戦術と指揮
戦争における戦術について一般向け(PHP文庫なのでビジネスマン向け?)に書いた本で,図もたくさん入っていて分かりやすいです。 さらに,第1章で基本を解説したあと,第2章では演習問題が並んでおり,例えば, 「河川を前にして『敵に遠いところで,障害を渡ろう』としても,適当な場所が発見できない場合がある。そのときは強行渡河をすることになる。その場合,どの地点で渡るのが有利か」(本には,配置図とA,B,Cの選択肢が示されている) とか, 「包囲機動による攻撃において,助攻はA案,B案のどちらの市が適切か?」 といった問題が21問出されています。 さらに第4章以降は,もっと具体的な状況が示され,問題が出されていて,まだ取り掛かっていませんがとても面白そう。単なる戦術的な配置や行動を問う問題だけでなく, 「(前略)装甲車を走らせたが,途中で前進困難な地形となった。下車して不時着予想地点に前進すると,約300m前方のくぼ地に,ヘリを発見した。双眼鏡で捜索したが,乗員の状況は不明だ。結城軍曹には,三つの選択肢がある。 A案:ヘリの位置に向かい急進する。 B案:敵の接近経路に向かい急進する。 C案:ヘリをもっとも観察できる位置に急進する。」 とか, 「(前略)突然,道路わきに,武器を持たないX国軍兵士1名が座っているのを発見した。脱走者のようである。結城軍曹は装甲車を止めて近寄った。兵士は二度と戦場に戻りたくないという。結城軍曹には三つの対処方法がある。 A案:憲兵に引き渡す。 B案:第1戦に連れ戻す。 C案:食料を与え,見ない振りをして見逃す。」 といった,なんか,そのまんまRPGのシナリオに使えそうな(しかも面白そうな)状況が設定され,問題が出されています。