2021/7/11 3:28

ワクチン接種

タグ: 科学技術

7/8に職域接種でワクチンを射ってきました(1回目)。会場は空いていて、スルスル流れて注射もあっという間、チクっとしただけでした。

多くの方が報告しているとおり、注射を打った腕のほうが痛くなります。と言っても、打ち身みたいな感じの痛みで、押さえたりするとちょっと痛い、という程度です。腕を上げるとやはり痛みがありますが、上がらないことはありませんでした。そして注射後24時間ほど経つと、ちょっとだるくなり、さらに翌日土曜日は熱っぽくだるくなりました。本当の風邪などとは違ってこじらせて悪化する心配はないと思うのでその辺りは気楽(本当に風邪などの病気にかかってるという可能性もなくはないですが)。で、翌日日曜日(本日)はそれもなくなりました。

去年11月の大統領選挙後、BioNTech/Pfizer, Moderna から相次いで第三層臨床試験の結果、ワクチンの劇的な効果が確認されたとの発表があり次いでFDAが承認して「やった!早くワクチン射ちたい!」と言ってたら、当時は周りから割と微妙な顔をされました(笑)。ワクチンの開発は非常に難しく開発には何年(10年以上も)もかかり、めったに承認が降りないと聞いていたので、まさか1年も経たないうちにこんなにめちゃめちゃ効いて(90%以上)副反応も少ないワクチンが複数出てくるとは思っていませんでした。

しかし、年末に見たニュースでは、「日本にワクチンが普及するのは2022年春頃」と報道されてて「先は長いな」と落胆していたのですが、オリンピック開催に向けて政府がなりふり構わなくなったのか物凄いスピードで接種が進んでいますね(まあオリンピックはグダグダでアレな感じですが)。このまま順調に進めば、イギリスやイスラエルの先例を見るに秋口には明確に効果が見え始め、非常事態宣言を出すこともなくなり正常化に向かうのではないでしょうか。冬コミが無事開催できるといいのですが……。ちなみにワクチン接種が進んでアフターコロナだ!とフィーバーしているアメリカは未だに感染者数、死亡者数ともに、人口比で見ても日本より多いので、日本はもう少し緩めてもいいように個人的には思います。どうだろう。

人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推移【世界・国別】

一方で気になるのは、摂取比率が60%を超えてきているイギリス・イスラエルでも未摂取者の間では引き続き感染者が増えていることで、新型コロナは、期待されていた集団免疫が非常に成立しにくいタイプのウイルスなのかもしれません。非接種者が数割残っていると、その人達の間で10年経っても流行し続ける、というシナリオも考えられます。そうなると、今は若くて「かかっても大丈夫だろう」という人も、10年、20年経つとだんだんやばい年齢になってくるかもしれませんね。

これでわかる!新型コロナワクチン情報:新型コロナワクチン公共情報タスクフォース

新型コロナワクチンの接種状況(一般接種(高齢者含む)) | 政府CIOポータル

blog comments powered by Disqus