ブログ 一覧
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[同人誌] 央華封神
- 一般 kilica 2006/1/1
- 【タイトル】 央華封神 第三版 【サークル/執筆者】 グループSNE・らいとぶりんがぁ/清松みゆき・友野詳 【発行時期】 2005年冬 【URL】 http://homepage3.nifty.com/lightbringer/ 【評価】★★★★ 【紹介者】 氷川 霧霞 【紹介内容】 昔 SNE が出していた央華封神が絶版となり,同人誌として再販されたものだと思います。同人誌といっても,文庫版の頃より読みやすく,書籍としてレベルアップしています。裏表紙に無粋なISBNバーコードがないのも良い(笑)。 央華封神は遊んだことがないのですが,仙術が面白そうなので遊んでみたいなあは思っています。魔術の類がルール化されている RPG の大半は,単なる攻撃魔法や攻撃補助魔法ばかりで個人的にはつまらないと思っています。かといってあまり自由度が高くても,言った者勝ち的なところがあってこれまた面白くありません。 央華封神はそのあたりのバランスが比較的上手く取れていそうなので,興味があります。PC が強力なので,それにつられて仙術も自由度が高すぎる方に傾いているような気はしますが。
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[同人誌] Grorantha Phantasma Extra
- 一般 kilica 2006/1/1
- 【タイトル】 Grorantha Phantasma Extra 【サークル/執筆者】 Project Art 【発行時期】 2005年冬 【URL】 http://part.srvf.org/ 【評価】★★★★ 【紹介者】 氷川 霧霞 【紹介内容】 現在のRPG同人誌の中でも群を抜いてレベルの高いグローランサの同人誌です。 今回はカリル=スターブロウ。 収録されている短編小説「さいごの砦」も秀逸。こんなシチュエーションで遊んでみたい?と思わせる内容です。本当に。
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コミケ69(2日目)
- 一般 kilica 2005/12/30
- コミケ69二日目。今回は,この日に行きたいサークルがすべて集中しており,過酷な一日でした。 この日は朝 4:00に起きて,5:00前に出発。新加入の1年生コンビはやる気満々です。この日も首都高はがらがらで,5:30頃,入場列に並び始めました。ちょうどサンクスの隣のあたり。ちょっと早すぎですが,先週の冷え込みとは一転して暖かい朝で,並んでいるのは楽でした。 9:00過ぎに列が動き始め,9:45頃に西ホール内で待機。 入場後,まず TRPG関係のサークルを回りますが,事前チェックの通り目ぼしいサークルがほとんどありません。こう少ないと,今後ちょっと考えてしまいます。 その後,東ホールへ移動し回り始めますが,今回はなんかいつも以上に人口密度が高かった気がします。丸ごと諦めた島が幾つかありました。 大失敗だったのは,西にあると思っていた旅行関係の本が東だったことでしょうか。東を一通り回り終え,もう一度西に戻って旅行本を,と思っていたらありませんでした(^ ^;。もう一度東に戻る気力と時間は残っていませんでした。 仕方ないので,企業ブースに行って需要のあったもえたん CDを追加購入し,終了。16:00頃,集合して宿泊先へ戻っていきました。夜はやっぱり馬車道。
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コミケ69(1日目)
- 一般 kilica 2005/12/29
- この冬もコミケに行ってきました。 出発はだいたいいつもどおりで,前日の22:00過ぎ。今回は4人で移動なので,車の中のスペースは比較的余裕。 今回は目立った渋滞もなく,いつもどおりトラックが多い程度で順調に宿泊先まで到着しました。2:30ごろだったかな。 車の中では,「桜田門」をひらがなにすると急に萌える,というような話をしていました。 一日目は特に見たいものもないので,8:30 頃起きて,9:30頃に宿泊先を出発。いつもは渋滞する首都高もがらがらで,10:00 過ぎには新木場まで到着。10:30頃入場列に並んで,10:45頃入場。 企業ブースと国際交流コーナ,西ホールの小説のあたりをうろうろして,14:30頃待ち合わせ場所へ向かいました。 企業では,Type Moon の行列を1秒見て諦め,Little Witch でなにやらセットを買い,あとは「もえたん nano」とリスニングCDを購入。 国際交流コーナは初めて足を踏み入れましたが,各国の同人誌が少しおいてあるだけであまり面白くなかったですね。 集合後,スパシオに6人+荷物を積んで,秋葉原へ。滞在は1時間ほどの短い間だったので,イエローサブマリンで買い物をしただけで終了。PARANOIA の "Service, service" と Lucca Citta を購入。Tactics の古い号が置いてあって非常に惹かれたのですが,さすがに 1冊 4,000円は出せませんでした。 秋葉原を出て,夕食はいつもどおり馬車道。なんか今日中にスタンプを貯めるとかで 4人で 8,000円というノルマが課せられました。が,楽楽クリア。
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シミュレーションで迫る古代社会
- 一般 kilica 2005/12/25
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日経サイエンス 2006年1月号「シミュレーションで迫る古代社会」より。
考古学というと地面を掘って土器の欠片を探して,放射性炭素年代測定にかけて,といったイメージを持っているんですが,本記事では,まったく別のアプローチで古代社会を探っていこうという試みが,コンピュータ関連技術の発達にともない生まれてきたことを紹介しています。
そのコンピュータ関連技術とは,ひとつは安価で高速なコンピュータそのものであり,もう一つがオブジェクト指向言語です。
本記事で紹介されているアプローチは,考古学的なデータをもとに当時の社会を構成員単位(記事中では「家族」を単位としている)でモデル化しプログラムして,時間の経過とともに構成員が互いに影響を及ぼしながら全体としてどう社会を形作っていくか,をシミュレートして探っていく,というものです。
構成員のプログラミングについて,ちょっと具体例を挙げると,
- トウモロコシの栽培量
- 5人家族を1単位とする
- 出生率と死亡率
- 一人当たりの年間エネルギー消費量を設定
- 「収穫<消費」の場合はもっと豊かな土地をもとめて移住する
- 娘が15歳になると新しい家族を形成する
- 住居は農地から1km以内で,泉に最も近い場所に構える
- シミュレーションを動かしてみて今まで気づかなかった事象に気づく
- シミュレーションの結果と現実とのギャップから,今まで軽視していた要因が実は重要だったのに気づく
- 今まで重要視されていた要因があまり影響しないことに気づく
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クトゥルフと帝国
- 一般 kilica 2005/12/24
- 1920,1930年代の日本を取り扱った日本独自のサプリメント。当時の日本の社会,文物,事件などの解説が半分強,残りのほとんどを三本のシナリオが占め,探索者の作り方がちょこっと載っている,といった構成。 本サプリメント独自の神,怪物,呪文,魔術書などはなく,総じてクトゥルフ色は薄く,1920年代の汎用サプリメントとしても使えます。 個人的には,安易に妖怪や日本神話の神々,事件をクトゥルフと結びつけてしまうより,この方がすっきりしていて好ましい。 メインとなる当時の社会についての解説も質が高く,キーパをやる際に役立つ知識を軸に編集されています。 また「電話のかけ方」のようなちょっと盲点なコラムもあって面白いです。 この時代でTRPGをやるならぜひ買っておきたい一冊。
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デザインパターン
- 一般 kilica 2005/12/24
- 「デザインパターン」というのはオブジェクト指向プログラミング(設計)の世界で,修正が必要になった場合のメンテナンス性や可読性,拡張性が優れているのはどんな設計か? というのを整理した定石で,この本ではそれを大変分かり易く,覚えやすいように説明してくれています。 第一印象はその分厚さ(と値段)にしり込みしましたが,読みやすく,分かり易く,覚えやすく書かれて感心しました。明らかに他のコンピュータ書籍とは一線を画しています。 イラストは多用されていますが,入門用書籍によくあるようなイラストの使い方とは何か違うのです。何でしょうね。 サンプルコードは Java ですが,そんなに知識がなくても肝心の「デザインパターン」は理解できるかと思います。
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2005年の氷川
- 一般 kilica 2005/12/24
- 2005年の氷川 冬コミもまだ終わっていませんし,ちょっとフライングですが 2005年を振り返って自分の周りのことについてまとめてみました。 最初は,「2005年の10大ニュース」みたいな形にしようかと思いましたが,10個選んで並べ替えるのが面倒だったので,覚えたてのマインドマップの形式でまとめて見ました。
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大雪
- 一般 kilica 2005/12/23
- 木曜日はまたもや大雪で,仕事を早めに切り上げて帰りましたが,中には帰宅に7時間かかった人もいた模様。 さらに、よく渋滞する道を避けて香久山のほうへ迂回したところ,三洋堂書店を発見。 勤務地が変わって以来,帰宅路に本屋がなくなってしまったのが悩みの種でしたが,これで解消。 猪子石の三洋堂より広く品揃えもいいし,少ないとはいえRPGも置いてあります。 昔から本屋が好きで,本が好きというのもあるのですが,行けばほぼ必ず,新しいものが見つかるから、というのがその理由です。ブログや mixi の人気が出るのも同じ理由。誰かが「更新性」と名づけていました。 金曜日は雪が残っていたため午前中は家にいて,午後から出勤。 プレイヤマップにショップの登録機能を追加していました。2時間くらいでほぼ出来て,確認したり調整したりしています。 年内に正式版を,と考えていましたが,Xoops Cube 2.1 対応にしたいので、そちらがリリースされてから作り直す予定。
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いまさら『ダンジョン&ドラゴン』
- 一般 kilica 2005/12/22
- 僕の周りでは散々な評価の D&D 映画『ダンジョン&ドラゴン』ですが,土曜日に AXN(スカパーのチャネル)で放映されるみたいなので観てみよっと。 ビホルダーが浮いてるところ(だけ)は見ものみたいなので。
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カタログチェック
- 一般 kilica 2005/12/21
- カタログチェックを一通り済ませました。いつもは一夜漬けなんですが。 二日開催なため(と思いたい),TRPG関係のスペースも少ない気がします。 RQ関係も,Project ART のところだけになっています(見落としが無ければ)。ジオ亭も見当たりません。さびしいなあ。 29日は見るべきもところが何も無い,というのが分かりました(^ ^;。すべて30日に集まっているというのは厳しいですね。
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TRPG系ブログで今年一番良かったのは?
- 一般 kilica 2005/12/19
- TRPG系ブログで一番良かったのはどれですか,というアンケートを TRPG Search でやっております。 投票の締め切りは今月末までですので,まだな方はぜひ。 (投票には,ユーザ登録が必要になります。面倒ですみません)
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マインドマップ
- 一般 kilica 2005/12/18
- 最近ちょっとはやりのマインドマップを試しに作ってみました。 Free Mind というフリーソフトを利用。 正直なところ,他人の書いたマインドマップを単独で見ても,何について書きたいのかはなんとなく分かるものの,何を言いたいのかはさっぱり分からないことがほとんどです。 ただ,他人の書いたマインドマップを見ながらその人の説明を聞くと,割と頭に入ってくる気がします。 また,他人の説明などを聞きながらマインドマップの形で書くと後で思い出すときに思い出しやすいような気がします。ただ,他人の書いたマインドマップだけを見てもさっぱりなのと同じで,自分の書いたマインドマップでも,記憶がほとんど飛んだ頃に見直して果たして何が言いたいか読み取れるかは甚だ不安だったりします(^ ^;。 シナリオのメモ書きツールとしては使えそうな気がします。このソフトに限って言えば,もうちょっと自由にメモが書けるといいかな。
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PHP サイバーテロの技法
- 一般 kilica 2005/12/17
- PHP アプリケーションのセキュリティ本。著者の GIJOE さんは,Xoops 関係では一番有名といってもいい方で,やはりセキュリティ関係に非常に強い方です。 記事などでセキュリティの重要性を訴えるものや,クラッキングの手口の概略を解説したものはあったのですが,じゃあ具体的にどのコードがどうやばいのか,っていうところまで書かれた記事は少なく,網羅的に記した本ともなると,もう全くといっていいほど無かったのですが,ようやく登場しました。 実は本書には攻撃の方法も書かれており,悪用もできてしまいます。しかし,技術が無くてもクラッキングできてしまうようなツールが出回っている今,この本によってセキュリティが強固になる恩恵の方が強いでしょう。 僕なんかも,セキュリティ対策が実際に上手くいっているか確認するため,自分のサイトに攻撃を仕掛けてみたかったんですが,やり方がわからず確認できななかったんですよね(^ ^;
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Mind Hacks
- 一般 kilica 2005/12/17
- 「実験で知る脳と心のシステム」という副題で,実験といっても寝転びながらできるものが多くて,実際に自分で確認できるようになっています(だいたいは)。 「オライリー」というマニア向けから入門向けまで,幅広いコンピュータ関連の書籍を出しているシリーズがあって,装丁がそれにそっくりなので最初パロディ本かと思いましたが,オライリーシリーズそのものでした(^ ^;。コンピュータ以外の本は初めて? 脳,視覚,聴覚,記憶,推論,運動などの章に分かれ,ふだん我々が意識しない脳や心の働きをお手軽な実験によって明らかにして見せてくれまして,(他のオライリーシリーズと比べて)あまり役には立ちませんが面白い。
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about ”自己組織化セッション”
- 一般 kilica 2005/12/15
- 紙魚砂日記「自己組織化セッション」 僕も以前,別の問題意識からカオス的な構造を持ったシナリオができないかなあと思って,思ったきりでした。 実際には,とにかく関係設定をすればOK,ってわけではもちろんなくって,自己組織化の現象が狭い領域でしか起こらないのと同様,適切な関係設定をしないと,PCたちがばらばらの方向に動いて発散してしまったり,シナリオを始めてすぐに平衡状態に落ち着いてしまうわけで,その辺のノウハウは……誰か説明できないかなあ。
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Paranoia: The Mandatory BONUS FUN Card Game 翻訳
- 一般 kilica 2005/12/12
- Paranoia のカードゲーム "The Mandatory Bonus Fun Card Game"(DNCPCG)のカード・ルールの翻訳を PukiWiki に掲載しました(一部未訳)。 こちらのニュースもご覧ください。 翻訳は Czan さんにほとんどすべてやっていただいています。 チェックをして誤訳の指摘をしてくれる方,大歓迎です。Wiki なので,そのまま直していただいても結構です(編集にはユーザ登録が必要です。すんません)。
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ダンジョンズ&ドラゴンズ ベーシック・セット
- 一般 kilica 2005/12/10
- ホビージャパン社の紹介ページ 今さらですが,夏コミ前に買ってそのまま同人誌の下に埋もれていたものを発掘してきました。 「TRPGって何?」という人を対象に,これ以上ないくらい簡単に始められるようにしたセットです。 記入済みのキャラクタシート,フィギュア,ダイス,フロアタイル,そして10ページ(!)の小冊子「最初の冒険の書」が付いていて,これを読めばとりあえず1部屋ダンジョンを遊べるようになっています。 問題は一つ,値段でしょう。税込 5,040円はどう考えても「やってみようかな」って人向けの値段ではありません。 ブラックドラゴンのフィギュアが付いていたり,コンポーネントを考えるとまあぎりぎり許せる値段かなという気もしますが,そんな事言ってもねえ。
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デカルトの密室
- 一般 kilica 2005/12/7
- 瀬名秀明の『デカルトの密室』を読み終えました。寝る前にちまちまと読み続けて2週間くらいかかりました。非常に面白い。笠井 潔の矢吹カケルのシリーズと似た雰囲気だと感じました。 タイトルが「密室」ですし殺人もありますが,いわゆるミステリィのように犯人探しをしたりトリックを見破ったり,というのはあまりありません。 ジャンルで言えば,SFでしょう。SFというとかつては未来の話と相場が決まっていましたが,今では現在を扱っても十分 SF になりうる時代になったわけです。 ロボットをテーマにした小説で,したがって脳・心,そして人間に密接に関わっています。 作者は『パラサイト・イブ』で有名ですが,今は人工知能やロボットに関心を移しているようで,「けいはんな社会的知能発生学研究会」というロボット研究者の集まりにも参加しているようです。昔紹介したブルーバックスの『知能の謎』でも執筆しています。こちらも面白い。 ロボット研究の現状を小説にして読者に紹介しちゃおうという感じで,フレーム問題,チューリングテストといった古典的な問題から,知能とは何か,何故意識は……あまりしゃべっちゃまずいですね。ええっと,一通りの概観を得ることもできるようになっています。
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レグダーもえもえ
- 一般 kilica 2005/12/7
- http://www.wizards.com/dnd/images/wishlist/wish_regdar.jpg ROLLING DOWNで紹介されていまして大笑い。 重度のヲタク部屋にしてはあまりに整然としていますが,そのために余計病的な感じが増しています。