2011/1/1 13:45
コミケ79
今回も行ってまいりました。いつものメンバ二人で、特に渋滞もなく順調。22:00頃出発して3:00頃ホテル到着。帰りも17:00頃出発して22:00頃帰名。
三日間とも、凍えるほどでもなく楽なコミケでした。特に一日目は動きまわると熱く、外に出ると気持いいくらい。
その一日目は知り合いのご厚意でサークル入場。余計快適です。調子に乗って買いすぎ。TRPG関係では「奉仕の会」が再始動したのが嬉しい限り。今回はPARANOIAではなく『クレムリン』の奉仕の会版「もえむりん」の紹介記事。お、面白そう。「もえむりん」はソ連の政治家を東方キャラに、権力闘争を人気競争に置き換えていますが、これだとAKB48バージョンとかもぴったりそう。僕はどちらの知識もさっぱりなのが難点ですが。また、いつになるかはわからないものの、PARANOIAも再開したいとのこと。Fivestar 再開とどちらが早いか?
『地球光』『月光蝶』は「となりの801ちゃん」未収録作品集ですが、こっちのほうが面白いネタも多い気が。深い人向けということでしょうか。
STUDIO BULL's EYE では前回なぜか買わなかった『Silver Singer』と新刊を購入。絵の方はとりたてて上手いというわけではありませんが、物語に不思議な魅力があります。古典的なファンタジーというかお伽話の風味も強い。紫堂恭子に近いかな。伏線がバッチリ決まっているとか、主人公があっと驚く解決を繰り出すとか、萌え萌えなヒロインが登場するとか、そういった派手な展開があるわけではなく、淡々と進んだかと思えば唐突に決着がついたり、あっさり敵に逃げられて終わったりと、なんとなく昔のままならないTRPG的な展開を思い出させます。なのですが、最初に書いたように不思議な魅力があります。正直、同人誌に限らず、ファンタジーを扱った漫画の中で一番と言ってもいいかも。
クトゥルフ関連で買ったのが『そんな探索者で大丈夫か?』。12ページの薄いコピー本で、クトゥルフ初心者向けのプレイガイドとなっています。
今回、奉仕の会と並んで久方ぶりに新刊が出たのが旧理数館、Aire Verte の『ポルトガルの風景画集』。今後はコミケにも復帰されるそうで非常に嬉しい。なぜかエルシャダイ本、しかも例のセリフのパロディではなく真面目な同人誌も出ていましたがそちらは買わず(元ネタが全くわからんので)。