スズカエンデューロ2015春

一般 kilica 2015/6/1

去年に続いて参加してきました。スズカ8時間エンデューロ(参加したのは4時間の部)。

メンバーは3人のうち一人が代わって、マウンテンバイクのAさんが参加してくれました。二人と三人とでは休憩時間が全然違うのでとてもありがたいです。

鈴鹿サーキットは道路幅が広く、カーブも自転車にとってはなだらかでたいへん走りやすいコースです。上り下りも比較的緩やかです。

なので、平坦な場所や下りは思いっきりスピードを出すことができてとても爽快です(下りでも急だとびびってスピードを出せないチキン)。サイクルコンピュータによると、最高時速は 63km/h も出ていました。出るんだ、こんな数字。

ラップタイムも、最高で 9:08(38.1km/h)出ていて、去年より大分速くなっています。タイヤも2000円くらいのから良いの(Continental GrandPrix 4000s II)に変えましたし、去年に比べて人の後ろについて走れるようになりました。でも上りでダメダメになるところは去年と変わっていない……。

そして、今回は落車してしまいました。曲がるときに、前の人の後輪とこちらの前輪が接触してしまい、あえなく落車。もう少し離れていたほうが良かったですね。幸い、長い長い上り坂を登り切った最後で接触したので、スピードはほとんど出ておらず、両膝と右肩を擦りむいた程度ですみました。擦り傷作ったのって何年ぶりだろう……。自転車の方も、チェーンが外れてブラケットが少し曲がっただけで済み、チェーンをはめ直して2分ほどのロスでレースを再開できました。

というわけでちょっとアクシデントもありましたが大変楽しいレースでしたので、また参加したいですね。

ゲーム脳の恐怖

TRPG kilica 2015/4/29

先日、友人宅でお子さんたちと一緒にボードゲームなどを遊んできました。

始めに、『魔法の軍団』というゲームを遊びます。

私と友人その一は初めて遊びますが、相当古いゲームです。20年以上前ではないでしょうか。もう一人の友人と、その小学校入学したてのお子さんは、結構やりこんでいるみたいです。とはいえ我々も歴戦の遊者。素早くルールを把握し、大人げなく勝ちを狙っていきます。……ボコボコにされました orz 大人三人、枕を並べて討ち死にです。

しかしこの1年生の男の子、只者ではありません。定額¥働かせ放題法案に余裕で引っかかるエリート家庭の子で、この4月に小学校入学したばかりにも関わらず、足し算、引き算はもちろん、九九の一部、割り算までこなします。当然、算数の授業は「つまらない」。幼稚園の頃から何か塾に通わせていたのでしょうか。聞いてみると、掛け算はお風呂でお父さんにいくつか教えてもらったとのこと。あとは『魔法の軍団』や他のボードゲームで掛け算が必要になるので覚えた……んんー!?。

更に次のゲームをやっている時に判明したのですが、ひらがな・カタカナの読み書きはもちろん、かなり難しい漢字まで読みこなします。例えば「屋敷」「公領」「属州」……。他の子たちは、ひらがなの読み書きから初めている頃ですから、国語も半分くらいはつまんないそうです。attack, phase, turn, remove などの英語を話し始める日も遠くない気がします。

そんなわけで、ゲーム脳の恐怖をまざまざと感じた休日でありました。

ニコニコ超会議出展

TRPG kilica 2015/4/26

ニコニコ超会議に出展してきました。30ブース募集ということで、まあ通らないだろうなあと思って申し込んでみたらあっさり通りました。そもそも応募サークルが30ちょっとだった模様。

前日はサークルでドミニオンと魔法の軍団を遊んでいたので、夜行バスで東京へ。JR東海バスの3列シートのを利用したのですが、前に利用したさくら観光バスと比べると、だいぶ落ちるような……。コンセント無いとか。

さて今回新刊を出す余裕はなかったので、既刊をひと通り持って行きました。全体的な売れ行きとしては、まあ大体予想したとおりで、交通費、送料、参加費など諸経費合わせてとんとんくらい。
ただ傾向として違っているんじゃないかな、という点はいくつか感じました。正しいかどうかは不明ですが、

  • コミケに比べると、参加者の年齢層が若いです。高校生とか、たくさんいるみたいで、小学生?というのもけっこう居ました。従いまして、たぶん1,000円の本は高いのかなあと。
  • クトゥルフ(ホラー)強い。「ジャンル違うんで」と買ってくれない方が >_<
  • リプレイもけっこう強いのではないでしょうか。
  • とはいえ、全部買ってくれる方もそこそこいて、コミケには参加されない方も当然たくさんいるんだろうなと。

さてたくさんの方が指摘しておりますが、運営は改善点が多々見受けられました。

  • ライブステージの真ん前にTRPGブースが位置していて、超うるさい。買ってくれる人にも、耳元で何度も怒鳴らないと聞こえないレベルです。ちょっとした雑談など不可能です。更にそんな中で体験ゲーム会があったり(こちらはマイクを使うとはいえ) トークショーが開かれるんですから、可哀想だなあと思います。
  • 各種案内が遅い。チケットが届くのもけっこう直前なので、現地集合の売り子さんに事前に郵送で送っておく、というのが結構際どい(って僕は一人でしたけど)。
  • いろいろ後手に回ってるんだろうなあとは思いますが、頒布物の事前チェックとして、頒布物のデータでの提出を求められました。まあ分からなくもありませんが、ちょっと躊躇しますね。にも関わらず、「誰がそれに触れるのか」「チェック後破棄されるのか」など、提出したデータの扱いについて何も説明がありません。

とまあ今年は初めての試みでしたし、来年は改善されているんじゃないかなあと期待しています。

TRPGの効用?

TRPG kilica 2015/2/12

Lifehacker で "The Surprising Benefits of Role-Playing Games (and How to Get Started)" 「TRPGの驚くべき効用(と始め方)」という記事が上がってます。日本でもときどきこういうのが話題になりますね。

  • Playing Cultivates Creativity(創造性を養う)
  • Playing Levels Up Your Social Skills(人付き合いがうまくなる)
  • Playing Encourages Teamwork and Cooperation(チームワークを促す)
  • Playing Teaches Problem Solving Skills(問題解決方法を学ぶ)
  • Playing Is Fun(楽しい!)

個人的には、これらの効果を受ける人もいればさっぱりな人もいて、声高には喧伝できないかなとは思います。まあ最後のが満たされてればとりあえずいいよね。

しかしこのライター、最初は "it was something that was just for the nerdiest of nerds out there." と思ったそうでひどいな(笑)

markdown から InDesign へ

TRPG kilica 2015/2/7

markdown

開発者の間で最近はやりの文章のフォーマットといえば markdown です。wiki やはてな記法のようなもので、行頭に # をつけると見出し(h1)として扱われたり、*強調* のように、 * で文章を囲むと強調として扱われます。
キーボードを主体に使い慣れたテキストエディタでサクサク書くことができるので、開発者に好まれてるんだと思います。

フォーマット変換ツール pandoc

ふつうは、markdown 記法で書いたテキストを html に変換してブラウザで見るんですが、html にかぎらず様々な文書フォーマットに変換するツールがあります。

pandoc というツールもその一つで、Word, RTF, LaTeX, Epub など、様々なフォーマットに変換することができます。そしてその変換先フォーマットの一つに、InDesign の ICML も用意されています。ICML は InDesign で直接開くことはできませんが、InDesign のテキストフレームに「配置」することができます。

同人誌で長い文章を書かなければならない時など、

  • 動作の軽快なエディタを使って markdown で文章を書き、練る。
  • 文章が完成したら pandoc で InDesign のフォーマットに変換する
  • あるいは、Epub や html にも変換してネットでも配布する

といったワークフローが簡単にできるようになります。

markdown → InDesign の流れ

流れとしては、

  1. markdown(.md)形式で文章を書く。
  2. pandoc で md 形式を icml 形式に変換する。
  3. InDesign で流しこむ先のテキストフレームを用意する。
  4. icmlに変換したファイルをテキストフレームに ドラッグ&ドロップする。

となります。2. がほんのちょっと面倒で、ターミナル(黒い画面 ^ ^;;)からこんなかんじのコマンドを打たなければなりません。

pandoc input.md -s -o  output.icml

InDesign のスタイル

markdown

markdown を元に InDesign に配置すると、簡単なスタイルが付いた状態になっています。例えば、h2(##)を指定していた場合、InDesign では "Header2" という名前のスタイルが指定され、それっぽいフォントサイズやマージンが作られています。

InDesign

pandoc のインストール

pandoc は Windows, Mac, Linux で動作し、多くのソフトウェアと同じようにダウンロードしたファイルをマウスでクリックしていけば簡単にインストールできます。

ダウンロードページ

# "pandoc 1.13.2" など、バージョンの書かれたタイトルをクリックして移動した先のページの一番下にダウンロードリンクが付いていると思います。

なお、インストールしても pandoc の起動アイコンができたりはしません。pandoc を使うには、Mac なら Terminal, Windows ならコマンドプロンプトから markdown ファイルのあるディレクトリに移動して上記の pandoc コマンドを打ち込んでやります。

2015年の予定

TRPG kilica 2015/1/3

2015年はこんなことをやりたいな、というお話です。

同人誌

『TRPGシナリオ作成大全』 いよいよ Vol.5 が夏に出ます(いや、受かれば)。テーマは「馬場秀和のマスターリング講座」。 

順調に原稿が集まれば、 冬には Vol.6 を出します。集まらなければ延期。テーマは、特に決めない予定です。 

編集協力者は引き続き募集中ですので、興味がある方はご連絡ください。

一方、古い作品はそろそろ増刷をやめて電子書籍化しようかと思います(未定)。コミケではもう並べるスペースがないんだよね。 しかたない。

同人システム 

数年前から考えていたシステムを実装してみようかな、と考えています。 テーマはラノベにありそうな召喚ものです。出発点はぜんぜん違うんですが、表現は似たようなものに収斂しました。とりあえずは、サイコロ・フィクションベースで実装して見る予定。

かわいい精霊のイラストを描ける人とか背景設定を作れる人とか募集してます。 

TRPG 

いつも遊んでいる仲間が私事で忙しいため、低調になりそうです。 D&D5thも遊んでみたいなあ。 

trpg.me 

今年こそ、拡充したい(毎年言ってるけど) プロフィール機能を拡充するとか。 

開発 

BEAR.Sundayを使ってなにか作りたいなあ。 

自転車 

鈴鹿エンデューロは出たいなあ。 ビンディングペダル(とシューズ)をそろそろ買おうか迷っています。 

買い物 

Mac Book Air の新しいのが出たら考える。

2014年

一般 kilica 2014/12/31

 こんなかんじの年だった……と思います。

ロードバイクを買ってあちこち走りました。3500kmくらい? 関連でウェアを買ったり、バイクスタンドを買ったりと散財。

TRPGのセッションは少なめ、同人誌は順調。

あれこれ買い物をたくさんしましたが、コーヒーメーカが一番のヒットだったでしょうか。大体毎日飲んでます。

時間がとれず、開発は低調。

C87(2014年冬) コミケ

TRPG kilica 2014/12/31

今回も冬コミサークル参加してまいりました。今回は12/29(月)なんだけど、二日目でちょっと変則的。官公庁もまだお休みではないし、お仕事という方もいらっしゃったかもしれません。また、雨が降ったり止んだりで、参加者が少なかった、という声もありますが、三日間の合計では冬コミ史上最高ということみたいですね。

売り子は、だいたい竹流さんと高橋さんにお願いしているのですが、竹流さんはインフルエンザで、高橋さんは今回実家に戻られているということで竹流さんの後輩のみっきぃーさんと大学の後輩のYさんにお願いしました。忙しいサークルなのですが、初めての割にてきぱきと動いてくれて大変助かりました。

新刊は『TRPGシナリオ作成大全 Vol.4』と『しぇいらコレクション 1, 2』。

Vol.4はだいたいいつもどおり、150部ほど売れました。500部刷ったのですが、あと300部はショップ委託で送ることになってますので、手元に残るのは50部ほど。夏コミ前に増刷しておく必要があるかな?

ちょっと意外だったのは、Vol.3とVol.4のセットで買っていく人が多かったこと。でもよく考えれば夏コミ来れなかったリピータさんがそのセットで買っていくんですね、たぶん。逆にこんどの夏コミでは Vol.4 と Vol.5 をセットで買ってく人が多いと予想されるので、やはり Vol.4は増刷しておくか。

あと、初めて来られた方は入門向けの Vol. 2 を買って行かれる方がやはりけっこう多かったように思います。既刊は40冊ずつ持っていったのですが、どれも3時過ぎに完売となったので、ちょうど良いくらいだったと思います。

一方、『しぇいらコレクション』の方は、ちっとも売れなくて目論見が外れました。くそう。ディスプレイで「あーあーすればよかったな」というのを終わってから思いついたので、次回はそうしよう。

全体的にスペースがキツキツだったので(前回から既にそうだけど)、一部の既刊はそろそろ持っていくのを諦めたほうがよさそう。Vol.1 と Vol.2 は在庫が150冊を切ってきたので、無くなったところで電子書籍に切り替えようか考え中。在庫がなくなった場合、それぞれ1200冊、1000冊を売り上げたことになります。

終わった後はKITTEに入っている「菜々」というお店で打ち上げ。竹流さんご夫婦、売り子のみっきぃーさんとYくん、執筆いただいたsimさんと喙淙濤さん、いつも一緒にコミケに行っている I先輩というメンツ。竹流さんのトーク炸裂で非常に楽しい打ち上げとなりました。

アンケート(プレゼント付き)

TRPG kilica 2014/12/20

今回、ブース(12/29 ケ-24b)にて、『TRPGシナリオ作成大全』シリーズ既刊のアンケートを募集します。

以下よりPDFのアンケート用紙をダウンロードいただき、印刷・記入して当日お持ちください(PDFフォームにしてありますので、PC上でも記入頂けます)。

お持ちいただいた方には、ささやかですが以下のようなNPCシート1枚と交換させていただきます(アンケートごと。なので一人あたり最大3枚までとなります。シートは何種類かあるのですが、ランダムとさせていただきます。たくさんあるので大丈夫だと思いますが、万一無くなってしまいましたらごめんなさい)。
イラスト

なお、プレゼントはなくなりますが、ブラウザからでも回答できます。

冬コミ(C87)氷川TRPG研究室頒布物一覧

TRPG kilica 2014/12/20
だいぶ頒布物の種類が増えてきたので、今回はチラシ(PDF)を作りました。
  • 12/29(月)東地区ケ-24b 氷川TRPG研究室

新刊

TRPGシナリオ作成大全 Vol.4(1000円)

艦これ RPG、インセインといった人気 TRPG のシナリオ作成方法、TRPG の中心とも言える戦闘にまつわる 2 篇の記事、PC たちの出会いを中心に据えた邂逅シナリオフレームワーク、ハンドアウトの作成方法と機能、オブジェクト指向シナリオ設計など、入門向けからベテラン向けまで、今回も盛りだくさん!

しぇいらコレクション

  • 第1集:現代日本(500円)
  • 第2集:ファンタジィ:街/村の人々(500円)

それぞれ 80 人分(!)の NPCのイラストを収録。厚手の上質紙に印刷して提供。切ってすぐに使えます。

既刊

TRPGシナリオ作成大全 Vol. 1(1000円)

ベテランマスターたちがシナリオの作り方、コツを惜しげも無く公開!

発行部数 1000 部超のベストセラー同人誌。

TRPGシナリオ作成大全 Vol. 2(1000円)

シナリオ作成の入門者向け記事の特集。

TRPGシナリオ作成大全 Vol. 3(1000円)

どどんとふを始めとしたオンラインセッション向けシナリオの作り方、マップやランダム表といったツールの紹介など役立つ情報が満載!

ダンジョンシナリオ作成講座(500円)

ダンジョンシナリオの作り方に特化した、入門者向けの一冊。

委託

化石的ゲームマスター読本 1(1000円)

幻燈庵さんからの委託本。夏コミであっという間に完売した人気作です。この機会を逃すと、しばらく手に入らないかもしれません。


ゲームマーケット NPCイラスト集

TRPG kilica 2014/11/15

ゲームマーケット 

明日のゲームマーケットでは、H04 日刊ベルディアスポーツ様にてNPCイラストカード集を頒布する予定です。

NPCカード

男女それぞれ40人ずつ、計80人の現代日本のキャラクタのイラストが厚手の上質紙に印刷されて入っています。 

クトゥルフやインセインなど、現代日本を舞台にしたセッションにうってつけです!
イラストの多くは、同じキャラクタの年代別(小学生、中学〜高校、20代、40代、60代)となっていますので、組み合わせて兄弟、姉妹、親子などで使いやすいでしょう。 

価格もお求めやすい500円。少部数ですのでお早めにどうぞ(冬コミでも頒布予定です)。

Neath 3D Dungeoneering の紹介動画

TRPG kilica 2014/11/14

この前紹介した Neath 3D Dungeoneering で作られたダンジョンの紹介動画。

Grim Hall 

「氷川TRPG研究室」冬コミ当選

TRPG kilica 2014/11/2

2014年冬のコミックマーケット(コミックマーケット87)に当選いたしました。 

今回は、『TRPGシナリオ作成大全 Vol.4』およびNPCカード集の『しぇいらコレクション』を発行予定です。 

『TRPGシナリオ作成大全 Vol.4』は、これまで累計2000部以上を発行している人気シリーズの最新刊で、いろいろなマスターの方のシナリオの作り方、コツ、考察などを掲載しています。 

現在、原稿を募集しております。  締め切りは 11/末ですが、事前にご一報いただけると大変助かります(結果、間に合わなかった、書けなかったでも大丈夫です)。 

ご質問などありましたら、お気軽にコメントください。 

3Dダンジョンマップツール Neath 3D Dungeoneering

TRPG kilica 2014/10/29

Neath 3D Dungeoneering MonkeyBlood Design

3D のダンジョンマップを簡単に作ることができるのがこの Neath 3D Dungeoneering です。Sketchup という(基本機能は無料の) 3D モデリングツールのテンプレートとして提供されています。

製品紹介(PDF)

チュートリアル(PDF)

この Sketchup で使える通路や部屋といったダンジョンのパーツが150ほど用意されていて、ドラッグアンドドロップで配置していくことでダンジョンを作ることができます。

パーツ

基本的なパーツは用意されていますので、それを使うだけでもかなりのバリエーションはカバーできますが、Sketchup の機能を使って、ぐねぐねと変形させることも可能です。独特の操作感ですが、これがなかなか気持ちいいです(笑)

3Dモデリングツールですので、作ったダンジョンはあらゆる角度から眺めることができます。

値段は15£で、だいたい3000円弱。まあまあの値段でしょうか。

ちょっといじっている隙がないので、簡単な紹介のみですが、上のチュートリアルにけっこう分かりやすく書いてあるので、ご覧いただければだいたい分かるんじゃないかと思います。

graphic.jp 驚愕の入稿システム

一般 kilica 2014/10/26

最近、グラフィックという印刷会社を使う機会があったんですが、けっこう大手なのかチラシなどの印刷費がけっこう安い。その上、送料無料(7000円くらいの注文で)。 そしてポイントまで付きます。

さらに単に安いだけでなく、ウェブ入稿(ダイレクト入稿PDF入稿)のシステムが半端なく整えられています(といっても、他の印刷会社知らないのでひょっとすると最近はどこもこんな感じなのかもしれませんが)。「PDF入稿」はしばらく前からあったんですが、「ダイレクト入稿」は最近追加されたメニューで、Illustrator のファイルを「直接」入稿することが出来ます。
これは、Illustrator のファイルをウェブのフォームからアップロードして入稿、というレベルをはるかに超えています。「ええええ、そんなことまでやってくれるの!?」というレベルです。

まずユーザには Illustrator のプラグインが提供されます。これもインストーラ付きで、ダウンロードしたファイルをクリックして進めていけば面倒なことは何もなく Illustrator にプラグインが追加されます。
そして、そのプラグインのウィンドウを表示にすると、そこから開いているIllustratorファイルのアートボードを指定して入稿可能です。このとき、プラグインが次のようなチェックをしてどの部分に問題があるかをサムネイル上で囲って警告してくれます。

  • RGBモードで作成されている
  • モノクロ面にカラーが使用されている
  • スポットカラー(特色)が使用されている
  • CMYKの合計が380%を超えている
  • レジストレーションカラーが使用されている
  • 文字が混色のブラック
  • オーバプリントが設定されている
  • 仕上がり位置に罫線がある
  • ラスタライズ効果設定が300dpi未満
  • 画像の解像度が150dpi未満
  • 文字がオーバフローしている
  • カラー面がモノクロのみで作成されている
  • 線幅が0.25pt未満
  • 線幅の指定のない直線がある
  • 仕上がりに文字が隣接している
  • 出力されないレイヤーがある

で、一番上から「仕上がり位置に罫線がある」まではボタンひとつで自動で修正してくれます。もちろん、自分で一つ一つ修正して再チェックをかけることも可能です。印刷の素人がやらかしそうなチェックは一通り揃っている、ということでしょうか。ちなみに僕が作った原稿は3箇所引っかかりました ^ ^;; 

これらのチェックを通ると(あるいは「無視する」と)、実際にアップロードすることができます。アップロードしたファイルはサーバ上で1, 2分程度で印刷用データに変換されて、ブラウザ上で確認することができるようになります。ブラウザ上での表示には限界もあるので、TIFFになったファイルをダウンロードしてローカルで確認することもできます。

その結果、問題ない(主にレイアウトの崩れ、塗り足しの指定など)ようであれば1時間後に自動で印刷工程に送られます(「ああ、しまった!」というときの再入稿を受け付けるため、1時間の間をわざと開けているようです)。
印刷工程がどうなっているのか実情は知りませんが、24時間、いつでも印刷工程に送られます。23:59までに入稿すれば、当日入稿扱いで納期計算されます。ちなみに納期計算には、年末年始と一部の特殊加工を除いて、土日祝日も含めることができます。

このように印刷機までは印刷会社の人手を全く介さずに処理される恐ろしいシステムで、こりゃ小さい印刷会社なんかは太刀打ち出来ないだろうなーという感じでした。

歴史的建物アイコン集

一般 kilica 2014/10/18

Freebie: Touristic Icons (100 Icons, PNG, SVG) | Smashing Magazine

観光資源になっているような(歴史的)建物のフリー(CC)アイコン集で、png, svg フォーマットで提供されています。重複無しで100もあるので、結構な数です。

ギリシアの神殿、城、宮殿、橋、タワーなどが揃っていて、svgフォーマットもあるのでこれ、TRPGの地図を描くときにもバッチリ使えそうです。

ライセンスは Creative Commons Attribution(表示)ですが、単に使うだけなら表示も不要とのこと。


TRPGイラスト共有企画「しゃいらコレクション」

TRPG kilica 2014/10/4

自作シナリオやリプレイ、セッションなどで使うことのできるNPCイラストをみんなで集めてコレクションを作ろう、という企画「しぇいらコレクション」というのを始めてみました。

公開するシナリオなんかを作っていると、NPCの説明にちょっとしたイラストなんかを付けたいなあと思うんですが、自分ではイラストかけないし、ちゃちゃっと描いてくれる人もいないし……まあ諦めるか、ってなるわけです。

自分では描けないし、仕方ない。

そう思っていました。

しかし、先日始まった「クラウドゲート」。たくさんの受注者から提案を受けることができるクラウドソーシングサービスの一つですが、イラスト・デザインに特化していて、そういったクリエータさんが集まっています。特にマンガやゲームなんかのイラストに強い。

ここで、「○円でこんなイラスト描いてください」と投げると、たくさんのイラストレータさんが依頼に沿ったイラストを提案してくれます。そう、お金さえあれば簡単にイラストを手に入れることができる環境ができたのです。お金さえあれば。

どかーんとお金を突っ込んでもいいんですが、まあやっぱり限界はあるわけです。そこで、発注する側もクラウドファンディング的に沢山の人からお金を集めて発注すればいいんじゃないか、と始めたのがこの「しぇいらコレクション」です。「文字ばっかりの同人誌(ホームページ)で、ちょっと見栄えが欲しいなあ」って方にぜひご参加いただけたらと思います。興味がありましたらTwitterなどでお声がけください。

いまも丁度発注しているところで、こんな感じにイラストの提案をいただけます。とりあえず、100枚位まで集めたいと思っています。

InKarnate アルファ版

TRPG kilica 2014/9/15

しばらく前に目をつけた InKarnate というTRPG用のマップ作成ツール(本当はキャラクタ作成などもサポートする総合支援ツールという構想みたい)が登録ユーザ向けにリリースされましたので、早速使ってみました! なお、現在は限定されたユーザにのみ公開されているアルファ版です。

実際、半年くらいまえにユーザ登録して、その後音沙汰がなかったので「うーん、ポシャったか」と思っていたのですがコミケ前日辺りに「使ってみてくれ!」(意訳)というメールが届きました。もう少し早ければ『大全3』の記事に載せたのにぃ。

InKarnate は UI が CSS/Javascript で実装されており、ブラウザ上で動作します。サイトにアクセスしてログインすれば、すぐに使うことが出来ます。

特長

TRPG向けの地図作成ソフトはいくつかあるのですが、InKarnate はそれらとどう違うのでしょうか。

まずは、どんな地図が出来上がるのかを見てみましょう。InKarnate で適当に作ってみた地図がこちらです。なかなか良く出来てますね?ますよね?

スピード

この地図がどれくらいで描けるかというと、なんと約20分! 他の地図作成ソフトと比べても素早く描ける部類に入ります。

操作

簡単です。山や都市などのオブジェクトは、シンボルを選んでスタンプみたいにマウスでペタペタ押すだけです。

他の地図作成ソフトと比べて特に出来がいいと思ったのが、海岸線(陸地・海)などの作成と、森や平原のテクスチャの描画です。どっちかというと、既存のソフトはなぜこうなってないんだ、という気もしますが。

新規作成時点では全て海なので、陸地を作る場合はマウスクリックしながら動かして塗る、出っ張り過ぎたら削る、という操作です。それだけなんですが、なんかいい感じの海岸線が引けます。陸地で塗りつぶすような場合はブラシサイズを変えてXLにすれば、すぐに塗りつぶすことが出来ます。

森や平原を描くときもテクスチャを選んで塗るんですが、適当に塗ると、境界をぼかしてそれっぽくしてくれます。

表現力

ご覧のとおり、彩度を抑えた雰囲気のある地図を作ることが出来ます。

ただ、まだアルファ版ということもあって、自然物のシンボルは山のみとなっています。デモを見ると、木のシンボルも配置されているので、そのうち増えるのではないかと期待しています。

メイキング

公式サイトの動画デモをご覧いただいたほうが分かりやすいかと思いますが、上のマップの制作過程のスクリーンショットをご紹介したいと思います。

新しいマップを作る

新規作成後の状態。全面海です。

陸地の線を引く

適当に引きます。

陸地を塗りつぶす

ブラシのサイズを XL にして塗っていきます。

海岸線を整える

細いブラシにして、海岸線を整えていきます。

山を描く

山のシンボルを選んでぺたぺたと地図上の配置したい場所に押していきます。クリックしながらマウスを動かすと、山脈を作ることが出来ます。

森と平原を描く

テクスチャを選んで塗って完成です。ここまでで約20分。早いですね。

夏コミ戦利品

TRPG kilica 2014/8/30

えーだいぶ経ちましたが、こんな感じ。

『インセイン』『クトゥルフ』のシナリオが多いですね。

『化石的ゲームマスター読本 1』を読む

TRPG kilica 2014/8/23

玄兎さんにいただいた『化石的ゲームマスター読本 1』を読みました。

本書は新書サイズ 234ページの同人誌で、コミックマーケット86「氷川TRPG研究室」に委託で販売された他、現在通販も準備中です(リンク先をご覧ください)。

どういう本かといいますと、

これは自分のプレイグループの会報に書いていたテーブルトークRPGのエッセイのうち、特にゲームマスターとして知っておきたい事柄について再編集した同人誌です。
でまあ、目次などの概要はリンク先をご覧いただいたほうがいいかと思います。

まず本書をざっと読んで受ける印象としては、「非常に丁寧な記述だ」というものです。やっぱり我々は第一には遊ぶ側なので、こういった本を書く場合、どうしても、得意な分野は記述量が多くなり、反対に苦手な分野は少なく、ともすると省略してしまいます。……いやまあ、僕はそうなんですが。
しかし本書には、そういった偏りがみられません。ジャンルの紹介にしても、システムタイプの紹介にしても、同じような文章量で紹介されています。
これは書き手に知識量が要求されるだけでなく、得意な分野を書き過ぎない、苦手な分野から逃げない意志の力が必要な仕事です。それも、200ページ以上の本でこの公平な態度を続けなければいけないわけで、それだけで恐れ入ってしまいます。この作者、暇だ

本書のもう一つの特徴は、ゲームマスターの役割に関する網羅的な記述です。システムの選定、遊ぶ環境の準備、シナリオ作成、セッションハンドリングと、どの分野についても隙なく、漏らさず、前述の公平性を持って解説されているのです。よくこれだけ、トピックを拾い上げたなと思います。目次だけでも価値があるといえます。この作者、暇だ

しかしそれだけに、ゲームマスター初心者に安心して薦められる本と言えます。 まさにゲームマスター初心者に最適のガイドブックといったところです。

本書について、もう一つだけ付け加えたい。本書は、基本的にはゲームマスタ入門者向けの本であり、ベテランマスタにとっては概ね了解している事柄が書かれています。しかしながら、本書の随所にTRPGの諸概念について、バランスの良い、明快な定義がされていてはっとさせられます。いくつか拾ってみてみましょう。貴方ならどう説明しますか?

判定とは、ある不確定な事柄に関する事実を決定するルールである。(p.62)

テーブルトークRPGでは様々な状況をゲームとしてプレイすることができる。そうしたゲームの幅を支えているのがシナリオの存在である。(p.120)

キャラクターとは何か。一言にまとめるなら、彼らはゲームの舞台の住人たちである。しかし実際にセッションに登場するキャラクターたちには、ゲームのコマであることや、物語を構成する要素であることなど、様々な役割が期待される。(略)
キャラクターを表現するものは、大きく二つに分けることができる。ひとつはキャクターの行動。(略)もう一つはゲームデータである。(pp.186-187)

こうした概念の定義を見て、さて自分ならどう表現するかを考えてみると、筆者のTRPGに関する深い理解と力量を読み取れるのではないかと思います。ベテランマスタにとっても、本書をしっかり読み込むと新たな発見があるかもしれません。