氷川 TRPG 研究室

Hikawa TRPG Laboratory

シャドウランのシナリオを作ってみた

タグ:
TRPG
シナリオ
同人
2014/5/29
カテゴリ
シナリオ作成

本記事は、『TRPGシナリオ作成大全 Vol.4』に投稿予定の記事の原稿となります。いろいろな方のシナリオの作り方が読める同人誌で、皆さんのシナリオの作り方も募集しておりますので、「お、面白そう」と思った方はぜひ「こうやって作ってる」というのをお送りください m(__)m

今回はシャドウランのシナリオを作りました。


シャドウラン 20th Anniversary Edition (Role & Roll RPG)
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想定環境

シャドウランはこれまで、プレイヤ1回、マスター1回。前回マスターを務めた時は、R&Rに掲載されていた「ワンナイトビズ」で遊びました。シナリオを作るのは初めて。

で、まだプレイヤが(いや、マスターも)十分にルールを把握していないため、「ルールを覚えるためのシナリオ」を作ることにします。なので、基本線は単純なドンパチ。戦闘オンリーのシナリオです。戦闘やると、大体のルールがカバーされますからね。プレイヤもだいたい満足してくれますし。

想定プレイ時間は4時間ほど。なので、戦闘を2回がせいぜいでしょう。これは、同じく重量級ルールを備える D&D3.5e の経験からの予想。

プレイヤは4人で、普段は D&D/Pathfinder を10年以上一緒に遊んでいる連中。気楽です。シャドウランは1回遊んだだけで、ごくごく基本的なルールのみ知っています。PCは前回のセッションで作った

  • ガンスリンガーアデプト
  • ハッカー
  • 霊能探偵

と、前回休んだプレイヤが新たに作る何か。

シナリオのコンセプト

作り始めたのがセッションの前々日なので、とにかく時間がなくって「手短に作れて、整合性の検証も要らないシナリオ」でなければなりません。

そんな条件の元、とりあえずやってみたいなと思ったのが「PCが襲撃を受ける」シーン。問答無用で戦闘に巻き込めるので。もうちょっと具体的に書くと、ストリートを移動中、突然銃撃を受けて手近な建物の中に飛び込んだところからシーンが始まるというものです。ハッカーと魔術師が周囲の状況や敵勢力を把握して、戦術を立て、迎撃する、というのが想定しているセッションの流れになります(プレイヤ次第ですが)。襲撃者は魔法を使う敵を出したかった(前回出てこなかった)ので三合会(魔法をよく使うマフィア)ということにします。

もう一つのシーンは、その前段で、襲われる原因を作るシーンということにします。ランナーたちは Mr. ジョンソンからチンピラの始末を依頼され襲撃をかけるものの、その現場に三合会の下級幹部が居合わせた、ということにしました。で、その下級幹部が要請した応援軍勢がランナーたちを襲撃するのが先ほどのシーン、ということで丁度いいでしょう。

手を抜く!

今回のシナリオ作成のテーマはこれです!「手を抜く」! と言っても僕はアドリブが苦手なので、ある程度はシナリオとして記述しておかなければなりません。とりわけ、シャドウランはルールさえ覚束ないので、シナリオのアドリブに処理能力を取られるのは避けたいところです。

シナリオに登場するデータ的なものは、可能な限り有り物で賄うことにします。具体的には、敵と舞台(マップ)です。いちいち作っていては間に合いません。

2つのシーンの舞台となる建物のマップは、ダウンロード販売していたサプリメントの Sprawl Site から適当な舞台の地図を選んで使うことにします。最近はこういうのがさくっと手に入って(PDFで500円くらい)良い時代です。探せば無料の資料も見つかるのではないかと思いますが。

敵データはルールブックに載っているのから選ぼうとしたのですが、残念ながらグラントには魔術師が見当たりません。まあ魔術師は取り扱いが大変ですし、アデプトを使うことにしました。登場するチンピラは基本ルールブックに載っているグラントの中からハロウィーナーのギャングを、三合会の下級幹部はルテナントのアデプトを選んで登場させることにしました。

で、これだけだとハッカーがやること無くなりそうなので、ハッキングできる機器を幾つか設置することにします。ルールブックに載っている機器のレーティングを参考にしながら、設置されていても不自然でなく、利用できそうな機器を用意します。

これで手抜きシナリオは完成です。だいたいかかった時間は4時間くらい。もう少し時間に余裕はあったのですが、その余った時間はルールを読み直して覚えるのに使いました ^ ^

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