基本的な枠組みを決める
アイディアは概ね出しましたので、ここから出したアイディアを選別し、並べ替えてシナリオを形にしていきます。
がその前に、どれくらいの「秘密」を用意すればいいのか、当たりをつけてみます。
サイクルを考える
「インセイン」はサイクル数によって行動回数が決まりますので、それによって解き明かせる「秘密」の上限が決まってきます。『インセイン』のサイクル(PC一人あたりの行動回数)は3から4が適切とルールブックにガイドがありますので、今回は4にしてみました。
そして、分かりやすく半日を1サイクルとし、1日目昼、1日目夜、2日目昼、2日目夜の4サイクルに。
あまり根拠はなく、何となくではありますが、今回のシナリオでは関わったPCの体が徐々に人形に乗っ取られていく恐怖を描いているので、一定時間の経過で症状が進行してくのをプレイヤに伝えると恐怖を煽れる、かもしれません。
大雑把に計算する
4サイクル5PC とすると、パーティ全体で4x5=20回行動できる計算です。仮にシナリオの秘密を10用意すると、PC5人の抱える秘密と合わせて調査対象となる秘密の数は15。調査判定に全て成功するとは限らないため、10+αの秘密くらいが適切なのではないかと思います。
シナリオの舞台・時期
別に後でも構わないのですが、想像をふくらませやすく、アイディアを出しやすいかなと思い、先にシナリオの舞台や時期をおおまかに設定してみました。
- 神戸川の流れる山間の小村(後に水戸川に変更)
- 寒さの和らいできた3月初旬。春休み期間(学生がスキーに来る)
- 近くのスキー場から送迎バスで20分くらい
- 小さな温泉がある