2005/8/7 15:10

夏休み

タグ: 一般 作品 科学技術

昨日から夏休みに入りました。
今日はイマイチ体調がよくなかったので,雑事をあれこれ片付け。

午前中は,言語ゲームに関する本を読んでいましたが,どうも理解できません(^ ^;
途中であきらめて,コミケに備えて本の整理。買ってみたけどいまいちだった漫画などをブックオフに売り払って,英語版のD&Dサプリメント(Complete Warrior とか)を倉庫へ運搬。

昼過ぎに倉庫から戻って,サイトをちょっと整理。

夜は,スターウォーズを見ました! …『クローンの攻撃』
DVDが出てすぐくらいに買ってそのままになっていたのですが,ついにビニルを破って鑑賞。映画館で上映されていた頃は多忙で,気づいたらもう終わっていました。IIIは終わる前に見に行きたいところ。

シリーズの4-6ってほとんど記憶にない(観たかどうかすらも(^ ^;)のですが,これは面白いですね。結構な量のエピソードを上手く詰め込んでいると思います。CG も効果的に使われている。

今月の日経サイエンス(2005年9月号)は興味を惹かれる記事が少なかったのですが,エピソードIIIで使われた Subsurface Scattering という(CGの)技術に関する記事は面白かったです(「進化したヨーダの姿」)。
ちょっと前のCGって,特に生物を描こうとすると明らかにCGだと分かっちゃうものしかできなかったのですが,Subsurface Scattering を上手く処理できなかったことがその原因の一つです。
人間の肌って,僕は普段は不透明なものと認識していますが,静脈が透けて見えることからも分かるように実は半透明で,皮膚の表面化にも光は入り込み,散乱して再び外部に出てきます。
しかしちょっと前の CG の技術では,光は物体の表面ですべて反射・吸収されるものとしてレンダリングしていたんだそうな。理由は,現象自体はつかめていてシミュレーションも可能(微分方程式を解けばいいらしい)なものの,計算負荷が重すぎて現実的ではなかったとのこと。
なのでコンピュータの処理能力の向上によって解決したのかなと思ったのですが(まあそれだと記事にはならんわけですが),Subsurface Scattering を近似するモデルを作って方程式を解かずに再現できるようにしたそうです。詳細は記事をお読みください,という事になりますが,このあたりの解決が興味深かったです。
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