氷川 TRPG 研究室

Hikawa TRPG Laboratory

ペアシナリオメイキング

タグ:
TRPG
シナリオ
2011/9/25
カテゴリ
シナリオ作成

「ペアシナリオメイキング」は、二人(あるいは数人)で一緒にTRPGのシナリオを作っていくというシナリオ作成方法のことを指します。これは筆者の造語ですが、呼び方は違えど同様のことをやっている方はあちこちにいるようです。

 一般にTRPGのシナリオは、出版・公開するような特別なシナリオでもなければ一人で作ります。

また特別なシナリオを作る場合でも、誰か一人が主だって作り上げ、他の人はその出来上がったものをレビューしたりテストプレイに参加して感想を述べたりという形で制作を進めたり、ストーリー、モンスタのバランス調整、シーンなど、それぞれ役割分担を決めて制作することがあります。

しかしペアシナリオメイキングでは、二人のどちらも主たる作成者としてシナリオを作っていくスタイルを取ります。そこには制作上の役割分担を設けず、シナリオの全体にわたって二人で密に相談しながらシナリオを創り上げていきます

 

ペアシナリオメイキングには、デメリットもあります。

なんといっても面倒くさい。自分一人なら、好きなときに作り始めて、好きなペースで作り上げていくことができます。試験勉強のごとく、セッションの前日に夜更かしして作った経験があるのは私一人ではありますまい。

しかし、ペアシナリオメイキングとなるとそうは行きません。相手がありますので、多少忙しかろうが、何週間にも渡って制作を放置という訳にはいかないでしょう。仮に相手が「気にしないよ、忙しいでしょ」と理解してくれたとしても、十分ストレスになります。

また、相手との意思疎通が上手くいかないと、これもストレスの元です。

人によっては、一人でシナリオを作る場合の何倍もパワーが必要になります。特に、ふだんシナリオのアウトプットを頭の中やメモ書きで済ませている人にとっては、相当しんどいと感じるかもしれません。

 

しかしながら、そんなデメリットを補って余りあるメリットが、ペアシナリオメイキングにはあります。

すべてのシナリオをペアシナリオメイキングで作るべき、などとは全く思いませんが、1年に1回くらいは作ってみてもいいかな、と思います。続きを読んで「いいかも」と思われた方は、ぜひ実践してみてください。

ペアプログラミング

「ペアシナリオメイキング」には元ネタがあり、プログラミングの世界で実践されている「ペアプログラミング」というのがそれです。ただプログラミングとシナリオ作成では状況があれこれ違いますので、元ネタ程度にお考え下さい。興味がありましたら調べてみてください。

参考


blog comments powered by Disqus

Powered by XOOPS Cube 2.2© 2001-2013 The XOOPS Cube Project
BY 氷川 霧霞 - xc-tokai