最近のTRPG支援ツール

一般 kilica 2021/2/13

最近のTRPG支援ツール

TRPGというかゲーム開発者向けのもありますが、いくつか目についたものをご紹介します。

Dungeon Alchemist™ by Wim De Hert — Kickstarter

ダンジョンなどのフロアマップ作成ツールですが、3Dビジュアルが非常に美しいのと、部屋の形を作るだけでインテリアを自動的に適当に配置してくれるAI機能が備わっています。「細かいことは良いから、とにかくそれっぽいのを何か用意しないといけない」ときにピッタシです。

現在 Kickstarter 中なので、リリースされるのは暫く先です(2022年初)。

MetaHuman Creator - Epic Gamesがデジタルヒューマン作成の為の新アプリケーションを発表!サンプルプロジェクトも公開!

めっちゃリアルな3Dキャラクタモデルをブラウザで作成できるツール。できたらダウンロードして Unreal Engine などで使えるみたい。

Medieval Game Environment - Quixel Megascansによるリアルな中世のゲーム背景プロジェクト!UE4マケプレで無償公開!

とてもリアルな中世ヨーロッパの世界を作れる UE4 用の環境アセットだそうです。ちょっと素人には作れそうにありませんが(笑)。

Mythroll Armory's TileFormers | Quick & Easy Dungeon Terrain by Mythroll Armory — Kickstarter

これも Kickstarter ですが、すでに終わってます。磁石付きのフロアタイルで、面白いのは建物も作れること。

バブルが来る?

アメリカはバブルの入り口に立っているのかもしれません。2020年からかつてない金融緩和を行い、さらにワクチンによって社会が正常に戻ると、市場にばらまかれたマネーは株式市場や不動産でバブルを引き起こす可能性があります。去年からすでに巣ごもり銘柄、サブスクリプション銘柄はバブルとも思える上昇を見せていますが、今年は新型コロナで打撃を受けていたセクターでバブルになるのかもしれません。

株式投資には、素人でも楽々勝てる相場と、全く勝てない相場があります。2020年は、素人でも勝てる相場でした。2021年も、そうなる可能性があります(少なくとも今月まではそうでした)。バブルになれば、10年に一度の楽々勝てる相場になります。この波に乗らないなんて選択肢はありません。

日本の経済対策

私は経済の専門家ではありませんが、日本の経済政策は完全に狂ってると思います。

バブル崩壊後、日本は非常に長い間デフレに苦しんできました。経験的に、また世界的にインフレ率は2%がベストと考えられています。アメリカのFRBもこの数値をターゲットにしていますし、日銀も、黒田総裁になってこの数値を目標に掲げて「異次元の緩和」を始めました。しかし、御存知の通り、2%には到底達しそうにありません。黒田さんが日銀総裁に就任して8年も経ちますが、完全に未達で、目処も立ってない状態です。つまり、日本はデフレなんです。

経済政策には、インフレ対策の政策とデフレ対策の政策があります。それぞれ、主だった政策を並べると以下のようになります。

  インフレ対策 デフレ対策
政府 小さな政府 大きな政府
財政 緊縮財政 積極財政
税金 増税 減税
金融 引き締め 緩和
公務員数 削減 増員
規制 緩和・自由化 強化・国有化
労働市場 流動化 労働者保護

どうでしょう。日頃経済にあまり関心を持たない方でも、日本の政策がどちらに近いか、何となく分かるのではないでしょうか。そう、インフレ対策の政策です。

つまり、日本はデフレなのに、インフレ対策の政策をとっているのです(2013年になってようやく、金融政策は緩和になりましたが)。いまの政策を頑張れば頑張るほど、デフレになっていきます。一体何を考えているんでしょうね。消費税を上げる、なんて話もちょくちょく出てますが、上げる前にまずはインフレターゲットの2%を達成してからにしてほしいですね。

そろそろリタイア?

一般 kilica 2021/1/17

Orbis Mundi2

HarnMaster の Facebook 上のコミュニティで Orbis Mundi2 というTRPGが話題に出てて見に行ったのですが、中世ヨーロッパ関連の資料としてとても良さそうで一式購入しました。 どうも去年の末に Kickstarter に上がっていたようですが、全然気づかなかった >_<

リタイア

憧れのリタイア生活ですが、よくよく調べてみると意外と手が届きそうな所まで来ていたので調べたり考えたりしてました。

まあ "FIRE" にしては年をとってますが、元々は「あと10年くらいでリタイアできたら良いな」くらいに考えていました。ETFだと10年で2倍程度の増加が見込めますから。

しかし、2020年はめちゃくちゃパフォーマンスが良く、1年で10年分くらいの利益を得ることができました(ちなみに今年2021年も、2020年以上のチャンスの年になるかもしれません。そして2022年はかなり危ない年になるかも)。そして今、「ひょっとしたら行けるんでは」となっているわけです。
(追記:2020年にパフォーマンスが良かったのは Zoom, Moderna, BioNTech などの個別株に投資していたからです)

仕事の方もやりかけの案件などあるのですぐに辞めることはありませんが、引き継ぎや縮小など具体的な算段を始めてみました。

まあ半年後には大失敗やらかして「やっぱりあと10年頑張るか」となってるかもしれませんが(笑)

株式投資を始めてみよう

一般 kilica 2021/1/3

4年ほど前から(まじめに)株式投資を始めました。今年は、とてもとても利益が出た1年でした。
皆さんは何か投資をされていますでしょうか。

トマ・ピケティの『21世紀の資本』によると、労働収入の成長率に比べて財産収入(株・不動産・債権など)の成長率のほうが常に高いそうです。
これが何を意味するかというと、
財産を持って運用している者と、そうでない者の収入の差はどんどん開いていく
ということです。
財産収入は強烈で、もしあなたが1000万円程度の貯金を持っていたとしても、そのままにしていれば200万そこそこの財産を株式投資などで運用している者に追い抜かれてしまいます。それも、運がいいとか特別な知識や技術を持った者に抜かれるのではなく、ごくごく平均的な銘柄を購入して持っているだけの人に抜かれてしまうのです。

ピケティの結論を認めるのであれば、「自分も財産収入を得ていかないとヤバい」と考えるのは当然ではないでしょうか。

しかし「自分は財産なんて持ってないし」と思うかもしれません。現在アメリカでは「ロビンフッター」と呼ばれる20代の若者が数万〜数十万円程度の資金を元手に、大量に株式市場に参加してきています。
もし「10年くらい頑張れば数百万円のお金は貯められるかも」、あるいはすでに数百万円以上の元手を持っている、という方であれば、投資を始めて十分な財産収入を得ることができます。その効果は、後で述べますが劇的です。
今すぐ投資を始めましょう。
その場合は、手軽さ、撤退の容易さ、パフォーマンスから株式投資をおすすめします(不動産や債権ではなく)。本ブログでも、株式投資のみを扱います。

株式投資に限らず、投資というと「素人が手を出すと損するだけ」と考える方が多いかもしれません。
たしかに、トレード(投機。短期売買)の世界は80%(90%)の人が損を出して1年と経たないうちにやめてしまう、とも言われています。

しかしながら、長期の投資であればちゃんとした銘柄を選べば素人でも安定したリターンを得ることができます。
特に、ETF(上場型投資信託)と呼ばれる株は手軽に売買でき、低いリスクで高いリターンを見込めます(リスクゼロではありません)。

ここでは例として、アメリカの代表的な銘柄500の株価の平均を表す指数S&P500に連動するETF(SPY)に投資していた場合を見てみましょう。このETFは、知る人ぞ知る秘密の株でもなんでもなく、株の勉強をしている人なら誰でも知ってる、買っているような、もっともメジャーな株の一つです。また「たまたま業績が良かった銘柄」でもなんでもなく、米国の500銘柄の「平均」に過ぎません。つまり、米国の代表的な500社の株をちょこっとずつ買った場合の成績と考えて差し支えありません。
さてリーマンショック直前の2008年1月にこのETFを買って何もせずずっと握りしめていた場合、なんとリーマンショックの暴落を経ても10年後の2018年には2倍になっています。
もしとてもラッキーなことに、リーマン・ショック後の2009年1月にこのETFを買っていた場合は、10年後の2019年1月には4倍近い資産になっています。
今年は御存知の通り新型コロナウィルスによって経済はずたずたになりましたが、このETFは一度33%ほど下落した後、半年ほどで元の価格に戻り更に上昇し、年間を通してみると20%ほどプラスになっています。

この上昇率(10年間で2倍)を基本に考えると、30歳になるまでに頑張って500万を貯めてSPYを購入すれば、その500万円は60歳までに4000万円にまで増えていることになります。以前話題になった老後資金2000万円を大きく上回る金額です。
「30歳までに500万円」という金額は今の御時世、必ずしも簡単ではありませんが、30歳までに250万円貯めてSPYを購入すれば、あるいは少し遅れても40歳までに500万円貯めていれば、60歳までに2000万円にまで増えている計算です。これはなんとか余裕を持った老後を送れる金額です。
これなら、必死に働いて節約すれば貯められる人も多いのではないでしょうか。

最初に「今すぐ投資を始めましょう」とちょっと煽るように言いましたが、納得いただけたでしょうか?
アメリカの若者は、すでに始めています。我々も始めなければ、世界との差は時間とともにどんどん開いていきます(投資は、早く始めることがとても重要です)。
親世代が頼りにしていた銀行預金や貯蓄目的の保険はだめです。いまは全く利子が付きませんし今後も付く見込みはありません。日本も世界も全く変わっています。

今はまとまったお金がない、という方も、証券取引口座を開いて月数万円ずつ、SPY などの ETF を買っていってください。1株ずつくらいなら買うことができます。
証券会社は色々ありますが、マネックス証券をおすすめします。楽天をよく利用している方は楽天証券でも良いかもしれません(私は使ってないのであまり良く知りませんが評判は悪くありません)。その他にも良い証券会社はあるかもしれませんが、少なくともネット証券の中から選んでください。

できれば、今年は投資について基本的なことを何回かに分けて書いていけたらと思います。
この記事を読んで危機感を持った方は、次の記事をアップするまでに証券口座を開いておいてください。口座の開設だけなら無料です。手続きには時間がかかりますので、開いておかないと「今がチャンス、投資を始めたい」と思うときがきてもじれったく待たなければなりません。

投資をしようか迷っている方、アドバイスが欲しい方がいましたら、私で良ければ Twitter の @kilica までDMでお気軽にご連絡ください。

2020年を振り返る

一般 kilica 2020/12/13

ちょっと早いですが、2020年を振り返ってみました。例年この時期は原稿などで忙しいのですが、今年は冬コミもなく比較的時間があります。

全体的には、やりたいことが殆どできない1年でした。4月まではハワイ関連の炎上プロジェクトで土日もほとんどないような状態でした。そして「このプロジェクトが終わったらハワイに行くんだ」と言っていたら、見事にフラグになってしまい、コロナ蔓延でハワイどころではなくなってしまいました。また秋には体調を崩し、1ヶ月位の間、土日は寝込んでました。

このブログの更新回数も惨憺たるものですね……。

TRPG

コロナのためオンラインセッションに切り替えました。月に1回くらいの割合で遊んでいます。

現在はD&D5版の2つ目のキャンペーン。D&D Beyond + Zoom という環境。

買い物

今年はたくさん買い物をしました。

MacBook Air

4月に購入。キーボードもバタフライではなくなり、ほぼ文句の付け所のないモデルだと思います。強いて言えば、Wifi6未対応くらいでしょうか。11月まではそう思っていました……

WI-C310

SONY の Bluetoothのイヤホンを買いました。これは大活躍。そこそこYouTube動画を見るようになったのもこれを買ったからかも。

サングラス

自転車乗ってると時々頭が痛くなるので、サングラスを買ってみました。改善されたように思います。が、コロナなのでマスクもつけると完全に不審者……

その他、Blu-ray ドライブ, popIn Aladdin, ポータブル外部ディスプレイ、スキャナなど。

また、自分用ではありませんが M1 MacBook Air も買いました。

ソフトウェア

Affinity(Designer, Photo, Publisher)

同人誌を出さなくなって Adobe のサブスクリプションを停めたため、その代わりです。機能的には(もともと大したことをやってないので)十分です。.ai でエクスポートできない(読み込みは可能)のと、Acrobat の代わりもなにか無いかな、というくらいかな。

draw.io

Visio みたいなフリーのソフトです。開発関係のいろんな図を書いたりするのに便利です。

brew bundle

Mac でアプリケーションの管理に便利な brew ですが、インストールリストを作っておくと brew bundle を実行するだけでインストールが完了するので新PCのセットアップに非常に便利です。今年は4台分インストールしたので大活躍しました。

Zoom

ミーティングしたりオンラインセッションしたりと活躍しました。

楽天 Kobo

Amazon はアフィリエイトアカウントを一方的に凍結してきたので、なるべく使うのは止めて楽天Koboにしました(楽天もあまり好きではありませんが)。Kindleより使いやすいかな。

自転車

旅行はあまり行けてませんが、自転車では知多に2回、蒲郡、香嵐渓と出かけています。

チェーンとタイヤが寿命なので交換しました。

表現の自由

2019年の選挙で見事当選した山田太郎議員期待を遥かに上回る実績を残してくれています。頑張って応援した甲斐がありました。

自民党1年目から早くも、圧倒的な実務能力を示して多くの部会・調査会の要職(副部会長など)に就いています。少なくとも今までの表現規制のルートは全て押さえてしまっています。そういった法案は(今年もいくつかありましたが)全て山田議員がブロックしています。

問題は新たに出てきたそれ以外のルートで、「地方議会」「巨大プラットフォーム(GAFA、クレジットカード)」「ツイフェミ・ポリコレの要求」などです。これらは国会議員の立場ではどうしようもないものが多いのが困りものです。

投資/トレード

2020年は投資の年でした。冒頭で書いたとおりほとんど何もできない年でしたが、投資だけは大成功でした。コロナからのリバウンドをうまく取って、2倍近いリターンを得ました。下のグラフは今年1年のマネックス証券で運用している投資金額の推移です。こんな年があと数年あると、リタイアできますね(笑) ここ数年、勉強して取り組んできたのが実を結んだ感じです。

始める前は怖い、お金を失ってしまう、と思っていたのですが、きちんと知識をつければそこまで恐れるものではありませんでした。例えば、今年のコロナの暴落はまさに10年に一度の暴落でしたが、それでもせいぜい35%程度の下落です(S&P500指数)。ゼロどころか、半分にもなりません。しかも半年も経たないうちにもとの株価まで戻ってきています。

親の世代の頃のような高い金利はありませんので、銀行預金や保険は何ら資産形成に貢献してくれません。変わりに、親の世代とは違って圧倒的に手軽に株などの投資を始められる環境が整っています。投資は、複利で増やすことが出来るため早くに始めたほうが有利です。投資/トレードに興味がある方がいらっしゃいましたら、基礎的な、簡単なアドバイスで良ければさせていただきますのでご相談ください。特に、どうすれば資金を守れるか、減らさないように出来るか、についてアドバイスできると思います(一方で、どの銘柄を買えばいいのか?みたいなご質問にはあまりお応えできませんのでご了承ください)。