ブロックチェーンを使ったブログ/キュレーションメディア "Steemit" 面白そう!

一般 kilica 2018/1/18

広告収益に依存しないWebメディアの新モデル「Steemit」とは

Steemit とはなんぞや、というのはこの記事に詳しく分かりやすく書かれていますので、そちらを参照していただくとして。

皆さんも体験しているとおり、ウェブでは大量の無駄な情報が溢れていて、その中から「良質な情報」をすくい上げるのは年々難しくなっています。Google のページランクやリンクによる評価も、最初の頃は素晴らしく機能していたのですが、やがてスパムに利用されて使えなくなってしまいました。「キュレーション」という言葉も流行りましたが、実態はアフィリエイト稼ぎのためのまとめサイト程度のものにとどまっています。

そこに登場したのが、ビットコインで使われているブロックチェーン技術とブログ・キュレーション機能を組み合わせたサービス Steemit です。Steemit ではユーザが記事を評価し、高い評価を得た記事の執筆者にポイント(トークン)が付与されます。これだけだと組織的に投票して小遣い稼ぎをする連中の餌食となるのですが、Steemit では電話のSMSで認証して無闇矢鱈とユーザ登録できないようにしている他、先の記事にあるとおり、

  1. ユーザーは保有しているトークン量を割り当てるように評価する(トークン保有量に対して投票の重みづけがされている)
  2. 将来的に良い評価が集まる記事に対して、より早く評価を与えると多くの報酬がもらえる

ということをやっています。賢い! 既にみんなが注目している記事にイイねしても報酬はあまりもらえないわけです。

特に Steemit はブロックチェーンによる報酬が絡むシステムになっているのできっと抜け道を探す人が出てくると思うので、果たして上手く回るかどうか分かりませんが、この二つの仕組はウェブサービスにおける評価の設計において大いに参考になるのではないでしょうか。

「一緒にTRPGやってあげます」--timeticket.jp

一般 kilica 2014/7/9

Time Ticket(タイムチケット)というサービスが始まりまして、自分の時間(と技術・知識)を売ります!っていうサイトです。

time ticket

なんかヤバイことにも使われそうですが、まっとうな使い方としては「1時間2000円でデザインの基礎を教えます」とか「1時間1000円でレンタルサーバの設定をしてあげます」とかそんな感じを想定しているんだと思います。
他には「あなたの愚痴を聞きます」とか「香川=うどんと思っている人の価値観を変えます。30分500円」とか、ネタ的な緩いのもあります。

で、ちょっと前に「TRPGのマスターで金を稼げんだろうか、プロマスターってどうだろう」という話題が出たんですが、僕の見解は「まあごくごく一部の例外を除けば無理があって、それより ”○○というシステムのルールと背景設定を一通りレクチャをします” って方が有望じゃないか」というものだったのですが、この Time Ticket を使えば実現できますね! 誰かやらないかな。

ただ、「ゲーム」に類するカテゴリが今のところない(まあ必須というわけではないけど)。

TRPGシナリオ作成研究会

TRPG kilica 2014/3/25

Google Groups にTRPGのシナリオ作成についてディスカッションするグループを作りました。『TRPGシナリオ作成大全』などで、意見を聞きたい場合なんかに使おうと思っています。

TRPGシナリオ作成研究会

また、シナリオ作成関連で見かけたサイトなどをメモ代わりに投稿しています。

シナリオの作り方に興味のある方は、ぜひ登録してみてください ^ ^

TRPG Sites サービス開始

TRPG kilica 2013/4/14

ご無沙汰ですね。3月は超忙しくてほとんど何もできませんでした。

いつまでも作り続けてもアレなので、TRPG Sites サービス(ベータ版)を公開いたしました! 簡単に、高機能なTRPGのウェブサイトを作れるサービスです。

trpg.me のアカウントでログインすると、トップページ左に開設用のボタンが表示されますので、それを押してください。

TRPG Sites 紹介ページに、機能のご紹介や使い道など書いてありますので、ご覧くださいませ。

TRPG Sites α-1.2 機能追加

TRPG kilica 2013/2/22

本日の機能追加・修正

  • ポータル画面追加(全サイトの新着情報表示)
www.sites.trpg.me に「記事」「ブログ」「レビュー」「セッション」の一覧を見ることができます。

TRPG関連のホームページを簡単に作ることができるサービス「TRPG Sites」α-1.2 バージョンを公開しています。まだ機能検証用のアルファバージョンですので、コアな機能のみを提供しています。「とにかく使ってみたい」という方のみご利用ください。

また、こんな機能も欲しいな、というのがありましたら Google+ までお寄せください。

TRPG Sites α-1.1 機能追加

TRPG kilica 2013/2/17

本日の機能追加・修正

  • セッション募集機能
  • RSSフィード出力
  • レビューなどのテンプレート調整


TRPG関連のホームページを簡単に作ることができるサービス「TRPG Sites」α-1.1 バージョンを公開しています。まだ機能検証用のアルファバージョンですので、コアな機能のみを提供しています。「とにかく使ってみたい」という方のみご利用ください。

また、こんな機能も欲しいな、というのがありましたら Google+ までお寄せください。

TRPG Sites α-1 リリース

TRPG kilica 2013/2/16

お待たせしました。

TRPG関連のホームページを簡単に作ることができるサービス「TRPG Sites」α-1 バージョンをリリースしました。まだ機能検証用のアルファバージョンですので、コアな機能のみを提供しています。「とにかく使ってみたい」という方のみご利用ください。

また、こんな機能も欲しいな、というのがありましたら Google+ までお寄せください。

TRPG Sites 進捗(2)主要機能

TRPG kilica 2013/1/18

TRPG Sites(仮)の紹介第2弾です。タイトルに反して進捗ではないですな。

最初は基本的な機能に絞って実装するので、以下の3つが使える予定です。

  • コンテンツ(ページが階層構造(親子関係)を持ち、カテゴリとタグによって分類されます)
  • レビュー(特定TRPGに関する紹介などです)
  • ブログ(カテゴリとタグによって分類され、時系列に並びます。ページは階層構造を持ちません)

TRPG Sites 進捗(1)カテゴライズ

TRPG kilica 2013/1/17

年末にチョコっと書いた TRPG Sites(仮) を作り始めました。

カテゴライズが一番悩むところなのですが、とりあえずこんな感じで考えています。

情報

  • プレイング
  • マスタリング
  • シナリオ作成
  • 環境・ツール
  • ルール
  • 紹介・ガイダンス

創作

  • システム
  • 背景設定
  • シナリオ
  • データ(NPC、モンスター、アイテム)
  • リプレイ・小説
  • ツール・シート・チャート
  • 情報イラスト・動画

ニュース

  • 製品・サービス
  • イベント・コンベンション
  • セッション
  • 創作

雑談

ユーザ独自のカテゴリについては、可能にするとシステム的に煩雑になるのでどうするか悩ましいところ。

タグと、コンテンツの階層構造を使って分類してもらえばそれで十分な気もするのですが、どうかなー。

復帰

一般 kilica 2012/9/29

 1ヶ月ほど活動を休止しておりましたが、徐々に復帰予定です。ふう。

まずは同人誌と、たぐっちゃんと進めている

https://trello.com/board/trpg/50407e625edf20c5479710b3

とか

http://smile-b.xsrv.jp/trpg/2012/09/post-57.html

とか。

オンラインセッションポータル

TRPG kilica 2012/8/29

 富士見書房さんがオンラインセッションポータル TRPG ONLINEのベータ版をオープンしました。

最終的にはプレイヤの募集、キャラクタシートの管理、チャットなど、オンラインセッションに必要な機能を備え、しかも「『痒いところに手が届くシステム』を目指すべく」改良していくという素晴らしい構想です。

まだ昨日ベータがオープンしたばかりなので、まだまだ機能的には不足している部分がたくさんある、という声がツイッタ上で見られました。まあそれは仕方ないですね。

ただ、これだけの機能を備えてしかも本気で使いやすく作りこむとなると、並大抵のことではありません。まじめに取り組めば、最低でも開発費で月50万からの費用が発生し、それを1年は継続しなければならないんじゃないでしょうか。成功したら成功したで、サーバ負荷も結構高そうだし。勝算はあるのかな。

一方、冒険企画局さんは、どどんとふサーバを立てるようです。こちらは開発費が不要なので、ハードルはグッと下がるでしょう。ただ、サーバ負荷は重くのしかかると思いますので、そのあたりどう対応するかがポイント。

有料にして、代わりに冒険企画局の中の人と(ときどき)遊べる、ってことにするのはどうだろう。

Yammer の機能

TRPG kilica 2012/5/2

trpg.me ドメインで利用できるようになりました Yammer のご紹介。

Yammer は Twitter/Facebook みたいなサービスで、これを利用して TRPG 専用のスペースを作成しました。trpg.me のユーザ名@trpg.me(たとえば trpg.me のユーザ名が kilica の場合は kilica@trpg.me)というメールアドレスで Yammer に登録すると、ログインすることができます。

トップページ

yammer-main.png  on Aviaryyammer-main.png 

通常の投稿画面


イベント作成

コンベンションの告知なんかも。

グループ

グループを自由に作ることができます。

trpg.me on Yammer

TRPG kilica 2012/5/1

TRPG を遊んでる人たちの間でもツイッターは盛んに使われていますが、「社内ツイッター」などと呼ばれている Yammer という無料サービスに、trpg.me を対応させてみました。

なんで「社内ツイッター」と呼ばれているかというと、同じドメイン名のメールアドレスでログインした人のツイートのみが見れるから。なので「社内」といっても、独自ドメインのメールアドレスを持っていないと Yammer は使えません。gmail や hotmail ではダメというわけ。

そこで、今回 trpg.me ドメインを利用して Yammer を使えるようにしてみたのです。

trpg.me にユーザ登録されている方であれば、ユーザ名@trpg.me というメールアドレスで Yammer に登録することができます。例えば、僕(ユーザ名 kilica)の場合は、kilica@trpg.me で Yammer に登録します。登録すると、trpg.me にユーザ登録した時のメールアドレス宛に、Yammer の確認メールが転送されますので、確認用のリンクをクリックしてYammerへのユーザ登録を進めてください。ただし、現在このあたり作りかけなので、届くメールがちょっとわかりづらいです。人柱専用。

さて肝心の Yammer の機能ですが、ツイッターというよりフェイスブックに近く、多機能です。

ツイートの文字数制限も長くなっていて、単純なツイート以外にもイベント、アンケート、質問を投稿したり、投稿に対してタグづけしたり「いいね」を押せたりします。

さらにグループを作ることもできますので、ツイッターっぽいインタフェースでTRPGを遊ぶこともできそうです。

まだ僕自身 Yammer の機能や使い方がわかっておりませんが、色々遊べそうですので興味ある方は登録してみてください。

チャットワーク

一般 kilica 2012/3/10

 最近、なんか良いチャットサービスないかなーと探していたのですが、「チャットワーク」というのが良さそうです。

  • 無料
  • ブラウザベース(インストール不要)
  • グループを作れる(人数無制限)
  • 使い勝手が良い
  • ログが残る

といった、欲しかった機能が概ね揃っています。また、画像をアップすると、そのままチャット画面に張り付くようになってます。

というわけで、登録して早速グループを幾つか作ってみました。

『TRPGシナリオ作成大全』のコミュニケーションは、TRPGシナリオ作成でやろうかなーと考えてますので、ちょっと興味あるって方は覗いてみてください。

最初、登録した段階ではファイルなどの要領が合計で14MBまでの制限になっているのですが、プロフィールを登録したり2名以上のグループを4つ作ったりするとこれが 140MB まで増えます! というわけで、ぜひお気軽にご参加ください。

あと、コンタクトの人数が4人以上というのも条件になってますので、 ID: kilica のコンタクト申請もぜひぜひ ^_^

Trello

ウェブ kilica 2011/9/29

Trello は、最近リリースされた ToDo 管理のウェブサービスです。

使い始めて間もないのですが、なかなかいい感じなのでご紹介。使ってみて、使い方をいろいろ工夫できそうで楽しいです。

ウェブサービスで、ブラウザさえあればで利用できる

デスクトップ、ノート、仮想環境と、作業環境が分散しているので、そのどれでもすぐに作業できるのはとても楽ちん。もちろん、買い換えた時でもセットアップ不要です。

操作性が良い

ウェブアプリだとその分操作性が落ちがちですが、とてもスムースに使えます。デザインもスマート。
タスク(カード)の移動も、ドラッグ&ドロップで出来ます。タスクを管理するうえでこれ重要。 

見やすい

タスクを一望できるので、直近でやらなきゃいけないこと、そのうちやらなきゃいけないことが空間的に分類されて目に入ってきます。
またラベルで色分けもできるので、さらに把握しやすい。 

タスクの公開

タスクを一般に公開、あるいは選択したメンバに公開できます。普通にチームの ToDo 管理にも使えますし、一般に公開すると「こんなコトやろうとしてるんだぜ(全然進まないけどorz)」リストとしても使えます。
それがどうしたと言われるかもしれませんが、「それは面白そう、一緒にやろう」という人が現れると面白い動きになるんじゃないかと。
「リクエスト箱」というカードを作って見ましたので、氷川に何かリクエストがありましたらここに放り込んでみてください。 

無料

無料で利用できます。

DISQUS コメントシステム導入

一般 kilica 2011/8/16

ブログのコメントシステムが壊れていて、直そうとしたのですが面倒くさそうなので DISQUS のコメントシステムを導入してみました。

TRPG同人誌マーケティング(6)おまけ:広告効果

TRPG kilica 2011/8/10

コミックマーケット80で出す同人誌『TRPGシナリオ作成の道具箱』を題材にした同人誌マーケティングのお話、その六です。

今回は、今回の広告の結果についてご報告したいと思います。

今回出した広告は2種類、Facebook と AdWords(Google)です。

Facebook広告については、今まで触れませんでした。僕自身、出すのは2回目でよくわかっていない(解説できない)ですし、Facebook 上で活動しているTRPGユーザはまだまだ少ないと見ているからです(TRPGで検索してみるとわかる)。

Facebook広告の特徴は、ユーザの属性によって表示を絞れる点です。Google の AdWords は検索キーワードを見てそれにあった広告を表示しますが、Facebookではユーザのプロフィール(年齢、住んでいる場所、性別、趣味など)によって、広告を表示しています。広告出稿の際に、どんなプロフィールのユーザに広告を出すか、設定します。
広告出稿自体は、Facebookには珍しくそれほど難しくありません。ただ、趣味で絞り込もうと思って趣味の欄に「TRPG」と入力するのですが、一向に受け付けられた様子がありません。バグってるっぽい。やれやれですが、趣味で絞り込むのは諦めます。そうなると、今回のケースではそれ以上絞り込み要素はなさそうです。地域でも、年齢でも、性別でも絞り込む必要は感じないからです。というわけで、日本全国のFacebookユーザにばばーんと広告表示です。

広告を出したのが7/30で、8/7までの1週間ちょっと、広告を出していました。Facebookのレポートによると、この間に3万人弱のユニークユーザが広告を見て、55人が広告をクリックしました。広告費は1700円ほど。このクリック数は、予想を大幅に超えていました。数名がクリックすればいい方、と思っていました。当初コミケ終了までを予定していた広告を8/7で打ち切ったのは、そういうことです。ええ。やばい

あとで述べるAdWordsに比べると圧倒的なクリック数ですが、広告効果は実質的には非常に薄い、その割に金がかかるんじゃないかというのが感想です。なぜなら、広告をクリックした人のうち何割かは広告先のページを見て「いいね」ボタンを押してくれてるのですが、どう見てもTRPGとは縁がなさそう、どころか、日本語が分かっているかどうかすら怪しい人たちが7割以上を占めています。これは実際のビジネスで使う場合も効果測定には気を付けないといけないなと思いました。

そんな微妙なFacebook広告ですが、たくさん「いいね」が集まった結果、Facebook上に作った「TRPGシナリオ作成の道具箱」サポートページに独自URLを設定できるようになりました。作ったFacebookページに25以上の「いいね」が集まると、独自URLを付けれるようになるのです。
というわけで、https://www.facebook.com/trpgtoolbox というURLを設定しました。

次に、GoogleのAdWordsの結果を見てみます。

Google AdWords は、こちらも7/30に出稿し、現在も表示させています。
キーワードは、「TRPG、 同人、同人誌、コミケ、C80、コミケ80、シナリオ、作り方」を組み合わせてだしています。

その結果、今日までに約3000回の表示、14回のクリックがあり、300円ほどの広告費がかかりました。こちらはだいたい想定したとおり。
キーワード的には、「TRPG」が表示/クリック数共に9割ほどを占めます。他は「TRPG コミケ」「TRPG C80」が1〜2クリックあるのみです。
ただ、これらのクリックをした人にはは非常に強い宣伝効果を持っていると予想できます。検索で「TRPG コミケ」と打っているわけですから、まず間違い無く「何かTRPG関係の同人誌はないかな〜」と探していたはずです。後は広告先の僕のコンテンツに魅力があるか、ニーズにマッチしているかという問題です。

さて、今回は趣味の本に対して趣味で広告を出しているので費用対効果など全く考えていませんが、真面目に使おうという場合は必ず考えなければなりません。
例えば、Googleの広告を考えてみましょう。AdWords 広告費に300円ほどかかりましたので、これを上回る売上増がなければなりません。仮に1冊100円の利益があるとすると、AdWordsをクリックしたユーザのうち3人以上が買ってくれれば、おおむね広告を出して効果があったと言えます。どうでしょう、僕の感覚では、14人のうち3人くらいは買ってくれるんじゃないかな、と見ていますが。

一方、Facebook は正直絶望的です。Facebookを見て知ったという人が17人いなければなりません。やはり今回は絞り込み機能がバグってるっぽかったのが痛い。

なお、注意しなければならないのは、Facebook では、広告を見てクリックして終わりではない、という点です。広告先のページを見て「いいね」ボタンを押すと、ボタンを押した人の友だちにも「TRPGシナリオ作成の道具箱」のページが宣伝されることになるのです。ボタンを押した人に100人友だちがいれば、その100人に伝わることになります(本当は、もうちょっと複雑ですが)。これは、うまく回れば恐ろしい宣伝効果を持つことになります。

TRPGオンラインセッションツール xgmtk

TRPG kilica 2011/8/7

xgmtk(eXtensible Game Master ToolKit) というTRPGのオンラインセッション用のツールを開発しているサークルがコミケ2日目(13土東S34a 犬山屋算譜)に出るようです。見落としそう。

リンク先を見ただけではどれほど開発が進んでいるのか、どんな機能を持つのかよく分かりませんが、XMLベースのシナリオ作成ツールというのは非常に興味が有ります。

ちなみにリンク先、そっけないサイトで head などの情報も全く定義されていませんので、Chrome だと化け化け。

TRPG同人誌マーケティング(5)おまけ:AdWords表示回数

TRPG kilica 2011/7/31

コミックマーケット80で出す同人誌『TRPGシナリオ作成の道具箱』を題材にした同人誌マーケティングのお話、その五です。

基本的な内容は前回までで書きましたので、以後おまけです。

昨日から掲載を始めた AdWords ですが、一日経過して表示回数やクリック数が出たので参考にご紹介しましょう。

 

キーワード/クリック数/ 表示回数
TRPG/ 0 /232
シナリオ作成 /0/ 3
trpg 同人/ 0 /12
TRPGコミケ /0/ 5
TRPG 同人誌 /0/ 26
TRPG コミケ80/ 0/ 0
TRPG C80 /0/ 0
TRPG シナリオ 作り方 /0 /5
 
クリック数は合計0でした。直接的な広告の効果は今のところ出ていません(表示はそれなりにありますので、「目に止まった」という効果はあるかもしれません)。残念な結果ですが、そのかわりコストもゼロです。
"TRPG"のキーワードが多いのは当たり前として、やはり "TRPG 同人誌" のキーワードがそこそこあります。"TRPG シナリオ 作り方"、"TRPG コミケ" は少ない。僕がSEO順位確認のために検索した時ので全部かもしれません ^^;;

ちなみに AdSense といって、Google の検索結果画面ではなく、一般のサイトの中に埋め込まれるアフィリエイト的な広告もあり、そちらを加えると表示回数はグッと上がる(その代わりクリック率はグッと下がる)のですが、そちらはまだ集計結果が出ていません。

  • 同人誌マーケティング(1)
  • 同人誌マーケティング(2)SEO
  • 同人誌マーケティング(3)広告
  • 同人誌マーケティング(4)ソーシャルネット
  • 同人誌マーケティング(5)おまけ:AdWords表示回数
  •  

     

    TRPG同人誌マーケティング(4)ソーシャル

    TRPG kilica 2011/7/30

    ※labo の方に「TRPG同人誌マーケティング」として読みやすくまとめています

    コミックマーケット80で出す同人誌『TRPGシナリオ作成の道具箱』を題材にした同人誌マーケティングのお話、その四です。

    今回はソーシャルネットワークを使った PR について。ただこれは、捉えどころがないというか、当たるとでかい効果があるのですが、狙って当てるのが難しく、たぶん読んでいただいても「理論はわかった」というところに落ち着くような気がします。僕自身、経験ないですし苦手なので、歯切れが悪いことになっています。

    なお、現時点では Facebook の利用者はまだまだ少ないと感じますので、主に Twitter を想定してお話をします。

    Twitter や Facebook を使っている方はある程度実感できているんじゃないかと思いますが、ちょっと人の興味をひくツイートを書くと、フォロワーがリツイートしてくれて、それを読んだうちの一人でもリツイートするとさらにその先のフォロワーに広がって、とあっという間に膨大な数のユーザに広がっていきます。基本的には、この伝播力を宣伝に利用します。

    さて、この伝播力を利用するには次の二つの方法があります。

    • 自分でツイートして、自分のフォロワーに広めてもらう
    • 同人誌紹介ページにツイートボタンを設置して、ツイートしてもらう

    最初の方法は、TRPGの好きなフォロワーがある程度すでにいる人でなければ効果がありません。フォロワー数0の人がどんなにつぶやいても、リツイートされることはないのです。

    ではもしあなたにある程度のフォロワーがいるとして、どんなことを書けばよいでしょうか? 同人誌の宣伝と言っても140文字で伝えられることってありきたりになっちゃうしなあ、というのがいざ書こうとしたときの本心ではないでしょうか。僕はそう思いました。はい。

    そこで僕がとった方法は二つです。
    一つは、ありきたりでも直球の宣伝ツイートを出します。僕の場合は、「TRPGのシナリオ作成を解説した同人誌を出します。詳しくは http://trpg-labo.com/...」みたいな感じ。まあ興味があってリツイートしてくれる人が入れば儲けもん、くらいな気持ちで。反応がなくても、外部リンクの一つにはなります。
    もうひとつは、同人誌とは(直接)関係ない、けど人の興味を引けそうなコンテンツを作って、それをツイートしました。ツイートのリンク先を読むと、同人誌の宣伝も一緒に載っているわけです。はい、まさしく、いまあなたが読んでいるのがそれです。

    ところでソーシャルネットの伝播力は強力なのですが、持続力に欠けます。あっという間に他のツイートに埋れていきます。1日どころか、状況によっては半日も経つともう古いという感覚を覚えるほどです。
    なので、何回か渡ってツイートしたほうが良いでしょう。ただ余りこまめに、同じ情報を流すとウザがられますので、数日置きにするとか、違う情報を出すようにします。

    二つ目の方法は、フォロワーがいない人でも実践できます。あなたの同人誌を紹介したページに、ツイートするためのボタンを設置し、そのページを読んで気に入った人にリツイートしてもらうのです。『TRPGシナリオ作成の道具箱』のページにも左上に設置してありますね。

    別にこのボタンがなくてもツイートはできますが、ツイートする人の手間を少しでも省くのが実に効果あるのです。最近のブログだと、何もしなくてもツイートボタンがついてたりするかもしれません。そうでない場合でも、ツイッターがボタン設置用のコードを生成してくれますので、それを貼りつけるだけのことです。

    この方法の問題点は「どうやってそのページを観てもらうのか?」というのと「ページを見てもらったとしてツイートしてくれるの?」という二点です。
    最初の問題点は、SEOや広告と組み合わせてみてもらうことになります。フォロワーがいない状態では、ソーシャルネットで完結するのは無理です。
    二つ目の問題は、基本的にはツイートしてもらえるような立派なコンテンツを作ることです。もともとこの連載の主旨はあくまでも「いい製品なのにPR不足で売れないのをどうするか」であって、決してあなたのダメな商品をPR力で無理やり売

    すみません。えっと、何でしたっけ。そうそう、こんなのはどうでしょうか。「このページをツイートしてくれた方に漏れ無く、会場で素敵なおまけをプレゼント」。プレゼントなんて用意する時間ない、という場合は、もっと直接的に同人誌の値引きでもいいでしょう。誰がツイートしてくれたか、は TOSPY のようなサービスを使って割り出せますが、実のところどれほど網羅されているのか確認していませんので自己責任でどうぞ。まあ「リツイートしましたのでおまけください」と申告してもらう方法でいいような気もします。

    さて、以上ですが、いかがでしたでしょうか。少しでも参考になれば幸いです。