2004/1/11 12:11

フューチャー・イズ・ワイルド

タグ: 作品

作者:ドゥーガル=ディクソン & ジョン=アダムス
出版社:ダイヤモンド社
2004

500万年?2億年後の地球に生息しているであろう生き物を最新の研究成果を元に考証し,描き出しています。もちろん,そんな先の未来の地球環境からして確実にシミュレートできないわけですからお遊びではありますが,そこにちりばめられている生物の環境対応戦略や形態・行動の意味などの知見は非常に面白いし,想像力を刺激されます。
ディクスンは同様のテーマで『アフターマン』『マンアフターマン』『新恐竜』などの本を出しており,それらに比べると本書はイラストが少なく文章の割合が多くなっていて面白みに欠ける。なので『アフターマン』の方がお奨めなんですが,入手は困難かもしれません。
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