最新更新日: 2000/04/15 Information Reviews Links |
3. コヴナントの面々 |
初 出:1999/02/17 今回は,Ars Magica の登場人物について説明しますね。 Ars Magica では,キャラクタは,
これはちょっと変わった分類でして,いわゆる職業とかクラスとか呼ばれているものに近いのですが,また少し違います。キャラクタが,物語においてどのような役割を担うか,によって分類したものと言えます。共通しているのは,三者とも舞台となるコヴナントに深く関わっている,という点です。逆にいえば,Ars Magica では,コヴナントに関わりのない人物はキャラクタとなり得ないのです。 それぞれのタイプは,少しづつ,キャラクタの作成方法が違っています。キャラクタ作成に使えるポイントが違っていたり,選択することのできる特徴が違っていたりするのです。 プレイヤーとキャラクタArs Magica では,他のRPGと少し違っていまして,プレイヤーは複数のキャラクタを作ります。まず,マギとコンパニオンを一人づつ作成します。さらに,グロッグを数名作成します。実際のプレイでは,作成したマギまたはコンパニオンのどちらかを,物語にあわせて選んで使います。プレイヤーは,加えてグロッグも動かします(場合によっては複数)。 マギ(Magi)マギは,Ars Magica の主人公であり,コヴナントの主人であり,物語の主役たる存在です。「魔法の天分」を持ち,強大な魔法を操ることができます(中にはそうでないマギもいますが)。Ars Magica で「マギ」といったばあい,「ヘルメスの掟団」(Order of Hermes) に属している者を指します。「ヘルメスの掟団」は,次の十二の流派(House)に分かれています。マギは,いずれかの流派に属します。
コンパニオン(Companion)コンパニオンは,魔法の力を持ちませんが,その高い専門能力のため,マギから一目を置かれている者たちです。世間知らずのマギと俗世のあいだを取り持つ役割も持っています。ルールブックでは,コンパニオンの例として次のような者たちが挙げられています。
グロッグ(Grog)グロッグは大体がコヴナントの下働きの者たちで,物語においてはちょい役で出てきます。プレイヤーは,数名のグロッグを作成することになっていますが,専属のプレイヤーを置くことはありません。プレイヤーは,マギないしはコンパニオンに加えてグロッグを必要に応じて動かします。基本ルールブックでは,グロッグの例として次のような者たちが挙げられています。
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