生物のなかの時間 編集

タグ: 科学技術

登録日
2011/10/15 2:49
カテゴリ
一般
ISBN
4569799353
感想

理化学研究所 発生・再生科学総合研究センタに所属する3人の研究者が「生物のなかの時間」というテーマを中心にワイワイガヤガヤしゃべり倒す、といった感じの本。

生物の体内時計の仕組みはもちろん、エントロピー、進化、発生、DNAなど、話題はポンポン飛びます。

もうしょっぱなから飛ばしまくって、3人が研究の中で興味を持っている話題がどんどん出てくるので、順を追って話を組み立て丁寧に説明しよう、という本ではありません。う、うう、とか思っているうちに次の話題に移ってたりします。しかしそれだけに、刺激的で面白い。ホットです。

いちいち丁寧な説明がされない、といっても、僕でも面白く一気に読めたので、生物に関心の強い高校生くらいなら余裕で読めると思います。

評価
4