同人誌売上の確定申告書類を作ってみた

タグ:
同人
2016/2/13
カテゴリ
全般

おかげさまで『TRPGシナリオ作成大全』を始めとした同人誌の売上が結構な額になってきたので、確定申告をしておくことにしました(なお、以下の内容は間違っている可能性がありますので、専門知識的な部分は参考にしないでください)。 

所得ではまだ申告の必要はない(20万以下)と思うのですが、100%自身を持って「大丈夫」と言い切れるほど税務/会計関係の知識はないので、やっておくことに。 

こういった面倒な事務作業は(まあだいたい誰でもそうだと思いますが)大っ嫌いなので、できるところはお金で解決することにしました。もちろん税理士にお願いするほどの収益はありませんので自分でやるんですが、今回は、 

クラウド会計ソフト freee 

という会計のウェブサービスを利用してみることにしました。 実は「そろそろか」と思って去年の時点でアカウントだけは作ってみたのですが、本格的に使ってみたのは今年に入ってから。9800円を払って有料プランにしたのも今年からです。 

で、使ってみた感想としましては、 

  1. こんなことまでやってくれるんだ 
  2. 意外と簡単で分かりやすい 
  3. 面白い部分もある 
ッて感じでした。 

金融機関との連携 

はじめは伝票をせっせと打ち込んでいたのですが、余裕が出てくるとメニューに「口座」というのがあることに気づき、開いてみました。どうやら金融機関を登録する機能みたいです。
で、試しに銀行口座とクレジットを登録してみると、 振り込みや引き落としの履歴を取り込んでくれるではありませんか! そしてそれを元に伝票を起こせます。入力の手間がかなり省けます。もうちょっと早く見つけたかった。 

簡単で分かりやすい

 確定申告で何が面倒かといえば、 

  • お役所のルールを理解して間違いなく書類を作るのが面倒 
  • 必要書類を取りに行くのが面倒 

なのですが、freeeを使うとほとんど知識がいりません。 確定申告のルールは、freeeの用意している確定申告用のウィザードに従って入力してくだけでOK。 

「会社からもらった源泉徴収票のココの数字を入れろ」とか画像付きで指示してくれるので、迷わずに済みます。 

入力自体も、伝票を入れる他には棚卸しがやや面倒というくらいでした。数字が合わないとか、もっと面倒なことがあるかなーと恐れていましたが、特に無し。 計算やチェックは freee がやってくれます。入力で足りていない部分もすぐ分かります。 

そして地味に面倒なのが提出書類をもらってくることですが、これも freee での入力を元に出力してくれます。

面白い

というほどではありませんが、ああ、これだけ収入と支出があったんだ、とか去年に比べて今年は2月の売上が倍以上あるなあ、とか分かります。

また、これも経費にできるのかな、とかも、今まで意識していなかったので。日常生活で使っているものでも、明確に区別できるのであれば経費として計上できるそうです(青色申告と白色申告で違いあり)。
車は、走行距離で分けられそうです。ネットの接続料や携帯の費用は難しいですね。今回は入れませんでした。TRPG関係のサーバ・ドメイン費用は入れました。

で、伝票入力は面倒ではあるのですが、入力に連れて少しずつ数字が積み上がっていくので、その点は面白いと感じるところもありました。


以上のような感じでした。提出はまだこれからですが、作業時間としては、2日+ といったところでした。青空申告は3/15が提出締め切りですので、今からでも間に合うんじゃないでしょうか(領収証とかちゃんととってあれば)。

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