2006/2/26 5:11

次世代のテクノロジィ(6)

タグ: 作品 科学技術 ドキュメンタリ

自動走行車
GPSでルートを制御し,無人で自動走行させるレースというのが毎年行われていて,その出場車の一つ,「ゴーストライダー号」が紹介されていました。
全長280kmのコースが用意されているそうですが,去年の最長記録はまだ12km。先は長そうです。

だいたい四輪の車がエントリしているのですが,取り上げられていた「ゴーストライダー号」は2輪のバイクを改造したもの。最初「え?」と思いましたが,今なら倒れないように制御できるんですね。
もっとも去年のレースではスタートして1mのところでこけて終了していましたが。
今年のテスト走行では,草原をぐんぐん走っている場面もありました。無人のバイクが障害物をよけながら走る様は,何も知らずに夜中に目撃すると SAN が減りそうです。

自動翻訳機インターアクト
タブレットPCなどに搭載できるソフトウェア(+ハンズフリーマイク)で,自国語→10ヶ国語に翻訳し,読み上げてくれます。
ベースは Windows 機のようなので,ハードウェア的には重量とサイズとバッテリ持続時間が気になりますし,ソフトウェア的には翻訳制度が気になります。番組では簡単な文章の翻訳しかやっていませんでした(^ ^;。
さらに,相手の言葉→自国語への変換はありません。まだ実用的とは言いがたい気がします。

iPod & リモコンを使った授業
授業内容を Podcast で配信したり語学の授業に使ったり。びっくりする様な使い方はありません。
リモコンは,講義中に出された質問に回答させるのに使っていました。わざわざ取り上げるほどのこともないようなふつーの使い方に思えます。いちおう,これによって居眠りする学生が激減したとのこと。学生が居眠りするのは日本だけに限ったことではないようです。

ブレインゲート
頭頂部に機器を取り付け,思考によって生じる脳の信号を拾ってマウスカーソルを動かす技術。Hot Wired などでも同様の技術が幾種類かが取り上げられていますが,特に目新しい情報はなし。
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