『類語使い分け辞典』

一般 公開日: 2008-05-06
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たまたま本屋で目に留まって見たところ、面白そうだったので購入。 他に角川書店の『類語国語辞典』、講談社の『類語大辞典』というのを持っている(家にある)のですが、まるで様相を異にしています。 持っていた二冊が、短い数語の定義が面白みも無く並べてあるだけなのに対し、本書は頭から読んでいっても面白く読めるように書かれています。あまり辞書っぽくないですね。1ページに1語群の説明がまとめられていることもあって、『よく分かる?』や『図解?』シリーズのような印象です。 表紙の帯には「「山にのぼる」と「山にあがる」の違いをいえますか?」という問いかけがあります。 本書内の説明は、 > #### POINT: > > 「あがる」は、低い位置・段階から高い位置・段階に移るの意で、そこへの到達に重点がある。「のぼる」は低い位置から高い位置へ移っていく意で、移動そのものに重点がある #### 使い分け > >
表現例あがるのぼる
A 山に ― /坂を ―
B 大勢の生徒の手が ―
C 汗をふきふき山道を ―
> > (本当はもう3例あります) #### 解説 > > - Bで「あがる」は、手のような体の一部の移動にも使えるが、「のぼる」は動かせるもの全体の移動にしか使えない。 > - 「のぼる」は経過に重点があるため、Cの「汗をふきふき」という途中の動作とともに用いても自然だが、到達点に重点のある「あがる」は不自然。 > > (本当は6例ぶんの解説があります)

といった具合に、「なるほど、言われてみればその通りだ」と思える解説が付されています。