRPGのプレイ風景や,TRPGにまつわるお話を漫画にした作品で,ちょっとしたこと,見逃してしまいそうなことをうまく拾い上げて読ませるお話に仕立て上げています。

コミケ70:3日目

一般 kilica 2006/8/13
3日目は4:30出発。流石に早すぎるような気がしますが,運転手として同行。会場付近で俺はやるぜ組をおろした後,駐車場まで移動。始発に乗って会場まで行こうとぶらぶら歩いていたのですが,ぶーんとタクシーがやってきて,赤信号でぴたりと隣に停まったので思わず「ヘイ,タクシー」とやってしまいました。1050円くらいかかりましたが,始発電車の行列に並んでいらいらし,駅から東館まで歩いていらいらするより良いかな,と思いました。 6:00ちょっと前から並び始めましたが,このときが23列目と書かれた場所で,入場は10:07頃。十分な早さです。 この日は元々天気予報では雨でしたが,二日目にさんざん降って気が済んだのか,どんよりとした曇り空で雨は降りませんでした。日光が照りつけることもなく,理想的な夏コミ環境だったといえます。 三日目はいつもの通りぐるーっと歩き回ってきました。毎回訪れる数少ないサークルの新刊も買えましたし,面白そうな(というか恐ろしそうな)本もいくつか買えました。『狼と香辛料』の同人誌はないかなあと密かに期待しましたが,こちらは見つかりませんでした。 あとは『ぺたぺただん』に行くのを忘れましたが完売らしいですし,お店にも並ぶみたいなのでまあいっか。 前日花火大会が雨で順延になったため,この日は放送でしきりに早く帰るよう促していました。が,集合は 16:00 の販売終了ぎりぎりに設定されていてやや不安でしたが,特に渋滞はありませんでした。 この日も,所持金がさらにピンチになった彼がいたので再び神戸屋。25個食べたそうです。 宿泊先に帰ってちょっと休み,22:30 頃に名古屋に向けて出発。途中,高速で横転した事故車がありましたが,その時はまだ大して渋滞していなかったので,5分くらいで抜けて 3:00 頃名古屋に無事到着。

コミケ70:2日目

一般 kilica 2006/8/12
二日目は車で 8:30 出発し,首都高の渋滞を抜けて会場に着いたのが 10:00 頃。入場も 10:30 なので一日目と一緒。 この日は買い物としては一番楽しみです。 まずは旅行関係を一通り回りましたが,前回まででシリーズになっている本はおおむね買い終わっているため,それほど恐ろしいことにはなりませんでした。今後は新刊分を買っていくことになるでしょう。 その後,歴史関係のサークルを回りますが面白そうなところは特になし。唯一,「紋章官」というサークルの「中世雑記帳」シリーズが面白そうでした。特に貨幣カタログが出ており,コピー誌ながら40種類以上の中世の貨幣がカラー写真で載っています。 この方は昨年の冬には実物の貨幣を持ってきて手にとって見せてくれたので,この写真もたぶんご自身のコレクションなんじゃないかと思います。金貨も30枚近く載っていますが,幾らくらいするもんなんでしょうね。 この日は他の同行者もあまり買う物がないようで,13:30 には撤収。一日目より30分早いだけですが,これが結果的には明暗を分けたようで,車の止めてある駐車場まであと数百メータというところでぱらぱらと降っていた雨が土砂降りになって全身ずぶぬれに。しかし,このとき荷物は駅に置いて,手ぶらな運転手だけで車を取りに行っていたので荷物と他のメンバは無事でした。あと30分会場でぐだぐだしていたら,会場から国展の駅まで歩いている途中を直撃されていたでしょう。ぶるぶる。 時間的に早かったのでいったん宿泊先に戻って休んだ後,メンバの一人の所持金がピンチということで美しが丘の「神戸屋」へ。ここで「手づくりパン」(210円)を注文し,合計24切れ食べたとのこと。他の連中もその半分くらいは食べていたようですが(^ ^;) 「神戸屋」は名古屋にはないと思っていましたが,最近ラシックに出店したようですね。

コミケ70:1日目

一般 kilica 2006/8/11
この夏もコミケに行ってきました。 メンバはだいたいいつもの顔ぶれ。毎度,僕は A.M.I という名大のアニメ関係のサークル(のOB)に連れて行ってもらっています。 出発予定は 10日木曜日 22::00 …ですが,まあいつものように 30分ほど遅延。特に渋滞などもなく3:00過ぎに宿泊先に到着。 一日目は唯一,落とせないサークルがある日,つまりRPG関係の日です。この日は平日なので,僕は渋滞の危険性のある車は避け,電車で移動。8:30 頃,宿泊先をでて,会場に到着したのがちょうど 10:00 頃でした。東館の列に並んで,入場したのが 10:30 頃。楽になりましたね。 入場してまずはTRPG関係,特に落とせないグローランサ関係を買い,あとは一通り回りました。 いつも買っているサークルで質の高い物はありますが,「おお,これは」と驚くような新しいサークル,同人誌はありませんでした。ここ数年はそこが物足りない部分ですね。代わりに旅行本や創作少年・少女の方が楽しみになっています。 1日目は他に行くところも特にないので,残り時間は企業ブースに行って団扇をたくさんもらってきました。Type Moon は論外な行列ができていました。最後尾に並ぶとどれくらいかるんでしょうか。3時間くらい? Little Witch と『もえたん』の CD を買って,そのあと同人誌委託コーナをのぞいてきました。白河堂さんからAマホの同人誌が出ているとの情報をもらったので,初めて入りました。意外と掘り出し物がありますね。 その後,14:30 頃に会場を撤収し,買った荷物は帰宅組の車に積んでもらって,地下鉄とJRで秋葉原に移動。イエローサブマリンに行きましたが買いたい物はなし。時間があればPCパーツでも物色しようかと思っていましたが,時間もないし結構疲れていたのでマクドナルドで小休憩の後,ぶらぶら歩いて御徒町へ。 夜はここの「ひものや」というお店で白河堂さんトラトラさん,てぃあごさんと夕食。 いろいろ話は出ましたが,「TRPG において物語はどう位置づけられるべき物か」という話題が個人的には一番興味深かったです。あ,いえ,一番はトラトラさんのげふんげふんな話でしょうか。白河堂さんも同じ問題を考えられているというのがわかってちょっとうれしかったです。 18:30 頃から 22:00 過ぎになるまで話し込んだところで,そろそろ翌日がやばいということで解散。 ということで1日目は終わりです。