2005/7/1 5:42
[イタリア旅行] 水
【写真】イタリアでよく見かけた Aqua Minerale のペットボトル
イタリアで一番苦労(ってほどでもないが)したのが水でした。
ご存知の通り日本と違ってただで飲めるわけではなく,Aqua Minerale(ミネラルウォータ)を買わなければなりません。
これはレストランでも一緒で,注文すると 500ml ペットボトルが出てきます。
まあ金を払えば良いだけなのですが,じゃあ何に苦労するかと言うと買う場所によってぜんぜん値段が違うところに苦労しました。
たぶんイタリア人は 0.6EUR(80-90円くらい)あたりのを買っているんだと思うのですが,ヴァチカンやコロッセオなどの観光スポットで売っているのは 2EUR することが多い。その辺の街中だと 1EUR(140円)とか。
一番高かったのはヴァチカンのあたりのバール(軽食の店)で売っていた 3EUR。一番安かったのはピサの Santa Croce というホテルの自販機で売っていた 0.5EUR でした。
ちなみに日本と逆で,ホテルの部屋に備え付けの冷蔵庫は中のものに手を出しても料金はかからないのではないかと思います。
「相場は 2EUR」と思っていればいいのですが,「安けりゃ 0.6 EUR」って知っていますので,「2EUR も出せるかこのヤロー」と我慢してもっと安いのを探します。しかし5月の日差しは容赦なく照りつけ,「ああ,2EUR でもあの時買っときゃ良かった」とフォロロマーノの遺跡の中を歩き続け,結局くたくたになって遺跡を抜けたところで 2EUR 出して「まいどありー」って感じです。
なお,イタリアでミネラルウォータというと,「ガス入り(Con Gas)」と「ガスなし」があって,「ガス入り」は炭酸水になっています。一度,\"Non Gas\" と言ったつもりが \"Con Gas\" ととられて炭酸入りが出てきたことが(^ ^;
そんなわけでソウルの食堂で自由に水が飲めるようになっているのを見たとき,「ああ,同じ文化のところに帰ってきたなあ」としみじみ思いました。
【写真】ソウルでは自由に水が飲める。