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一般
kilica
2005/1/9
- ようやく TRPG 関係のサイトも blog (というか重要なのは RSS)を利用するところが増えてきたようで喜ばしい限りです。
ここの「RSSって何ですか?」に blog サービスを比較したページを紹介していますので,まだ導入していない方は検討してみてはいかがでしょうか。
一つ心配なのは,今はサービスを提供する会社が次々と現れていますが,少々過熱気味なので遠からずつぶれるサービスが出てくることです。そうなった場合にデータの移行ってできるのでしょうか。
たとえば「はてな」がつぶれたりすると結構な数の TRPG 系ブログがなくなっちゃいそうです。
選ぶときは,「つぶれそうにないサービス」か「つぶれても移行が楽にできそうなサービス」という点が重要かなと思います。
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kilica
2005/1/9
- 紙魚砂日記で「個別導入シナリオにリサーチフェイズは必要ない」という記事が掲載されています。
リサーチフェイズというのは「主にFEAR系のシステムで命名されたのだが、セッション中の中間部…導入?クライマックスの間の最終目的に到達するまでにあれこれ調査する場面のことを示す。」のだそうだ。
ご存知のとおり僕はFEARのゲームは性に合わなくてやらないので良く知らないんですが,RPG のシナリオ構成(特に日本の)の中で一番(導入部とどちらが一番か悩むけど)問題なのが調査/情報収集だというのは同感。
ただし、紙魚砂氏の問題意識とは,違っているような気がする(よく理解できない部分が多くてあいまいな表現になっています)。「天国の扉」も好きだし(笑)。
(出来の悪い)調査フェイズが退屈だ,というのは一緒です。ではどういう調査フェイズが良くないと考えているかというと,まあ大体パタンが決まっていて「シナリオを解決するのに必須な情報を手に入れる」ための調査フェイズはまず退屈です。
代表的な例を出すと「ラスボスの居場所」とか「犯人は誰か」とか「アイテムがどこに隠されているか」といった調査が必要になると,ひっじょーに嫌な予感がします。
こういった調査はたいていの場合,単なる作業に過ぎないからです。マスター側,あるいはシナリオを作る側からすると,こういった調査フェイズはなんとなくRPGをやっている雰囲気になって時間も稼げるのであまり考えずにシナリオに盛り込む人が多いようですが,やることといえば「どこそこで聞き込みをする」「図書館で調べる」などのお決まりの作業に過ぎず,戦闘と違って状況が刻々と変わって対応しなければならないわけでもないため,面倒なだけ。
加えて,シナリオ構造的にもよろしくありません。万が一,調査に失敗するとシナリオはそこから進まなくなってしまいます。そこでマスタは,簡単に見つかるようにするとか,ヒントを出すとか本末転倒な事をはじめるわけです。
僕から見れば,退屈でしかもセッション失敗の確率の高いシーンをわざわざ追加しているようなものです。
本当は,セッションが始まって5分で最終目的地まで行けるような構造のシナリオが良いのです。
ただし,行こうと思えば行けるけど負けるか被害が大きいようなシナリオです。
まあ情報収集の役割に書いたとおりなんですが。
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kilica
2005/1/9
- TRPG Search というページを開設しました。Xoopsを使ったサイトその3です。「その2」は一般公開待ち。そのうち告知があるかと思います。
今回の「その3」は、TRPG のリンク集&更新情報(RSS)一覧サイトです。
このサイトの「TRPG新着情報」の拡張版ですな。ユーザ登録していただければ新規追加が可能になっております。
今日は一日中このサイト作りにかかっていました。
リンク集は,カテゴリを作るのに苦労しました。特にシステム別のカテゴリを作るのが。
昔のシステムもカテゴリとして登録したので「こんなRPGもあったね?」というようなちょっと懐かしい名前も見たりしました。
あー! 散髪に行くのを忘れていた。
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kilica
2005/1/5
- 【タイトル】 TRPGのある風景(1)
【サークル/執筆者】 欠食児童/榊原遥子
【発行時期】 2004年冬
【URL】 http://www2.odn.ne.jp/cop-rpg/kesyokujido-top.htm
【評価】★★★★
【紹介者】 氷川 霧霞
【紹介内容】
TRPG のプレイ風景を漫画にした作品です。特別なことが描いてあるわけではありませんが,なんとなく面白い。今回のあたりの一つ。
絵は『神戸在住』のスタイルを使っています。
僕が買ったのは総集編だったようです。
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kilica
2005/1/4
- RSS や WiKi,Xoops をどう役立てればいいか,というのが段々わかってきて面白くて正月はずっとこればかりやっていました。たまっていた DVD や録画はちっとも消費できず。
XREA のスペースも 1G ありますのでもう少し有効に使いたいところ。
リンクモジュールは機能が強力なので個人で使うにはもったいないくらい。これを使えば,
- サイトの登録と検索。これはまあ基本ですね。
- 登録サイトの評価
- 登録サイトに対するコメント
- 登録サイトのRSS表示。この機能で検索サイトであると同時にニュースサイトにもなるわけです。
- リンク切れチェック
ができるわけです。
有名なTRPG関係の検索サイトである TRPGing や UHWL はシンプルな CGI を使っているので機能的には勝っているんだけどこれらのサイト並みの登録数にもっていくのは至難ですね。
WiKi も,話し合いには向いていない(向いてない,という程ではないけど)けども,共同で何かを作ろうという場合には今のところ最適の技術です。
一緒に背景設定を作ろう,一緒にシステムを作ろう,といったちょっと大き目の作業から,身近なところでは今回のキャンペーンの舞台の町やPCの関係者の設定をマスタとプレイヤが一緒になって作っていこう,といった用途にも使えるわけです。
RSS については,TRPG.NET や 僕のサイトでTRPG 系の blog の RSS を取得して表示する,というサービスを始めていますが,これは便利。
早く全部のサイトが blog 使ってくれないかなあ(正確に言うと更新情報をRSSで提供してくれないかなあ)と勝手なことを思ってしまいます。
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2005/1/4
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無限のファンタジア
年末にFRCSといっしょに買ったものその2です。
全然買う気はなく,本屋でFRCSの隣に並んでいるのをみても「またおたく向けグッズを出してきたか。」ぐらいにしか思わなかったのですが,帯にある「全ページフルカラー」の売り文句を見て手にしました。かつて D&D3e の美麗なルールブックを見て衝撃を受けたのですが,「フルカラー」には弱いんです。
でまあぱらぱらとめくってみると,確かにフルカラー。紙の質は安そうですが,やはり白黒とカラーではぜんぜん違います。しかも単に「フルカラーにしてみました」というわけではなく,カラーによるレイアウトを割りと効果的に使っていて見やすい。
色調は章ごとに分かれていて,紫,青,赤,緑,黄色・・・PARANOIA のルールブックもこうなれば面白いのにね。
でもってイラストもページからあふれんばかりに載っています。この量はすごい。素晴らしい!の一言です。趣味さえ合えば。でも風景のイラストや地図はきれいだし,キャラのイラストだって個人的には別に良い。心配なのは…まあいいか。
でもって肝心のルールですが,これがなかなか面白そうな工夫がいろいろあります(だから買ったわけですが)。まだプレイをしたわけではないので読み解いた範囲ですが,
- 「旅団」(パーティのこと)をルールに従って設定する。旅団は,クラス(冒険旅団,法の守護者,最強の誓い,秘密結社,伝説の勇者など)とポリシィ(誇り,献身,財宝,挑戦など)を設定して作ります。
旅団クラスによって「どうすると経験点が入るか」と「”感情”が増える場合にどの感情が増えるか」が決まります。たとえば「最強の誓い」というクラスだと,タイマン勝負で勝つと経験点が入るとか,「ライバル」という感情は増えやすいけど「仲良し」という感情は増えにくい,とかなるわけです。
- 冒険を続けると他のPCへの「感情」が増えていきます。増えすぎると暴走してイベントが発生(笑)。
- 背景世界は地域の名前と簡単な説明が数行付いているくらいで記述はほとんどありません。固有名詞を載せた設定はほとんどないのです。
そのかわり「地形」ごとにどんなイベントが発生するかというランダムチャートが付いています。なので,ルールから世界観を読み取らせよう,というアプローチなのかと思います。
- 装備を買うにあたって,具体的な通貨はなく,「裕福度」という抽象的な値を使います。一般的なアイテムはいちいち買わずに,この裕福度に応じた物を持っていることになります。たとえば,貧乏だと灯りは松明だけど裕福度が高いと遮光器付きランタンになったり,妖精の瑠璃瓶になったりします。また泊まる宿もこの裕福度によって納屋,雑居部屋から豪華な宿まで変化していきます。
もう,旅団のルールだけでヤラレタって感じでした。
システムのアイディアとしては F-Roads に似ている部分が多い(感情やランダムチャートなど)。
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kilica
2005/1/3
- 【タイトル】 DEUX AILES
【サークル/執筆者】 理数館/原田みどり
【発行時期】 2004年冬
【URL】 http://www.vert.jp
【評価】★★★★
【紹介者】 氷川 霧霞
【紹介内容】
ここは毎回買いに行く数少ないサークルの一つです。ヨーロッパの風景、天使、中世?近代ヨーロッパなどのイラストを描かれていて、商業ベースでRPG関係のイラストも結構手がけているので見たことのある方も少なくないんではないかと思います。
で、今回は天使の本でした。セラエンジェルを思い出しました。
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2005/1/3
- 【タイトル】 ヴィクトリア朝の暮らし 外伝(1)
ヴィクトリア朝の暮らし 外伝(2)
ヴィクトリア朝の暮らし 貴族と使用人(3)
【サークル/執筆者】 SPQR/久我 真樹
【発行時期】 2003年夏 / 2004年夏 / 2004年冬
【URL】 http://spqr.sakura.ne.jp/
【評価】★★★★
【紹介者】 氷川 霧霞
【紹介内容】
堅そうな題名の同人誌ですが、メイドさんの本です。と書くと萌え萌えな印象を受けますが、中身はほとんど活字で「メイド本」で期待するようなイラストはほとんどありません。しかし、よく調べてまとめてあるので、なかなかすごいですよ。
たとえば「キッチンスタッフのスケジュール」というのが載っているのですが、ドキュメンタリィ番組の『Manor House』『使用人の義務』から「主人」「コック」「キッチンメイド」「スカラリィメイド」が何時に何をやっているかという表を作っています。こういうのを見ているとわくわくしてきます。
TRPGの資料として最適ですが、それとは関係なしでも面白い。
いずれも50ページ以上あるのですが、それをかなりのハイペースで出しているようです。
本によってサイズ、縦書きか横書きか、がすべてばらばらというのが唯一の難点ですが、総集編も出すみたいなことがかかれていますので期待しましょう(売り切れで買えなかったのもあるし)。
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kilica
2005/1/3
- 【タイトル】 希望の空 Sky of Ambition
【サークル/執筆者】 ぱらMあみん/大和桂子
【発行時期】 2004年冬
【URL】
【評価】★★★
【紹介者】 氷川 霧霞
【紹介内容】
普段はRQの漫画やイラストで有名な方だと思いますが、今回はD&Dのリプレイ漫画です。
面白いのは、1 on 1 のリプレイなんだそうな。漫画にはそのあたりはあまり出ていませんが。
どんな感じなのか知りたいなあ。
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kilica
2005/1/2
- 紙魚砂日記で連載されていた「オブジェクト指向シナリオ」が一段落ついたようです。
ごちゃごちゃしていたところが抽象化され、すっきりして見通しが良くなったような気がします。これはなかなか凄い。
オブジェクト指向に関する入門書の一冊くらいは読んで概要を理解していないとついて行くのは難しいかもしれません。
特に第4?5回の「キャラクタそのもの」と「ルールで表せる範囲でのキャラクタ」とを明確に分けてモデル化している点は、当たり前のことではありますが重要です。とりわけ「ルールで表せる範囲でのキャラクタ」からこぼれてしまっている部分をゲームの中でどう扱うか、という点は重要なポイントかと思います。
続きもあるみたいなのでとても楽しみです。
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kilica
2005/1/1
- あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
サイトも何とか移転完了しました。年末に見に来ていただいた方には申し訳なかったです。
本当はコミケに行く前に完了しておきたかったのですが、旧プロバイダのライムプランが DNS 切り替えをぐずぐずしていて年越しとなってしまいました。元々サポートは良くなかったのですが、2004年になってどうしようもないレベルにまで低下したので XREA.COM に移転。
XREA は XOOPS の利用者が多いという話は聞いていたのですが、試しに見てみたら利用料は安いし PHP、MySQL などの環境は充実しているし、スペースは1GB もあるしで、乗り換えない手はないなあという感じでした。完全な初心者はお断りというところですが、まあ僕でも何とかなりました。人的なサポートがどうなのかはよくわかりませんが、すべての登録作業が自動化されていて結果がすぐに返ってくるので、リプライのスピードという点では満点のサポートといえます。それに、一寸設定を間違えて「やっぱ今のなし」と取り消してもいやがられませんし(笑)。
広告をつければ無料で利用できるのですが、なかなか募集がない上にすぐに定員になってしまいます。一方、有料サービスの方は常時募集していますし、広告は入らないし、スペースは1G もあるし、それでいて年額2,400円なのでびっくり。
と、良いことずくめなのですが、Xoops は PHP & MySQL のバージョンがシビアで、XREA のサーバによっては動かなかったりします(サーバの設置時期によって PHP や MySQL のバージョンが異なるため)。PHP5 だとだめだし、MySQL 4,1X も場合によってはだめみたい。最初、s103 というサーバを借りたのですが、MySQL のバージョンで引っかかって s104 サーバに変更しました(このあたりの変更も人手を介さずにできる。大晦日の夜中に作業していたので助かる)。
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2004/12/30
- 今年は買いたい本のほとんどが二日目に集中。
RPG 関係もこの日なのですが,ここ最近の状況から言ってめぼしい同人誌はほとんどないので,いっそ切り捨ててしまおうかとも思いましたが,やはり気になるので開始早々 RPG サークルを回り,憂いを絶ってから他のジャンルを周ることにしました。
二日目は 4:00 に起きて 5:00 出発。会場には 5:30 ごろ到着し,西館側に並びます。
昨日と違って晴れていましたが,寒いことには変わりありません。今年はちょっと寒さをなめていて,着込まずに行ったので非常にまずかった。気まぐれに持っていったウィンドブレーカがなければ凍えているところでした。
入場は9:45ごろで,開場までの間,西館のホールで待機することになりました。
予定通り RPG サークルから周ってきましたが,期待していなかった成果思ったよりは良かった気がします。またそのうち紹介しましょう。
そのあと東館へ。いつもサークルチェックして臨むのですが,これまたたいてい,会場内ではチェックしたサークルを見ている余裕がなくて全部歩き回ることに。とりあえず必ず買いたいと思っていたところは押さえることができたので良かったかな。
旅行関係では今回はほしい本がありませんでした。
16:00に撤収して,夕食はいつもどおり馬車道へ。
夕食後は素直に宿泊先に戻り,2:00まで寝て出発することにしました。目が覚めたら7:30!という夢を見て,起きたら2:30でした。
名古屋までは特に何事もなく,7:30ごろ到着。解散となりました。
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2004/12/29
- 1日目はほとんど買いたいものなし。しかしメンバのうち3名は結構やる気で6:30頃に出発。
会場には7:00過ぎに着きましたが,なんか雨がぱらぱら降ってきたし前日の寝不足でだるくて仕方なかったため僕は駐車場で寝ていることに。先ほどの3名は並びに行き,残りの3名はサークル入場。
2時間ほど毛布をかぶって寝ていましたが,途中結構雨が降ってきたようで「残って正解」と思っていましたが,さらにその後,雨は雪に。雪のコミケは初めてです。
もっと寝ていたかったのですが,10時を過ぎると車の中もかなり冷えてきたので仕方なく起きて会場へ。会場の中はさすがに暖かいですな。
西館から入って,しばらくは企業をぶらぶら。その後下に行って,LotR サークルと京極堂のサークルを物色。どちらもやおい本が多いので買えそうな本を探すのに困ります。
15:30ごろ会場を離れ,秋葉原へ・・・行こうとしたところ,なんだか車の様子がおかしいことに気づきます。NAVI は動きませんし,エアコンの表示も出ません。時計も表示されません。どうもそのあたりのアクセサリ系の電源が行かれた模様(T_T)。不幸中の幸いは,運転に必要な機能には支障がなかったことでしょうか。エアコンも,表示は出ませんが動いてはいました。しかし Navi は動きませんし,ETC も使えません。もちろん Short Circuit も聴けません。
秋葉原では YS で PARANOIA XP のサプリメントを買い,後はマクドナルドで休憩。会う予定になっていた友人に携帯で連絡をとろうとしますが,メッセージセンタにしか繋がらずに断念。もう少しちゃんと段取りを決めておくべきだった。
その後,予定がキャンセルになったので同行メンバと一緒に神戸屋へ。いつものようにサラダバーを注文。
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kilica
2004/12/28
- コミケ行ってきました。
今回はトラブル続きの旅になりました。
今回は仕事でやや遅れるメンバがいたため出発予定が22時ごろ。例年は21時ごろなので1時間ほど遅くなる計算です。と言いつつ出発が22:30ごろになったのも例年通り。
今回のメンバは5名(現地で+2名)で,僕の車に詰め込みます。荷物がすでにトランクの2/3ほどを締め,帰りはどうなることやら。
いつものように浜名湖のサービスエリアで最初の休憩。名物(?)うなぎバーガがメニューから外れていることに一部のメンバがショックを覚えていました。道路状況を確認すると御殿場の先で事故があり通行止めとのこと。とりあえず富士川のサービスエリアまでは行ってそこで事故の片付き具合を確認することにして出発。
富士川に付くと,いまだに事故は片付いておらず復旧のめども立っていないとのこと。事故から5時間近く経つんだけどなあといいつつも,沼津で降りて下道を行くことにします。最初は順調でしたが,御殿場の手前あたりからどうしようもなく渋滞が始まります。高速が事故でふさがったので皆,下道に降りてきたわけですな。結局渋滞の中3時間ほどを過ごして「高速が復旧した」という情報を得て御殿場まで引き返し,再び高速へ。どうも正解は富士川のSAでのんびり復旧を待つ,という選択だった模様。
結局宿泊先に到着したのは明け方の5:30前くらいだったかな。じぇんじぇん寝てません。
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2004/12/26
- 『H.P.ラヴクラフトアーカム』も FRCS と一緒に買ってきました。こっちは英語版を持っていなかったので初めて見ます。訳者後書きによれば、2003年に出た \"H.P. Lovecraft\'s Arkham\" の翻訳で、これは1990年に出版された \"Arkham Unveiling\" の改訂版なんだそうな。昔 HJ から出ていたやつかな。
D20 版の翻訳を出した新紀元社から出版されていますが、データは D20 と D100 の両方載っています。
アーカムはラヴクラフトの小説の中でもたびたび舞台になっているクトゥルフ神話のモデル都市みたいな存在です。年代はもちろん1920年代。
大半は、町の名所(?)というかお店やNPCの紹介。NPCのイラストもそこそこ載っていますが、見ているとなんだか何奴もこいつも怪しく思えてきます。
付録で付いている新聞は面白い。ポップなフォントが使ってあってあまり「1920年代の新聞」という感じはしませんけど。
値段も3000円と手頃なので、買っても損はないかと。
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kilica
2004/12/26
- 先週後半は風邪気味で寒気がしていましたが治った、かな。
時流に乗って Firefox をインストールして使ってみました。
セキュリティ面での優位性を謳っていますので、機能的には目立ったポイントはありません。
細かい点ですが、ブックマークファイルの設置場所を指定できないため、複数台のPCでブックマークの共有ができなくて困ります。
RSSリーダとしての機能もついているんですが、そもそもRSSリーダ(のほとんど)って役に立たない。何でこんなのが流行っているのか理解できません。
僕がいくつか試しに使ったソフトは、いずれもブラウザのブックマークのようにサイトを登録して、そこのRSSを読み込んで一覧表示、もしくはヘッドライン表示するものだったのですが、これってブラウザのブックマークから選んでサイト本体を表示して読むのと全然変わらんでは、というのが素朴な疑問です。
で、Firefox もこのタイプ。
で僕がほしいなあと思うのは、元がどのサイトのRSSかによらず、登録したサイトのすべてのニュースを時系列に並べて表示するというものです。はい、僕のサイトで試験運用しているやつとか、TRPG.NETで始まったやつみたいな感じのです。
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kilica
2004/12/25
- フォーゴトン・レルム・ワールドガイドがいつの間にか出ていました。PHBのときのようにほんとの年末だと思っていたのでちょっと不意打ちを食らって、財布の中に現金がありませんでした(^ ^;)。
フォントを変えたのかすっきりしたような印象を受けます。
D&D3e の一番一般的な背景世界の解説書であり、もっとも望まれていたサプリメントの一つでしょう。とはいえ実をいうとあんまし好きではない。良くできて作り込まれているとは思いますけどね。
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kilica
2004/12/25
- 前回、白河堂さんのイマジナリィ・ボードについて「「RPGとはどんなゲームか」について馬場さんの講座・コラムを出発点として考察を深め、さらに先へと進んでいきます。そしてかなりいいところまでいっているのではないかと思います」と書きましたが、やはりたどり着いてくれました。それが「イマジナリィ・ボードの提唱(4) 編集編/先天・後天モデルの再起草」です。
そう、わかってはいたのです。しかし、どうにもすっきり言葉にできなかった本質を見事に抽出し表現してくれています。つまり、キャラクタープレイに関する問題です。
この問題こそ、馬場講座を最初に読んだときに強く反発を覚えた点であり、後のコラムでもしっくりこなかった点でした。
最初に馬場講座をちょこっと読んだとき、キャラクタプレイを強く否定するその記述に大いに反感をもったものです(馬場講座で否定しているキャラクタプレイと僕の思い描いたそれとは違っていたわけですが)。そしてその論理を否定してやろうとじっくり読み込んだ結果、…こりゃ凄いと感服してしまいました。馬場氏の計算通りに、その術中にまんまとはまってしまったわけです。
その後コラムの連載が始まり、「強いキャラクタープレイ」「弱いキャラクタープレイ」という区分けが出てきましたが、呼び方からもわかりますように、程度問題である、という主旨でした。つまり、両者の間に質的な違いはなく、やりすぎにならないよう注意しよう、という馬場コラムにしては珍しくまっとうなことをそのまま書いているだけでした。この結論から出てくる対策は、他の参加者に迷惑にならないように心配りをしようとか、コミュニケーション能力を上げようといった実効性に乏しいものばかりです。
しかし、今回白河堂さんが、ようやくにして明確な言葉で説明してくれています。
ここで私が指摘したいのは、一つの考え方である。つまり、否定されるべきは、物語性でも、演劇性でもない。真に否定されるべきは、その物語性/演劇性を、RPGのゲーム要素として料理しないままに楽しもうとする、非ゲームデザイナー的な態度にこそある、ということだ。
この引用はいってみればハイライトシーンです。ちゃんとリンクから全部読みましょうね。
これこそ、馬場講座の後についに現れた RPG にとって最も重要な言説ではないかと評価しています。
馬場講座で最も重要な点は、RPGの本質は意志決定を主軸とする「ゲーム」であるという立場を明確にし、これでもかというくらいそのことを強調しているところです。後は蓄えたノウハウをこの軸に沿って展開していくだけといっても良い。僕のサイトの論考記事も、「ゲーム」「意志決定」を軸として僕の蓄えたノウハウやアイディアを展開したものがほとんどです。
また、キャラクタプレイやストーリィを重視する立場の人たちが成功していないのも、「ゲーム」「意志決定」に替わる本質、理論の軸を抽出するのに失敗した、もしくは小手先のテクニックの解説にいそしみ本質は何かという点に頭が回っていないからです。僕が蓄えていたノウハウだって、「キャラクタープレイ」を RPG の本質と見なして展開すれば、同じテーマでもまた別の記事になったことでしょう。
そして、白河堂さんの上の言葉もまた、強力な軸となりうると見ています。
それによれば、RPGとは「物語」や「演劇」もゲーム要素として取り込むことができるゲームです。
では「物語」をゲームとして取り込むとはどういうことでしょうか? このテーマについて今まで意識的に論じられたことはほとんどないのではないかと思います。それだけに「「物語」をゲームとして取り込む」ということについて考察を深めていけば、新しい「発見」がたくさんありそうです。
#トラックバックは引っ越し後につけよう、と自分向けのメモ。
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kilica
2004/12/22
- mixiに参加しました。mixiというのは最近はやりだしたSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の一種で、ネットで友人を増やしたり交流する目的で作られたサービスです。新規に入るにはすでに加入している友人からの紹介が必要という緩やかな閉鎖性を持っています。前前から興味はあったんですが mixi に参加している友人がいるんだかいないんだかよくわからなかったんでまあいっか、となっていましたが、この前見つけたので紹介してもらいました。
ずーっと前から、RPGにこそ欲しいサービス(もうちょっとRPGに特化した形で)だなあと思っていました。何せRPGってただでさえプレイ人口が多くない上に、システム別にプレイヤが細分化されているので遊ぶ相手を見つけるのに苦労します。これは特に、「これからはじめよう」という人にとって大きな障害になるんでわないかと考えています。
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kilica
2004/12/19
- TRPG NEWS も運営が大変そう。
そろそろ rss を利用してニュース記事を自動更新する方向も検討した方がいいのかもしれませんね。
今でしたら、
・協賛するサイトには rss で更新情報を出してもらう。その機能を持たないサイトは、更新情報を出すためにフリーのBLOGサービスを借りて掲載してもらうようにする。
・更新情報を載せる場合は[TPRG更新]というヘッダをつけるかカテゴリ分けしてもらう。
といったルールを設定すればできそうなきがします。
まあみんながそこまで協力してくれるかという最大の問題があるわけですが、今も投稿ベースで更新するようなので似たようなものではないかと。
たとえば、こんな感じです。=>サンプル新着一覧
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