TRPG 入門 in TRPG Search Wiki

TRPG kilica 2012/2/16

TRPG Search に Wiki を設置し、TRPG入門者用ページを作りました。

インデックスとリンクが幾つかあるだけですが、これから徐々に拡充していく予定ですので、皆さんもどんどん内容を充実させてって下さいませ。Wiki ですので、特に断る必要なく、編集していただいて結構です ^_^ お気軽にどぞ。

TRPG 入門者用ページ 構成案

TRPG kilica 2012/2/11
 まずはこんな感じで考えてみた。

TRPGとは

TRPGのプレイ風景

  • リプレイへのリンク
  • 動画へのリンク

TRPGって何が楽しいの?

  • 遊んでいる人達の声

TRPGをはじめるには

仲間を見つける

  • サークル(近所で遊んでいる人たち)を見つける
  • コンベンションに行く
  • プレイスペースに行ってみる
  • ネットで遊ぶ(オンラインセッション/オンセ)
  • 友人たちを誘う

TRPGシステムを手に入れる

  • TRPGシステムを選ぶ
  • TRPGシステムを売っているお店

あそぶ場所を探す

  • 自宅
  • 公共の集会所を借りる

TRPGの遊び方


TRPG 入門者用ページ

TRPG kilica 2012/2/11

TRPG Search で「#TRPG入門者の参考になるページ」というツイッターで回答できるアンケートを取り始めました。今のところ回答は僕だけですが ^ ^;;

最近、Twitter を眺めていると「TRPG なるものをやってみたい」という方をちらほら見かけるのですが、そういった方に適切な情報を提供できているかというと……十分とは言えないかなと。

イメージとしては、僕がよく見かける技術系の入門ページみたいなのが欲しいなと。



そこで、TRPG Search にそういったページを設けようと思いまして、その下準備として、そもそも今、どんな説明ページがあるのか探し始めたというわけです。

「このページがすごいぜ」ってのが有りましたら、是非教えて下さい。このページのコメントに書いていただくか、「#TRPG入門者の参考になるページ」から Twitter 経由で回答できます。

包括的な説明だと Wikipediaニコニコ大百科の解説が充実しているのですが、入門者から見ると冗長で、一方どこで遊べるか、どこで買えるか、どんな製品がおすすめか、といった切実な情報はなかったり、見づらかったりします。
あとはやはり TRPG.NET さんのWhat is TRPG?(TRPGってなに?)はTRPGの概略を簡潔にまとめていますので、これにもうちょっと周辺情報や最新の情報を追加したような構成にしたいなと思います。今ですと、動画での紹介も充実してきているので、テキストだけではなかなか伝えられない部分もある程度補えるのではないかと期待しています。

#シナリオ作成ココが知りたい

TRPG kilica 2012/1/22

ツイッターに日本語ハッシュタグが使えるようになって、これがアンケートの質問みたいに使われはじめてるようです。

丁度良かったので、ツイッターアンケートモジュールを作って、「シナリオ作成大全(仮)」でどんな記事を読みたいかを聞いて見ることにしました。

中身はツイートをハッシュタグで抽出してるだけですけど ^ ^;;

というわけで、「#シナリオ作成ココが知りたい」というハッシュタグをつけてつぶやいてみてください。結果はこちら

ダンジョンシナリオ作成講座 増刷

TRPG kilica 2012/1/8

冬コミ新刊『ダンジョンシナリオ作成講座』の増刷分100冊がとどきました。

今回は委託だったので開場前に見ることは出来ず、スペースについた後は売り切れるまで売り子などで忙しくしていましたので、自分でもろくに中身を見てませんでした。なので手にとってじっくり見るのは今日が初めて。

前作同様、プレイスペース広島様、テーブルトークカフェ Daydream 様にて委託販売いたします。おそらく、今週の半ばくらいにお店に並ぶかとおもいます。冬コミで買いそびれた方はぜひどうぞ。ついでに、まだの方は『TRPGシナリオ作成の道具箱』もセットでいかがでしょうか(笑)

幸い前作の実績が評価されたようで、増刷100冊のうち半分以上が既に委託などで出ることになりました。『TRPGシナリオ作成の道具箱』も、コミケで50冊売れましたので残り50冊ほどとなりました。

ダンジョンシナリオ作成講座

TRPG kilica 2012/1/8

冬コミ新刊『ダンジョンシナリオ作成講座』の増刷分100冊がとどきました。

今回は委託だったので開場前に見ることは出来ず、スペースについた後は売り切れるまで売り子などで忙しくしていましたので、自分でもろくに中身を見てませんでした。なので手にとってじっくり見るのは今日が初めて。

前作同様、プレイスペース広島様、テーブルトークカフェ Daydream 様にて委託販売いたします。おそらく、今週の半ばくらいにお店に並ぶかとおもいます。冬コミで買いそびれた方はぜひどうぞ。ついでに、まだの方は『TRPGシナリオ作成の道具箱』もセットでいかがでしょうか(笑)

幸い前作の実績が評価されたようで、増刷100冊のうち半分以上が既に委託などで出ることになりました。『TRPGシナリオ作成の道具箱』も、コミケで50冊売れましたので残り50冊ほどとなりました。

シナリオ作成大全(仮)執筆者募集漫画

TRPG kilica 2012/1/4

詳しくはこちら!。

シナリオ作成大全(仮)とは!?

TRPG kilica 2012/1/1

正月で飲み過ぎてるんじゃないかこの人っていうような記事を新年早々あげていますが、僕は飲まない人です。でもコミケでパワーをマックスまで充電したところになってます ^_^

ちょっと硬い表現で書いていますが、要するに、「いろんな人のシナリオ作成方法論を集めて見てみたいから、みんな自分のシナリオの作り方を教えてね」と言うことです。

そもそもは、コミケの列に並んでいるときに otneg さんのツイート

 玄兎 
 
今回のコミケのTRPG系の活気、以前から変わらんものだったんだろうか? それともつぎはぎ本舗さん『ネクロニカ』出版の快挙とか、霧霞さんとこが前回ソッコー完売になった事(が記事で示された事)とかが何かしらの流れを作ってたりしたんだろうか? ……とか益体もないことを考える朝(笑)

を見たのが始まり。御存知の通り、僕は同人誌の頒布状況について逐次ブログなどで報告している(これは宣伝の一環)のですが、見た人の中にはきっと、「氷川の同人誌が速攻で100部完売するならコミケちょろいんでわ」とか「馬場秀和の例のアレをベースにしたゲーム性中心のシナリオ作成論だけが広まるのはいまいち気に食わない。第一、キャラクタ同士のドラマやストーリーを中心とした TRPG が今の時代の中心じゃないか」とか思っている人が少なからずいるんじゃないかと思ったのです。何を隠そう、僕もまったくの同感です

僕としては、いろんなタイプのシナリオの作り方が表に出てきて欲しいと思ってます。僕が広い範囲のシナリオ作成方法について書ければいいのですがそれは能力的にも到底無理なので、前述のような感想を持った方に頑張ってほしいなと。で、コミケ熱に浮かされた頭が「うまい人達のいろんなシナリオ作成方法論を集めた同人誌を作ればすげー面白そう」という飛躍したアイディアをひねり出したのです!

そんなアイディアをツイートしたら、「いいね!」と賛同してくれる人が数名居ましたので、2時間の待ち行列の間に内容を練ってできたのが例の記事なわけです。そしてうかつにも「いいね!」したその数名は協力者として既に確保(笑)

言うまでもなく、優良な執筆者を確保できるかがこの企画の肝です。ぶっちゃけ僕の苦手分野なのですが。
そこで、いま流行りのソーシャル的な戦術を取ろうと考えています。

  • The Interviews ではないですが、「この人に聞いてみたい」というのを募集して、名前の上がった人に「〇〇さんが是非シナリオの作り方を教えて欲しいと言っているのですが」と原稿を依頼する
  • シナリオ作成 Q&A を立ち上げ、そこに寄せられた質問をまとめる、あるいは原稿の原案にする(お題をもらう)
  • 人に頼むのが得意な人/人脈の豊富な人に企画に加わってもらう

ってあたり。

そんな感じですが、ご意見、参加希望など有りましたらお気軽にコメントください ^_^

コミケ81感想

TRPG kilica 2011/12/31

報告は先のエントリでしましたので、こっちは雑感。

ダンジョンシナリオ作成講座

今回は委託でしたので、それがどう影響するか。ふつうはマイナス要因だと思うのですが、なにしろ委託先がどどんとふスペースです。どどんとふ本を買いに来た人がついでに買っていってくれる可能性があります。また隣がはるをさんのところだったので、これまた強力な集客力を持ってます。
もうちょっと大きなレベルでは、前回が西館だったのに対し、今回は東館という差もあります。

また、テーマがダンジョンシナリオ作成だったので、ちょっと流行から外れてるかなーという気はしました。幾つかメジャーどころを調べたところ、抽象度を高くした戦闘システムがわりと多いみたいだったので。

結果は、15時ごろ100部完売で、今回は80部くらいかなと予想していたのでそれは上回りました。『道具箱』は午前中完売だったので、それよりはかかりました。

前回は、中を見てそのまま買ってくれる人がほとんどでしたが、今回は中を見て買うのをやめる人が(前回に比べ)多かったような気がします。その理由はちょっと気になります。裏表紙の漫画を見て期待した人がいたのかなあ。

裏表紙といえば、失敗したなと思ったのは、どっちが表でどっちが裏かわかりづらいということでした。なので反対側からめくって読む方が結構居ました ^_^;; これが微妙に影響している気もするぞ。

さて、前回と同じく、完売しましたので手元には一冊も残っていません。さらに、今回は委託だったので開場前に中身を見ておらず、手に取ったのは売り子をしていて買ってくれた方にお渡しするときくらいで、まだろくに中身を見てません ^_^;;

TRPGシナリオ作成の道具箱

今回、既刊の『TRPGシナリオ作成の道具箱』も50部持って行きました。これはうっかりしていて、郵パックでの搬入受付締切を過ぎてしまい、どどんとふさんに持ち込んでいただくことになってしまいました。大失敗。

こちらは、ちょうどお昼に完売になりました。これも15冊くらい残るだろうと思っていたので予想外でした。スペースに到着したのは11:30頃だったのですが、聞いた話によるとどどんとふ本2冊と『ダンジョンシナリオ作成講座』『TPRGシナリオ作成の道具箱』の4冊をセットで買ってく人が結構いたとか。

売り子

どどんとふさんのスペースでは、委託のみならず売り子もさせて頂きました。改めて思いましたが、楽しい。適切に声をかけると「お、そんなものもあったか」って感じで寄ってきてくれます。どどんとふ本と自分の本の両方の呼び込みをしてました。

あいさつ

いろんな方と挨拶が出来ました。CokywolfさんにはCDをもらっちゃいました。テーブルトークカフェDaydreamさんからは委託分の売掛金を回収(笑)。あとプレイスペース広島さんはスペースに足を運んでくれて(しかも2回不在だったので3回も)、ご挨拶させて頂きました。

打ち上げ

どどんとふさん一行に誘っていただき、打ち上げに混ぜてもらいました! しかも、秋葉原近くのレトロな佇まいのあんこう鍋屋さん。鍋、刺身、唐揚げと食べて、どれもおいしい。もっとくせがあるかと思ってました。たっぷりお話もできて、とても楽しい打ち上げになりました。

コミケ81『ダンジョンシナリオ作成講座』完売のご報告

TRPG kilica 2011/12/30

12/29(木)E38aで委託販売いたしました『ダンジョンシナリオ作成講座』100部は無事完売いたしました。足を運んでいただいた皆様、ありがとうございました。

今回は、同誌100部と、既刊の『TRPGシナリオ作成の道具箱』50部を販売しました。『道具箱』はちょうど12:00頃完売、『ダンジョンシナリオ作成講座』は15:00ごろに完売となりました。

どちらも、特に『道具箱』は残るかなと思っていたので、早々に売り切れてびっくりでした。よろしければ、テーブルトークカフェDaydream様、プレイスペース広島様にて通販・店頭販売を行っておりますので、ご利用いただければと思います。

また、『ダンジョンシナリオ作成講座』も、年明けに再販して同店に委託しますので、いましばらくお待ちください。

C81 新刊『ダンジョンシナリオ作成講座』

TRPG kilica 2011/12/17

コミックマーケット81 新刊出ます。今回サークルは落選でしたので、委託です。

『ダンジョンシナリオ作成講座』予定頒布価格500円

12/29(木)東地区E38a「どどんとふ@えくすとり〜む」にて

内容は、初心者向けのダンジョンシナリオの作り方の解説です。

『TRPGシナリオ作成の道具箱』もいちおう初心者向けという触れ込みですが、今回のはダンジョンシナリオに絞ることでさらに「だれでも」作れるよ、という内容になっています。お正月は初のシナリオ作りにチャレンジしましょう!

さて、まだ途中ですが、リンク先に内容を掲載しておりますので、どんな感じかな〜というのを確認したい方はご覧下さい。ただ、テキストをそのままぺたっと貼りつけただけですので、かなり読みづらいと思います。

同人誌版はこれにサンプルダンジョンがついたり、解説のための画像がついたり、おまけの4コマ漫画が20本弱ついたりして、これがおんなじ内容なのか?ってくらい違ってますのでぜひ会場でお手にとってご覧ください。なお4コマ漫画は「コミPo!」で作った突貫なので、漫画と言うよりそのページの要約・大事なところを載せてるだけです。漫画としては期待しないでね。

今回も、100部作っています。さらに既刊『TRPGシナリオ作成の道具箱』も少々置いて頂く予定です。自分のところの『どどんとふ』本はこれ以上の部数があるはずですし、置くだけで相当なスペースを必要とすると思われますのに委託に応じてくれた気前のいい竹流さんに感謝です。

同人誌活動状況

TRPG kilica 2011/12/4

久しぶりに同人誌活動の近況を。

残念ながら、冬コミ(C81:コミックマーケット81)のサークル申し込みは落選してしまいました。しかし、「どどんとふ」の竹流さんのスペースに委託していただけることになりました! そして新刊も出ます。タイトル未確定ですが、ダンジョンシナリオの作り方の本です。前作『TRPGシナリオ作成の道具箱』よりもずっと初心者向きの内容になります。ページ数もこれまた未確定ですが、60pくらいになる予定です。外出が重なって進捗が悪かったのですが、なんとか目処が付きましたので、このまま行けば無事発行できそうです。

夏コミで発行した『TRPGシナリオ作成の道具箱』は、順調に売れております。

会場では100冊完売してしまいもう100冊増刷したのですが、うち80冊ほどが捌けました。プレイスペース広島様とテーブルトークカフェDaydream様への委託分が70冊ほど売れて、あと知り合いに10冊ほどが売れています。

追加で納入させていただく予定なので、更に100冊増刷しています。こちらも、冬コミで委託予定なので、買い逃していた方は是非、この機会にGETしてください。

『TRPGシナリオ作成の道具箱』シナリオ作成中

TRPG kilica 2011/10/30

作成中

TRPGカフェ Daydream

TRPG kilica 2011/10/23

XOOPS Cube 勉強会サタデーラボで発表するため東京に遊びにいったのですが、ちょうどTRPGカフェ Daydreamさんに委託させていただいていた『TRPGシナリオ作成の道具箱』が売り切れてた!という報告がTwitterであったので、ご挨拶もかねて追加補充分を持って行ってみました。

神田駅で降りて数分歩くと、もうDaydreamさんの入っているビルに着きます。ビルの位置は若干わかりづらいですが、JRの高架沿いに歩いて行けば着きますし、ビルの入り口にちゃんと看板が出ていますので、多分大丈夫かな。

入るとまず、TRPGの蔵書に圧倒されます。ボードゲームもひと棚分詰まっています。お話では、日本で発売されたTRPGの8割ほどがそろっているとか。

次に目についたのが椅子! ここでは、プレイスペースがもうけられていて、TRPGが遊べるのですが(というかそれがメイン)、なかなかいい椅子が揃えられています。TRPGは長時間座って遊ぶので、いい椅子はとても重要。パイプ椅子や古いオフィスによくあるちゃちな椅子など論外です。肩の高さまで背もたれのある大きな椅子もあり、なかなか贅沢に遊べそうです。すばらしい。

後の勉強会の時間が迫っていたので15分ほどで失礼させていただいたのですが、店長の槇村さんには丁寧にご対応いただきました ^_^ いつか、普段遊べないようなマイナなTRPGで遊んでみたいものです。

『TRPGシナリオ作成の道具箱』委託分完売その1

TRPG kilica 2011/10/4

同人誌『TRPGシナリオ作成の道具箱』のプレイスペース広島様委託分20冊が完売しました。やった! 会場で売れた時もうれしかったのですが、これもめちゃくちゃ嬉しい。

しかもこんな早くに完売するとは、思ってませんでした。並んだのが9/14のようなので、1ヶ月立たずに完売ということになります。ちょろちょろ売れて、年明けくらいに完売だと素晴らしいな、と思っていました。

早速、追加分を置いていただくことになりました。週明けくらいには並ぶよう、発送いたしますので、しばらくお待ち下さい。

なお TRPGカフェ DayDream 様のところにも置いていただいていますので、関東地方の方はそちらでもお求めいただけます。

『TRPGシナリオ作成の道具箱』ショップ委託情報

TRPG kilica 2011/9/12

夏コミで頒布しました『TRPGシナリオ作成の道具箱』を以下のショップ様に委託しました。

店頭に並んでいるのを確認したわけではありませんが、クロネコヤマトのストーキング機能によれば到着していますので、お店の方におたずねください。

TRPGオンラインセッションツール xgmtk

TRPG kilica 2011/8/7

xgmtk(eXtensible Game Master ToolKit) というTRPGのオンラインセッション用のツールを開発しているサークルがコミケ2日目(13土東S34a 犬山屋算譜)に出るようです。見落としそう。

リンク先を見ただけではどれほど開発が進んでいるのか、どんな機能を持つのかよく分かりませんが、XMLベースのシナリオ作成ツールというのは非常に興味が有ります。

ちなみにリンク先、そっけないサイトで head などの情報も全く定義されていませんので、Chrome だと化け化け。

コミケ80:TRPGシナリオ作成の道具箱

TRPG kilica 2011/7/25

今回のコミケット80では、サークル参加して同人誌を出します。

2011年8月12日(金)西つ10a「RT研究会」です。

発行予定誌はTRPGのシナリオ作成方法をご紹介した『TRPGシナリオ作成の道具箱』。全60p。

TRPGシナリオ作成の道具箱

誰でも、素早く、面白いシナリオを作れるようになるシナリオ作成方法を解説しています。頒布予定価格500円と、大変お求めやすくなっておりますので、ご来場の際はぜひお手にとってご覧ください。

実は、内容そのものは Creative Commons ライセンス(BY)で公開予定です。なので、買わなくても中身は読めますが、読みやすく整形され、さらには公開版にはない図表がふんだんに(?)載ってます。

是非遊びに来てね〜。

 

#ただいま、売り子募集中です。時間の1/3〜1/2くらいいてくれればOKです。

FEAR シナリオの分析

TRPG kilica 2011/6/26

コミケ用原稿の参考資料にしようと思い、先週 FEAR系(と言っていいのかよくわかりませんが)のシステムのシナリオをいくつか読んでいました。ちなみにまともに遊んだことはないので、あくまでもシナリオを読んでの感想です。読んだのはDX2、 アルシャードガイア、ビーストバインドの各公式シナリオ。

まず感心したのが、シナリオのフォーマットがきちんと統一されている点。もうちょっとシステムによってブレがあるかと思ったのですが、どのシステムのシナリオでも、各シーン、解説・描写・セリフ・結末の四つの要素で記述されています。

今回の僕のコミケでの出し物は、ゲーム的に面白いシナリオを作りましょう、というテーマなのですが、その観点からFEARの各シナリオを見ると……これまたびっくり、全く内容が無い!見事なまでに。唯一、最後の戦闘くらいのものです。それ以外のシーンは何かというと、ひたすらクライマックスシーンにPCたちを向かわせるための動機付けに使われているのです。ちょうど、ビジュアルノベルでエンターキーを押して先に進めていくみたいな感じ。

でまあ原稿の参考には全くならなかったのですが、面白いなとも思いました。なんでこんな作りになっているのか、というのを、断片的に伝え聞くコンセプトと付き合わせると納得いくところが多い。

一つは、「コンベンションなどで事故らない」という方針です。「事故」というのは多分、セッションの途中で詰まってしまったりすることを言うんだと思います。よくありますね、パーティがうまく情報を手に入れられなかったり、PCが「俺そんなの知らないよ」と言い出して進まなくなったり。その点、FEARのシナリオであればシナリオに書かれているとおりふんふんと進めていけばクライマックスまでさらさらと流れていきますし、その途中、くどいくらいにPCの背中を後押しするイベントが発生します。

二つ目は、「短時間、少なくともコンベの時間内で終えることができるシナリオ」という方針です。一時期「最速」とかいう売り文句を聞いたこともあります。1,2時間程度で1シナリオ、1日に数シナリオをこなすといった話も聞きました。TRPGで時間がかかる(というか時間が読めない)部分といえば、プレイヤたちが行動をあーでもないこーでもないと話し合っている部分です。1時間くらい平気で話しますね。「お、決まったか」と思ったら、プレイヤのひとりが「でもやっぱりさ」とか言い出して、議論が振出しに戻ったりすることも日常茶飯事。その点、FEARのシナリオでは悩む部分はありませんから、ひたすらシナリオを進めていくことができます。

三つ目は、リプレイなんかで超展開というか、プレイヤがとんでもない設定を考えだしてシナリオに混ぜ込むことを許容できるという点です。FEARのシナリオでは、PCが何をやろうと、セッションはクライマックスに向かって進んでいきます。クライマックスを除けば、PCの行動とシナリオは相互作用せず、お互いにあまり影響を及ぼしません。だからプレイヤが好き勝手をやっても、クライマックスにたどり着く意思さえ持っていれば、まあ割となんとかなるのでしょう(違う?)。

こうした方向性は、僕の趣味ではないのですが、なかなか潔く面白いなと思います。

『挑戦!魔剣が呼ぶ迷宮』を読む

TRPG kilica 2011/6/13

今回は Sword World 2.0 のシナリオ集『挑戦!魔剣が呼ぶ迷宮』を読んでみます。2本のシナリオと、「ダンジョンシナリオの作り方」という解説が収録されています。ダンジョンシナリオがテーマのようで、2本のシナリオもそれです。

内容的には至極真っ当なダンジョンシナリオ。いやあ、まだこういうシナリオってあるんだね、と安心。広さはそこそこですが、イベント盛りだくさんです。

基本的には素直なシナリオというか、ひたすら進めていけばクリアできそう。

ダンジョンシナリオは今回対象外なので、軽く触れる程度にしておきます。