サイエンスワールド #8, #9

一般 kilica 2007/8/3
HDDが一杯になったので部屋の片づけをしながら見ました。なので,とびとび。 #8 はピラミッド建造について。建築方法,技術,従事した人々など。 #9 は銃器について。拳銃,散弾銃,ライフルなどいろいろ。拳銃だと心臓を打ち抜かれても20秒くらいは脳に酸素があるので反撃できる(こともある)といった銃の種類,弾丸の種類別の破壊力についてとか,自動追尾式の弾丸(まだ開発中)とか,100m以上の射程を持つ散弾銃とか。

ダヴィンチコード

一般 kilica 2006/5/7
今月はまもなく上映が始まる『ダヴィンチコード』関係の番組(スカパー!の話です)があちこちでやります。 今週はヒストリーチャネルで連日なにかやっているようで,「聖杯」「十字軍」「テンプルコード」あたりを予約。しかし「十字軍」は昔観たやつのような気がひしひしとします。 来週は,National Geographic, Discovery Channel でも特集が予定されています。 今朝は3月初のあたりに録画したヒストリーチャネルの「ペスト」を観ていました。 中世に大流行して後の歴史に大きな影響を与えた黒死病ですが,番組によればそれがイコールペストだとは完全には同定されていないとのことでした。腺ペストというのが一番有力な説で,次いで肺ペストと言う説,そして全く未知の病気だったという可能性も全くないわけではないとか。最近では黒死病で死んだ人の歯を調べてペスト菌のDNAを検出できないか頑張っているらしい。 という知識はともかく,とても中世っぽい映像が素敵でした。Monty Python and the Holy Grail も遜色ないんですが,どっちをほめるべきでしょうか。

次世代のテクノロジー(11)

一般 kilica 2006/4/2
トヨタのコンセプトカー 14-18歳の青年の意見を元に作成したコンセプトカーを紹介。 使い捨てビデオカメラ ゴミ箱 投入されたゴミを1/8程度に圧縮。いっぱいになると収集センタに無線で通知。 動力は太陽光で,充電した状態から4週間日照がなくても大丈夫だそうな。 4500$。 カーシーカー 車を駐車場のどこに止めたかを示してくれるんですが・・・アイディア勝負のローテク商品。コンパスに目印を付けておくだけです(笑)。 セグウェイ2005 オフロード仕様のセグウェイや4輪のセグウェイの紹介。4輪は時速 40kmくらい出るそう。 モータスポーツとして遊ぶと面白そうです。

次世代のテクノロジー(10)

一般 kilica 2006/4/1
脳深部刺激療法 脳の神経伝達物質の減少によって生じるパーキンソン病の症状緩和のために脳に電極を埋め込んでペースメーカから信号を送って振戦(震え)を抑える。 メルセデスの自転車 自動変速機付きの自転車。サスペンションの調整なども自動でやってくれる。暗くなるとライトもつき,ブレーキをかけて減速するとテールランプもつきます。 アイコンタクトセンサ 「オン」「オフ」の音声に反応してついたり消えたりするランプや視線をはずすと再生が止まるビデオなど。 ランプも,ランプについているカメラに目を合わせて「オン」「オフ」と言わないと反応しない。 また,パーティションを挟んで人が向かい合ったときのみ透明になる液晶を挟み込んだガラスなども。「向かい合った」状態を判別するためにタグを身につけていないとだめですが,これも面白い。 インナークール おぼれるなどして呼吸停止した患者を低体温状態にして脳へのダメージを防ぎ,時間稼ぎをしてその間に蘇生する緊急治療法。カテーテルを通じて冷たい生理食塩水を入れて体温を34度くらいまで下げるそうです。 治療のために同様の処置は10年前から行われていたものの,緊急医療に仕えるようになったのは最近。 観光用潜水艇 の他に個人用の潜水艇も紹介されていてこっちは4.5万ドル。十分買える値段ですね。 発光ダイオードの電球 消費電力の低さと寿命の長さ(通常の電球の50倍程度)がメリット。 有機ELによる照明というのも数年先のロードマップには載っているようですが,そうなると室内の風景が大分変わってくるような気がして楽しみです。

次世代のテクノロジィ(9)

一般 kilica 2006/3/25
今回はぱっとしたのがあまりありませんでした。 オーストラリアの地熱発電 地下4kmまで掘削し地熱で水を熱してタービンを回して発電する仕組み。 火力,原子力の代替エネルギィで常に問題になるコストも,火力発電と同等とのことです。 中耳炎の治療 細菌性の中耳炎の治療に抗生物質を使うと,耳の中の無害,あるいは有益な細菌まで殺してしまうそうです。 そこで考案されたのが,無害な連鎖球菌を噴霧し繁殖させ,有害なバクテリアが繁殖できないようにしてしまうという治療法で,その紹介。

次世代のテクノロジィ(8)

一般 kilica 2006/3/20
虫歯の治療 人口のエナメル質を塗布することで虫歯によって溶かされた歯を再生治療する技術。15分ほどで治療でき,麻酔もドリルもありません。この夢のような(笑)技術まで後数年だそうです。 ただし,これで対応できるのは初期の虫歯まで。 ところで,番組では名古屋にある「歯の博物館」が紹介されていました。そんなところがあったんだ。 マインドボール 専用のヘッドバンドで読み取った脳波に基づいてボールを動かし,相手のゴールに入れるゲーム。 平静な脳波のほうが強く,脳波が乱れると押されることになります。ちょうど,綱引きみたいな感じです。 すごそうですが,ひたすら平静な状態を保つだけで退屈そうでもあります。 $20,000くらい。 カーバー 一人乗りの三輪自動車で,曲がるときに後輪部分以外が傾くようにできているのが特徴です。 今は年間500台くらいだそうですが,これを1万台まで引き上げるくらい売れているみたい。 500万円くらい。 ラブ・ディテクター 声の調子から感情を分析するソフトウェア。保険金詐取の発見に使っている保険会社もあるそうです。 番組では女の子に電話をかけて話をして,自分に気があるかどうかを分析させていました。 これを使えばツンデレも見抜けるでしょうか。ただし,付き合いの長い相手には上手く働かないこともあるそうで,幼馴染や妹には厳しいかもしれません。 20$。

次世代のテクノロジィ(6)

一般 kilica 2006/2/26
自動走行車 GPSでルートを制御し,無人で自動走行させるレースというのが毎年行われていて,その出場車の一つ,「ゴーストライダー号」が紹介されていました。 全長280kmのコースが用意されているそうですが,去年の最長記録はまだ12km。先は長そうです。 だいたい四輪の車がエントリしているのですが,取り上げられていた「ゴーストライダー号」は2輪のバイクを改造したもの。最初「え?」と思いましたが,今なら倒れないように制御できるんですね。 もっとも去年のレースではスタートして1mのところでこけて終了していましたが。 今年のテスト走行では,草原をぐんぐん走っている場面もありました。無人のバイクが障害物をよけながら走る様は,何も知らずに夜中に目撃すると SAN が減りそうです。 自動翻訳機インターアクト タブレットPCなどに搭載できるソフトウェア(+ハンズフリーマイク)で,自国語→10ヶ国語に翻訳し,読み上げてくれます。 ベースは Windows 機のようなので,ハードウェア的には重量とサイズとバッテリ持続時間が気になりますし,ソフトウェア的には翻訳制度が気になります。番組では簡単な文章の翻訳しかやっていませんでした(^ ^;。 さらに,相手の言葉→自国語への変換はありません。まだ実用的とは言いがたい気がします。 iPod & リモコンを使った授業 授業内容を Podcast で配信したり語学の授業に使ったり。びっくりする様な使い方はありません。 リモコンは,講義中に出された質問に回答させるのに使っていました。わざわざ取り上げるほどのこともないようなふつーの使い方に思えます。いちおう,これによって居眠りする学生が激減したとのこと。学生が居眠りするのは日本だけに限ったことではないようです。 ブレインゲート 頭頂部に機器を取り付け,思考によって生じる脳の信号を拾ってマウスカーソルを動かす技術。Hot Wired などでも同様の技術が幾種類かが取り上げられていますが,特に目新しい情報はなし。

次世代のテクノロジー(4)

一般 kilica 2006/2/4
介護用パワードスーツ 介護患者を楽に持ち上げられるようにという発想のパワードスーツ。かなりの重装備で,どっちかというと拘束具として働いているような感じ。 Intellifit 体のサイズをスキャンして,その結果にあったサイズの服を見つけてくれる装置。ブランドによるサイズ表記の違いも補正されるそうです(標準化してくれと思いますが)。在庫のある店なんかもリストアップしてくれるらしい。 車の安全装備 エアバッグなどの改良について。あまり興味なし。 車単独での安全性向上には限界があるだろうと思います。

次世代のテクノロジー(3)

一般 kilica 2006/2/4
ホイール・サーフィン 大きな車輪の中に乗って移動する乗り物。輪入道みたいです。 移動手段というよりも遊ぶためのもので乗り心地は悪そう。 60km/時くらい出るそうですが,チェーンソーのエンジンを使っているのにはびっくり(今はちゃんとしたエンジンになっているかも)。 4000$。インタネットで買えるとか言っていましたが,サイトが見つからないなあ(買えても公道は走れないでしょうけど)。 犬で健康診断 鋭敏な犬の嗅覚を利用して病気(ガン)を発見させようという試み。 ガン患者と健康な人の尿のサンプルを用意してかぎ分けさせると,40%の確率でかぎ当てたそうです。 健康な人の尿サンプルをかぎ当ててしまったときに,その尿を再検査したところ実は陽性で腎臓ガンだった,というケースもあったとのこと。 強化現実 2008年頃市場に出る予定らしい。 マーカをつけた物体を,専用のめがねを通してみるとその物体がポリゴンで「上書き」されて見えるというものです。 たとえば,マーカをつけた四角い箱が洋館に見えたり,マーカをつけた帽子をかぶった人を見ると怪物の顔に見えたりします。 ニュースでは読んだことがありましたが映像で見ると改めて凄いなあと思いました。 昼寝カプセル 20分14$。20分以上昼寝するとリズムが崩れるので20分に設定されているそうです。 気持ちよさそうだけどちょっと高いですね。 脊髄損傷の治療 ヤツメウナギは体を切断されても各断片が泳ごうとし続け,その中枢神経は体外に取り出されても泳げという電気信号を送り続けるんだそうです。 それを脊髄損傷の治療に応用しようという話だったようですが,どう関係しているのかよくわからんかった。 ワイアレスホーム あまり目新しい技術はなく,既存の技術を寄せ集めたという感じで,統一性もあまりないような。

次世代のテクノロジー(1)

一般 kilica 2006/1/13
久々に面白げなディスカバリーチャネルのプログラムです。
  • サメを撃退する電界バリア
  • 脳の思考によって動く義手(今のところ臨床例3件)・・・簡単に着脱できるのがすごいなあと思いました。脳からの信号って意外と簡単に取り出して読み取れるんですね。むろん簡単ではないんでしょうが、あと20年くらい先の技術のイメージでいました。
  • 次代大型旅客機(A380)・・・イギリス、スペイン、ドイツで各部を作ってトゥールーズ(フランス)で組み立てているが、各部は大きすぎで陸路では運べず、河川を使って運搬しているそうです。そこが一番興味深かった。日本向きではないですね。
  • 三次元プリンタ(スペクトラムZ510)・・・プリンタというかコピー機かな。立体物をスキャンして、石膏でソリッドモデルを「プリント」できるんだそうです。しかも着色済み。 石膏を接着の溶剤で固めて層を作り、これを重ねることで3次元の物体をつくるんだそうな。 ランニングコストは1立方cmあたり12セント。機械のサイズはXeroxのコピー機を一回り大きくした感じ。うーん、パーソナルユースな値段になるのはいつだ?
  • iFoot & iUnit

ザ・ヴァイキング

一般 kilica 2005/8/6
National Geographic でやっていた番組。 主にヴァイキングの使っていた道具について紹介していました。

ヴァイキング船

  • ヴァイキングの船に使われていた帆は完全な形で残っているものはないが,断片が残っており,それは羊毛で織られていた(中世では,一般的には帆には麻が使われていた)。羊毛の特性として,伸縮性に富み風をしっかり受け止めることが出来る(のでスピードが出る)とのこと。
  • 現代のヨットと復元したヴァイキングの船とでレースを行ったところ,ほぼ同じ速度(14-18km/時)が出た(もちろん風の状況によっても結果は変わってくる)。

武具

  • 残っている武器は粗雑なものが多い。
  • ヴァイキングの楯は派手な模様がペイントされているが,これは木目を隠すためだったと推測される(木目に平行に打撃が加えられると楯は容易に割れてしまう)。
  • ヴァイキングの鎖帷子の鎖の輪は平たい輪と厚みのある輪が交互に使われており,平たい輪のみ,丸い輪のみの鎖帷子に比べて防御力に優れていた(というのを示す実験をやって,実験では確かにその通りだったが,理由は説明がなかった)。

中世都市バチカン

一般 kilica 2005/4/7
ローマ法王逝去に伴い,Discovery Channel で特別番組を緊急放送するとのことです。 放送日:4月10日(日) 22:00?23:00 再放送:翌日4:00、14日(木) 24:00 楽しみ。 GWにちょうどイタリアに遊びに行く予定なのでこれで予習しよう(っていうかその頃ヴァチカンって入れるんだろうか)。

もしも月がなかったら

一般 kilica 2005/4/2
1999年出版の本ですが,なぜか平積みになっていて目に付いて買いました。 タイトルになっている「月がなかったら」のほか,以下の10の仮定で地球環境がどう変わるかを描いて見せてくれます。 1章 もしも月がなかったら?―惑星ソロン 2章 もしも月が地球にもっと近かったら?―惑星ルンホルム 3章 もしも地球の質量がもっと小さかったら?―惑星ペティエル 4章 もしも地軸が天王星のように傾いていたら?―惑星ウラニア 5章 もしも太陽の質量がもっと大きかったら?―惑星グランスター 6章 もしも地球の近くで恒星が爆発したら?―恒星アンタール 7章 もしも恒星が太陽系のそばを通過したら?―恒星ケルベロン 8章 もしもブラックホールが地球を通り抜けたら?―ブラックホールディアブロ 9章 もしも可視光線以外の電滋波が見えたら?―地球 10章 もしもオゾン層が破壊されたら?―「もしも…」の世界から、現実の地球へ 分厚い本ですが,上記の通り10章に分かれていますので,気軽に読み進めることができます。その分それぞれのケースの説明は少なくなるわけですが,素人としてはあまり突っ込んで専門的な話をされても困っちゃうので,この分量は適量と言えます。 Discovery Channel でも「もし月がなかったら」という似たようなタイトルの番組をやっていましたが,こちらはどっちかというと「月がどんな影響を与えているか」に重点を置いていました(本書の方はさらに踏み込んで,「月がなかったら」どんな環境になっていたかと言うシミュレーションを行っている)。

古代のスーパー兵器WEEK:戦車

一般 kilica 2005/3/12
Discovery Channel でやっていた番組。 古代の兵器を再現してその威力を検証する,という趣旨で,「猛獣大決戦」とわりとよく似たノリです(特に最後)。 今週は戦車ですが,Chariot ではなく 10t の重量を誇る木製の攻城兵器の方。車輪をつけた塔といった感じです。 出演者は設計技師や大工,工兵などその道の人々で,1週間かけてこの兵器を作ります。製作には現代の道具を使っていい,というレギュレーションでチェーンソーを使ったりしていますがそれでも1週間は厳しいようでした(作業者も10人程度でしたが)。 最後はトマトと水風船や水鉄砲でお互い武装し,攻城側と守城側とに分かれて「戦争」のシミュレーション。 興味深かったのは戦車に使われていたとされる牛皮の装甲で,意外と丈夫。矢は貫通せずに跳ね返しますし松明やガスバーナで炙っても燃えません。 矢のほうはどれくらい強く弓を引いたのかよく分からなかったのですが,思っていたよりはずっと丈夫みたい。

人間改造なりきりゲーム

一般 kilica 2005/2/26
Discovery Channel のシリーズの一つ。あまり興味を惹かれるタイトルではなかったのですが,つけっぱなしにして観ていたら意外と面白かった。内容は,まったくの未経験者をプロたちが寄ってたかって特訓して,1ヶ月ほどでその道のプロと見分けが付かないくらいにする,というもの。 最後に一般のコンテストに紛れ込ませてコンテストの審査員を欺ければ成功,というわけです。他の出場者は大体5?10年くらいの経験をつんでいるのですが,独りだけ1ヶ月,というのが混じっているわけです。 僕が見たのは「田舎の牧師をラスベガスのやり手自動車営業マンに」「幼稚園の先生をボディーガードに」「ピザ屋の配達人を一流シェフに」とあといくつか。多少当たり外れはある。 最初は「だめだろーこいつ」という感じなのですが,最後にはぎりぎり様になってきて,コンテストでは結構どきどき。 あと興味深いのは,いずれも特訓の最初にスタイルを整えさせることです。美容院に行って髪を 整え,営業用スーツや調理服を新調するのです。そうすることで確かに被験者の意識も変わるようで,やはり服装や外見というのは人となりを表す重要なファクタのようです。

猛獣大決戦

一般 kilica 2005/2/5
これスカパー(の Discovery Channel)で見ました。しっかしすごいカバーで売ってたんですね。 中身はもっと真面目におろかな検証をしています。 最終的にはコンピュータのシミュレーションで勝者を決めるのですが,そのデータを取るために 1/1 の模型を作ったりして。 その動物の攻撃方法やその威力,そのほかの修正なども紹介されますので,そういう点ではRPGの参考になるかも。でも DVD で買うにはたぶん高い。