氷川TRPG研究室

オープンラック/本棚 トルフラット

ガジェット ★★★★★ (5/5) 公開日: 2026-01-29

レビュー

トルフラット

SHIRAI STORE トルフラット

新居に移る時に本棚もいくつか新しく買うことにしたのですが、せっかくの新居なので多少は見栄えの良い本棚が良いな、と思って見つけたのがこのトルフラットでした。
写真は公式サイト様のもので、幅の違うトルフラットを3つ横に並べたものになっていますが、とても格好いい。

この本棚(公式には「オープンラック」ですが、ここでは本棚と呼称します)が他の本棚と違う点はいくつかあります。それを紹介していきます。

ところで、YouTubeによく「本棚紹介」動画があるんですが、期待して観ると全部「本棚にある本の紹介」で「本棚の紹介」じゃない。やめてほしい。タイトルは「蔵書紹介」とかにしてほしいぞ。

基本情報

  • 製造 : 株式会社白井産業
  • 寸法 : H200cm, D29cm。幅は 50cm, 70cm, 90cm の3種類。
  • カラー : ナチュラル / ダークブラウン / アイボリー
  • 価格(税込) : たまに15%OFFくらいのセールがあります。
    • 幅 50cm : 19,800円
    • 幅 70cm : 24,800円
    • 幅 90cm : 29,800円
  • 棚数: 8枚。うち3枚は固定。残りは稼働棚。

棚板の水平ライン

フランク・ロイド・ライトの帝国ホテルや落水荘などの建築が典型的ですが、水平ラインを強調する手法は建築で使われる基本的なデザインの一つです(たぶん)。

トルフラットは、この水平ラインを強く意識したデザインになっています。
安価な価格帯の本棚なんてだいたいどれも同じなんですが、このトルフラットは水平ラインの強調を中心にいくつかの工夫で非常におしゃれなデザインに仕上がっています。たぶん他にはないと思います。

通常の本棚は、60cmくらいが棚板の幅の限界のようで、それ以上の横幅、例えば90cmの本棚の場合はどこかに縦の板(側板)が入って左右に仕切られています。このとき、縦板と棚板のどちらが全面に出るかというと、構造上、縦板が手前に出ることになります。縦板が前に出ると、そこで水平ラインは分断されることになります。

一方、トルフラットは横幅90cmのモデルでも途中に入る縦板がなく、両脇の2枚の側板だけの構造になっています。
さらに、トルフラットはこの棚板を一部くり抜いて、側板よりも前に出ているように見せています。
このデザインもあって、特にトルフラットを2台以上並べて置くと、棚板の水平ラインがとても強調されて見えるようになっています。

わかりやすく図にすると、こんな感じ。

本棚比較

両脇の側板だけで支えることが出来るのは、トルフラットが横板に3cmの分厚い板を使っているからかと思います。というのも一般的な本棚の棚板の厚さはこの半分くらいなので、載せた本の重みで幅を広く取るとたわんでしまうものと思います。
そしてこの棚板の厚みのおかげで、水平ラインがさらに強調されるデザインになっています。
またこの棚板の角は落とされ丸みを持ったものになっていて、これも高級感を感じさせる仕上がりになっています。

光沢の少ないオーク/ウォルナットの表面

よくある安物の本棚は芯材に木目調のプリントシートを貼ってありますが、このプリントシートが光沢を帯びていて一層安っぽく見えます。
トルフラットも木目調シートなのですが、比較的光沢を抑えたリアルなものを使っていて落ち着いた雰囲気を出しています。

背板の抜け感

トルフラットでは背板の一部が抜けています。
本をぶち込んでしまうとどっちにしろ隠れてしまうのですが、一応「オープンラック」なので。

安価

激安な本棚に比べれば値段はしますが、それでもこのデザインだと倍以上してもおかしくないように思います。

トルフラットの欠点

欠点の少ないトルフラットですが、組み立てはそこそこ大変です。実は上下2つに分かれていて、それぞれを組み立てて最後に組み合わせるのですが、結構重いので特に一人では苦労すると思います。
もう一つの些細な欠点としては、棚板が分厚い分、収納力は通常の本棚に比べて若干、劣ります。とにかくたくさん詰め込みたい、という方には向いてないかも。