次世代のテクノロジー(10)
脳深部刺激療法 脳の神経伝達物質の減少によって生じるパーキンソン病の症状緩和のために脳に電極を埋め込んでペースメーカから信号を送って振戦(震え)を抑える。 メルセデスの自転車 自動変速機付きの自転車。サスペンションの調整なども自動でやってくれる。暗くなるとライトもつき,ブレーキをかけて減速するとテールランプもつきます。 アイコンタクトセンサ 「オン」「オフ」の音声に反応してついたり消えたりするランプや視線をはずすと再生が止まるビデオなど。 ランプも,ランプについているカメラに目を合わせて「オン」「オフ」と言わないと反応しない。 また,パーティションを挟んで人が向かい合ったときのみ透明になる液晶を挟み込んだガラスなども。「向かい合った」状態を判別するためにタグを身につけていないとだめですが,これも面白い。 インナークール おぼれるなどして呼吸停止した患者を低体温状態にして脳へのダメージを防ぎ,時間稼ぎをしてその間に蘇生する緊急治療法。カテーテルを通じて冷たい生理食塩水を入れて体温を34度くらいまで下げるそうです。 治療のために同様の処置は10年前から行われていたものの,緊急医療に仕えるようになったのは最近。 観光用潜水艇 の他に個人用の潜水艇も紹介されていてこっちは4.5万ドル。十分買える値段ですね。 発光ダイオードの電球 消費電力の低さと寿命の長さ(通常の電球の50倍程度)がメリット。 有機ELによる照明というのも数年先のロードマップには載っているようですが,そうなると室内の風景が大分変わってくるような気がして楽しみです。