2006/1/14 3:08

予告編

タグ: TRPG 考察

映画の本編の前によくやる近日公開作品の予告編をみると,大抵どれもこれもめちゃくちゃ面白そうで「全部観たい」と思うのですが,経験的には「ほとんどは予告編ほど面白くない」ことが分かっているのでスルーしています。
偶にだまされて観てしまうと,「よくもまあこの本編から上手く編集したものだ」とそのテクニックには感心します。
しかし120分の駄作を1分に縮めることで傑作が作れるなら,240時間の映画を作っておいて1/120に縮めれば2時間の傑作映画ができる・・・訳はないですね。

ところで最近はTRPGでも「次回予告」を設けているようです。しかしどうも映画の予告編とは逆に陳腐な文章で盛り下げる方向に働くことが多いような。『れれれ』の『深夜三流俗悪アニメの逆襲』ならぴったりなんですが(^ ^;。

しかし,アニメの次回予告は,視聴者が次回も見てくれるように「面白そうだ」という期待を煽るところを狙っているのに対し,TRPGの次回予告はシナリオに沿った方向にプレイヤを誘導することが一番の狙いになっている,と僕は理解しています。

であればもっと別のTRPG向きの「予告」があるんではないでしょうか。
アニメの次回予告的な手法は確かに非常にスマートで多くのプレイヤにとっても馴染み深く優れた伝達手段ですが,効果的な「次回予告」を作るのは最初にこれ考えついた人が思っていたほど簡単ではなかったということです。

で,この話はここで一応おしまい。次回予告等で先のストーリィの触れることがそもそも好きじゃないのです(^ ^;。
コンベンションで遊ぶ頻度が高くなれば続きを考えるかもしれません。
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